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御嶽山に想う

御嶽山は過去に何度か登っている。
会社の仲間と富士山登山の練習登山と称して登っていたが、練習とは失礼なほどに富士山とは異なる魅力の多い山だったと想う。

2013年7月に登った時は良い天気だった。
王道の田の原ルート(王滝コース)。
おんたけ2240スキー場の裏からの出発。

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夏なのに雪が残っているってだけで『おおっ』てなりますよね。

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まごころの塔に来た時は雲に覆われて視界が悪くなった。

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八丁ダルミを上から見る。まごころの塔が小さく見える。右側が火口だ。2014年9月の噴火では山頂の剣ヶ峰とともに、この逃げ場のない場所でも多くの人が亡くなった。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

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御嶽山の山頂3067m
日本一高いところにある湖のニノ池が見える。
剣ヶ峰は火口付近なので今も火山規制のため、ここには行けない。

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ニノ池に向かう途中にはわずかに三ノ池が見える。

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ニノ池のこの景色はもう見れない。
美しいエメラルドグリーンの水をたたえた湖だったのに。

今は火山灰が流入して湖が消えかかっている状態。周りは火山灰の土砂が降り積もっているのだから、年々埋まっていくのは仕方のないことなんだけど。

それでも自分は今のニノ池が見たい。
田の原からは無理なようだが、御岳ロープウェイを使って、黒沢コースでここまで登れば見ることはできるようだ。
ただしニノ池山荘はコロナ禍によって宿泊はできない。宿泊して朝の御嶽山からの風景も見たかった。
もう3,000m近くでは冬なのでめちゃくちゃ寒いと思うけど。

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あと溶ける雪が作り出す自然の紋様も自分は美しいと思ってしまう。

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下記の写真は2014年7月に黒沢コースから登った時の写真。
登り始めた時間が遅かったので、ニノ池までしか登っていない。
光が当たると見え方が全然違うので、リピートしたくなる。

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御岳ロープウェイの麓にはきれいな花畑もありました。

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ロープウェイ(正確にはゴンドラリフト)から見る景色もいい。
スキー場として運営していた頃にも訪れてはいるがもう昔過ぎてどんな気持ちでボードを滑っていたのか覚えていない。
今まで行ったことのあるスキー場も日記などで残しておかないとなくなってしまって何もかも忘れてしまいそうだ。
復活してくれるなら絶対に滑りに行くんだけど、厳しい自然に立ち向かわなきゃいけない状況をただの観光者が気軽な欲望で口にするのはおこがましい気持ちになる。

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真冬に訪れるとおんたけ2240スキー場から少し、下ったところにある新滝という凍った滝もとても魅力的だ。ここは滝の裏側に入れる。

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名古屋の人にとってはきれいに見える御嶽山は富士山以上に身近な山で魅力がいっぱいだ。

火山を自然をなめてはいけない。
山も海も川もリスクはさまざまある。
自分の能力によってもリスクは変わる。
避けれるリスクは避けたい。

だが、その魅力を、そのリスクをとことんあじわって生きるのが
自分が満足する生き方かなと想う。

まぁ、基本的にビビリなので、むちゃはできないんですけどね。




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やん(矢野達也)
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