ROBOMECH2022(2022年6月1日~4日)
はじめに
学会シーズン到来。5月11日から13日開催のSEAD34に続くリアル学会参加となった。
ROBOMECH2022は、札幌コンベンションセンターの現地対面とZOOMオンラインのハイブリッド開催。
全セッションポスター形式で、参加者2000人を誇るロボット関連の大きな大会。
岡山から千歳空港は飛行機が飛んでいたな。今回は楽勝だ
予約を取ろうとしたら・・・え、現在コロナで欠航中!
うそでしょ
またしても、行きは伊丹空港、帰りは羽田空港から新幹線という
交通費と時間のかさむ変則行程になってしまった
チュートリアル・ワークショップ(6月1日)
ROBOMECH2022の初日(6月1日)は、毎年、学会員か非会員かも関係なく、無料のチュートリアルとセミナーで構成される。
非常にお得な取り組みなのに、結構いつ申し込んでも空きがあるのが不思議
事前登録するだけで、誰でも現地またはYOUTUBEで最先端の研究内容を視聴できる。
ロボティクス・メカトロニクス講演会2022シンポジウム『 “いいかげん”を科学して未来を創るソフトロボット学3』
ポスターセッション1日目(6月2日)
6月2日からポスターセッションが始まる
ROBOMECHの特徴として、各研究室が研究内容の宣伝をTwitterで行うことが挙げられる。
いつもはTLが研究内容のアピールであふれかえるのだが、今回は数えるほどしかTweetがなかった。
やはり現地会場は良い。リモート発表も受け付けていたのだが、6から7割は現地発表を選択した模様で、ほとんどのパネルの前にポスターが貼られていた。
JAXA共同研究でご一緒した
中央大学の中村先生、大量の発表のそれぞれを自分で説明するという気合いの入れよう
「まだ未発表ですが」といって、これからの研究の方向など未発表の情報が手に入るのも、対面ならでは
バイオミメティクスのセッションが充実している
ソフトロボット学の最新成果も
ここでは紹介していないが、鈴森康一領域長も、月面基地建設システムなどを自ら説明をされていた。
未来機械の三宅さんと出会った。新潟でもお会いしたことがある。金子真先生の最終講義会場でもお会いした
機械学習を使用した○○という講演がずいぶん増えた
サッポロビール園で懇親会が行われたのだが、人数制限ですでに申し込めなかったのだ。残念
ポスターセッション2日目(6月3日)
企業展示
企業展示が多いのもROBOMECHの特徴
おわりに
6月4日の土曜日は市民向けイベントなので、研究者は3日間の会期で引き上げる。
今回、ハイブリッド開催にしたことで、経費が対面のみと比べて5割増しだったらしい。
岡山大学からは神田先生、脇元先生、山口先生がポスター発表をされた。
みなさん、デモ装置を持ち込むなど、気合いが入っていた。
飛行機が飛ばないいま、どのようにして来たのか気になるところである。
私は、ソフトロボット学の聴講が主目的だったので、今回は聴講だけの参加だった。
少しずつ日常が戻りつつある。
意外と大御所の先生を見かけないなと思ったら、
直前に開催された国際会議ICRA2022に出席して
感染あるいは濃厚接触者が続出している(といううわさ)を聞いた。