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日本機械学会年次大会ポスターセッション「次世代アクチュエータシステム」(2023年9月6日)


はじめに

日本機械学会年次大会は、ある時期から
講演会場の確保がしやすい、すなわち教室数が少ない大学でも対応できるように、口頭発表と並行してポスター講演が採用され、学生の発表は基本ポスター講演に移行した。

機素潤滑設計部門アクチュエータシステム技術企画委員会は「アクチュエータシステム」のポスター講演を受け持った

講座の学生さんもポスター発表を行った。
ポスター発表は3日間あり、1日目か2日目にあれば3日目は参加しなくても良かったのだが、あいにくわたしの参加しなければならない行事が3日間に分散してしまい、結局3日間張り付くことになった。

科研費の締切が迫っている中、これはきついっっww

OS-j(部門横断)  J111 次世代アクチュエータシステム[ポスター]

2023年9月6日(水) 13:00 〜 14:30 E (8号館1階)
ポスター会場は正門からかなり歩いたところで、ずいぶん細長い会場だった。巨大なファンがぶんぶん回っている。

キャンパスマップ

[J111p-01] 近赤外光照射による液体金属含有フィルムの光熱変換アクチュエーション

〇髙橋 飛馬1、遠藤 洋史1 (1. 富山県立大学)

[J111p-02] Auxetic流路機構を有するエラストマー構造体の検討

〇田代 将英1、遠藤 洋史1 (1. 富山県立大学)

[J111p-03] Auxeticアーマードを主体としたシリンダー型ソフトロボットの空圧歩行

〇近藤 駿太郎1、遠藤 洋史1 (1. 富山県立大学)

[J111p-04] ベローズ型複数アームに追従する切り紙式ソフトグリッパーの拡張動作

〇本多 佑希1、遠藤 洋史1 (1. 富山県立大学)

[J111p-05] Auxeticカイラル構造体の面外変形を基盤とした多彩な動作

〇一口 翔1、遠藤 洋史1 (1. 富山県立大学)

[J111p-06] 機械学習の導入による空気圧ソフトマニピュレータの姿勢推定精度の向上

〇須郷 賢1、吉本 依史1、脇元 修一1、浮田 貴宏1、山口 大介1、神田 岳文1 (1. 岡山大学)

[J111p-07] 磁界のパターンマッチングを用いた球面モータの姿勢計測精度の向上

〇乾 航也1、下岡 綜1、矢野 智昭1、笠島 永吉2、五福 明夫1 (1. 岡山大学、2. 産業技術総合研究所)
球面モータのPIDフィードバック制御を修論のテーマとしている学生さんの発表
今回は、昨年行ったホールセンサを用いた絶対姿勢計測センサのお話

[J111p-08] パターニングしたIPMCの電気干渉を考慮した応答モデリング

〇榎本 純1、釜道 紀浩1 (1. 東京電機大学)

[J111p-09] 装着型制動装置のための空圧式フレキシブルリニアブレーキ

〇渡邉 匠海1、佐々木 大輔1、原田 魁星1、大槻 尚太朗1、門脇 惇2、八瀬 快人3 (1. 香川大学、2. 香川高専、3. 近畿大学)

おわりに

ポスター発表は、登場しはじめた頃は口頭発表よりワンランク下に見られていて、今でもそのように考えている先生方もいらっしゃる。

ロボット関連の研究者の間ではポスター前に実物を持ち込めるし、突っ込んだ質疑応答ができるのでポスターは講評で、ROBOMECHなどは巨大な展示会場などを借り切ってオールポスター講演としている。

ポスターは、口頭発表ほどに発表練習の必要がないし、緊張しないという欠点もあるので、いちがいにどちらが良いとは言いがたい。

一人1分のショットガン講演のあとポスターに移行するなど、さまざまな方式が試みられている。
メタバースが普及していくときっと講演形態も変わっていくのだろうな

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YANO Tomoaki@
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