#055 未経験エンジニアのAZ-900合格記
みなさまお疲れ様です!yanoです。
先日あげましたこの記事 ↓
こちらで言っていた「最近受験したとある資格試験」と、ちょこっと私のお仕事の話をさせていただこうかなと思います!
と、いうのもタイトルの通りですが、受験した資格試験というのは「AZ-900」という、Microsoft 社の公式資格になります。
なぜ私が受けることになったのか?そして、合格までどんな道のりだったか。例によって備忘録的にまとめていきます。
そもそもAZ-900とは何ぞや?
このAZ-900 を展開しているのは、世界中で誰もが知るMicrosoft 社です。そのMicrosoft から出ている資格は他にも資格が他にもいくつかあり、AZ-900 はその中でもクラウドサービス "Azure" に関する基礎的な資格になります。
今やクラウドサービスは、さまざまな業界で使われており、これなくしては運営が成り立たない状況が生まれつつあります。
クラウドで有名なのは、Amazon 社が提供する AWS 。これは私でも聞き及んだことがあります。Twitterなんかでも、どこかのサイトがダウンしていると話題になれば、裏にはAWS のサーバーの不具合だった、なんてこともありますね。
そんな時代の流れについていくために今回の資格を取ったのか?・・・いいえ、私の場合は「取らなければならなかった」という方が正解でした。
エンジニアに転職しました
この記事でも軽く触れていましたが、私は現在駆け出しのサポートエンジニアとして仕事をしています。
根が文系なので、要領を掴むのにはかなり時間を要していますが、最近は少しずつできることが増えてきて、先輩方にも助けられ何とか稼働している状況。先輩方には足も向けられねえ…。
そんな今の会社の一つ目の課題として「AZ-900」の資格を取ることでした。
ぶち当たる資格の壁。表立って必須とは言っていませんが、取って当たり前でしょうという雰囲気もあり、取らざるを得なくなりました。
ましてや、社会人になってから勉強なんて全然やってきていなくて、私は少し途方に暮れました。
まぁ、入門編の資格みたいなもんだし文系の私でもいけるっしょ!と思ったのが大間違い。実際の受験までの2〜3週間、ちょっと詰めて勉強しなければなりませんでした。
以前、仕事を辞めることをお伝えした記事を書きました ↓
前職はコールセンターで、業界的にはITで経験もそこそこあったのですが、そこでの知識はほんの僅かにしか力になりませんでした。(電話応対のスキルはすごく役立っていますが)
ほんのりとした雰囲気で理解している部分を明確に単語や文章で理解しなければならない作業だったので、この数週間はマジで大変でした。マジで。
どんな勉強をしたのか?
今回の勉強は主にこの以下のコンテンツから行いました。
■ 勉強内容
① 会社提供の模擬問題集
② Microsoft Learn
③ 資格試験対策本
④ デジライン
⑤ Udemy
簡単に1つずつご説明して行きたいと思います!
① 会社提供の模擬問題集
先輩方も例に漏れずAZ-900 の試験を受けて合格しているので、その中から有志の人が模擬問題集を作ってくださっていました。
Forms 形式で1つあたり20前後の問題数となっていて、合計で8つ。
まずは何が出るかも分からない状態だったので、この問題集の正答率を8〜9割にすることを目標にしました。これにはマジで助けられました。
② Microsoft Learn
Microsoft 公式の資料がいくつもあり、そこから勉強して、章末にある簡単な問題を解いて理解を深めることもできます。
英語の原文を日本語に訳してくださってるんですが、読んでいてたまに文章がおかしいことがあります。
英語でリーディングできるぜ!と言う方は、英語で読み進めても良いかと思います。
▽ 公式サイト
③ 資格試験対策本
資格勉強といえば対策本!という学生時代の固定概念により、あえて本を購入。購入した時期が、① の問題集を解き始め、最初よりは幾分か理解が進んでいたため、通勤用の鞄に忍ばせながらも、読んだのはほんの少しでした。
ただ、本の末尾にある模擬問題集はかなり使えました!
