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CREST最終打合せat京都芸術大学(2024年2月7日)


はじめに

岡山大学に2023年4月に赴任された中澤教授が領域代表を務める「JST戦略的創造研究推進事業CREST「「優しい介護」インタラクションの計算的・脳科学的解明」の、
今後に向けての展望を話し合う会合が京都芸術大学望天館で開催された。

私は門外漢なのだが、中澤先生のご厚意でメンバー登録していただいた。
卒業展の日程に合わせて開催されるのだ!

京都芸術大学は、山の中腹にある感じで、それぞれの建物が頂きにあるため、間違えるといちど下まで下る必要がある。
「望天館」の名前からして、一番高いところにある建物に違いないと思い込んで階段を延々と上っていった私はまさしくその状態となった。

おそらく、有終館まで登ったと思う
わたし「この建物、望天館ではないのですか?」
女子学生(気の毒そうに)「このずっと下に見える建物が望天館です」
余裕を持ってやってきたつもりが時間ギリギリになってしまった!

望天館の大会議室は素晴らしかった
わたし「国連みたいですね」
学長「国連の会議室をモデルにしたそうです」

京都芸術大学会議室
国連会議室
https://www.cao.go.jp/pko/pko_j/organization/researcher/atpkonow/article096.html

会議(10:00-12:00)

CRESTの最終成果と今後について、
各自がスライドを使って説明していく。
メンバーが理系から文系、芸術系まで多岐にわたっているので
考え方が各自異なっていて非常に面白い

わたしは、もし指名されたら、書籍「ホモ・デウス」の
「餓死・病死・戦死の年代は終わり、人類は不死・神性・幸福を追求する年代にはいった」ことから、「生まれてから死ぬまで幸せな人生を送ることが可能な社会の構築を目指す」このプロジェクトは時宜にかなったテーマなので、国家をあげて取り組んでいかないといけない、などと発言するつもりだったが、出番はなかったw

学長室(12:00-13:00)

学長室に弁当が用意されていて、食べながらしばし歓談

学長室は、さまざまな芸術品がそこかしこに配置されていた。
それらの品々について吉川学長からいろいろレクチャーしていただいた。

卒業展(13:00-17:00)

卒業展は2024年2月3日(土)から2月11日(日)までの長期に渡って開催される

キャンパスは、すべての教室を開放していて
水が流れるモニュメントの広場まで芸術作品で埋め尽くされている。
アートは、個別交渉で譲り受けることができる。
水が流れるモニュメント前のオブジェは買い手がついたそうだ

動く展示も多く、映画や演劇もある。

4時間では全然時間が足りない!

作品の前にはQRコード付きの名刺がおかれている。
QRコードをスキャンすると、作者の膨大な作品を鑑賞することができる仕組みなのだ。もちろん作者のサイトには有料作品もある。

ジャンプフェスタに迷い込んだような錯覚に陥った。
漫画学科があって、コミックやアニメがデコレーションされている空間を遊泳する。

中澤教授に「矢野さん、岡山大学より京都芸術大学の方が合っているんじゃないですか?」と、からかわれた。

女子学生が多いなと思ったら、
学生の男女比は4:6だそうだ
芸術系だからなのか、
個性的でおしゃれな子が多い印象だ

実は、京都芸術大学には通信教育部があって、
こちらの方が生徒数がはるかに多い(1.5万人)そうだ。
年配の方が芸術を学ぶケースが非常に多いという。

通信教育部の卒研コンテストは
在学生の日程とは別に行われるそうだ

懇親会(18:00-20:30)

懇親会は「京酒場 みさと」

日本酒とおばんざいの店と謳っているだけあり、
器と盛り付けは素晴らしいし、美味しい日本酒が揃っている

おわりに

京都芸術大学で遭遇した体験が衝撃的だったので
大量に持ち帰った戦利品をゼミ学生に紹介しながら
熱く語ってしまった。
京都芸術大学と共同研究ができるといいな♬

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