くちびるに歌を
多感な15歳の自分が30歳の自分に宛てて手紙を送り、その返事が自分に返る。音楽臨時教師の柏木ユリも本学の出身で、15歳の時に30歳の自分に宛てて手紙を書いていた。自分の人生の悩みを抱える15歳の中学生たちと、人生の挫折を味わった30歳の音楽教師。それぞれの思いが交錯し、衝突する中で「逃げないでまっすぐに自分と向き合う」人生を進むと決意する登場人物たち。船の汽笛とコンクールの課題曲「手紙」が物語の進行に重要な役割を果たす。
#くちびるに歌を
くちびるに歌を
島の風景が美しく、そこに生きる人々の生活が生き生きと描かれているのも本作品の大きな魅力になっている。
長崎県は出島、ザビエル、島原の乱と、キリスト教と深い関わりのある地域。
本作品でも、教会が凛として建つ映像美とともに重要な役割を果たしている。
手紙~拝啓十五の君へ~
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