そのままの問題が出たり、ニュアンスが近い問題もあったので、持っておいて損はないかなと思います。
▽ 私が購入した対策本はこちら
Microsoft認定資格試験テキスト AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals
④ デジライン
会社の先輩おすすめのこのサイトで、通勤時に繰り返し勉強していました。
すぐに正解・不正解が出てくれるためにかなり使いやすかったです。
これを繰り返し行なって、その上でMicrosoft Learn で勉強するだけでもかなり理解が深まるだろうなと感じました!
この問題集からこのまま出題されているものも多く、短い時間で反復練習するだけでも、かなり良いのかなと思います。
無料でこれだけの問題を提供してくださってるのはかなりありがたいですね…!
⑤ Udemy
オンライン学習コンテンツを配信されている Udemy から出てるAZ-900 用の模擬問題集です。これまでに記載したものは無料ですが、Udemy は有料になります。
AZ-900 は受験料がかかるんですが、Microsoft が提供する「Microsoft Virtual Training Days」に参加すると、無料で受験ができるバウチャーが提供されます。
会社はこのシステムを利用して無料バウチャーの取得をサポートしてくれたので、受験料自体は無料になりましたが、無料だと油断してしまいますよね・・・。
いろんな方の受験の感想を読むと、Udemy を利用されている方も多くいたので、私も油断しないようにと発破をかけるためにも、あえてこの問題集を購入しました!
全て解答したあと、不正解になった問題の解説が出てくるので、ただ解答を繰り返すだけではなく、終わったら不正解だった解説にしっかり目を通すことをおすすめします。
あと、Udemy は時折セール価格で販売されているので、もし購入するなら狙ってみるといいかもしれません!
資格情報の確認
上述した問題集を通勤時とかに繰り返し行うことで、何とか試験自体は合格しました・・・。試験日の週は本当に合格試験の合格点は 700点 / 1000点 で、785点で合格しました。
「いっけええええ!」とテスト完了ボタンを押すとすぐ結果が出てきたので、結果を見る心の準備をする暇もありませんでした(笑)
資格を得られると、Microsoft のダッシュボードで認定資格情報が追加されます。
あと、試験の終了後にメールが届きます。すぐは届かず、1時間後くらいだったかな?
試験の所感
試験内容の詳しいことは試験規約上あまり言えませんが、エンジニア未経験の私でも2〜3週間ほど勉強することで、何とか突破することはできました!
でも、少しでも油断していたら合格できなかっただろうと思います・・・。
あと、エンジニアは未経験ですがIT業界にはいたので、言葉の意味を理解していなくても、概念的に「これかな?」と分かる方であれば、勉強していくことで「そう言う意味ね!」と理解が深まるのかなと感じました。
ただ、エンジニア未経験の自分的には入門編と言えど難易度は高かったですね・・・。もともとクラウドの知識があれば別ですが、なかなか壁がありました。
久しぶりに勉強できた良い機会でしたが、しばらくはもういいです(笑)
あと、試験会場にもよると思いますが、私が利用した場所は AZ-900 だけでなく色んな試験が同時進行していました。
感染対策はもちろん行われたので、私は抵抗感なかったですが、ご時世柄ちょっと・・・と言う方で環境があれば自宅での受験もできるので、ぜひご検討ください。
以上が、未経験エンジニアの受験記になります。
この先もクラウドサービスの進化は続いていくものだろうと思いますので、興味がある方は Azure だけでなく、AWS も含め、資格取得を目指してみてもいいかもしれませんね!
note では仕事のことをあまり触れることはないと思いますが、もしまた何か資格だったり、良さげな情報があればシェアしていこうと考えています。
私と同じような駆け出しエンジニアの皆様に幸あれ・・・!
それでは!
yano