たくさん歩く(上宝ふるさと歴史館) #108
前回からの続きです。
千光寺を訪れたあと、適当な目的地がないか検索します。
円空さんの作品が上宝ふるさと歴史館で見れそうだと分かり、電話をかけて営業していることを確認し、目指します。
両面宿儺を追うなら飛騨大鍾乳洞、その近くにある善久寺に行くという選択肢もあるのですが、千光寺にいるときにはそれには気が付きませんでした。飛騨大鍾乳洞は訪れたことがないので行きたいです。
◇◇◇
石仏
千光寺から林道を走り、車で山の道路を走ります。
ふと目についた「石仏(いしぼとけ)」のバス停。
家の近くに同じ地名があるので気になりました。
バスの時間が1日に4本?
見渡すと変な石が見えました。
この石を見て「なるほど、だから石仏ね!」と理解し、口にする。
マイナースポットだと思うけど看板は新しく立派。
石仏といわれればそう見えます。
近くから見るより遠くから見るのがいいね。
でも近くから見たい人😁
石仏もいいけど、なにげなく振り返った時に見たこの風景が好きだったり。
小川があるんだけど、なーんにも手が入っていない小川。
のどかな風景ってこれだよなぁって感じ。
ここから富山湾まで流れていくのだね・・・
◇◇◇
円空さん
上宝ふるさと歴史館に着きました。
上宝村(かみたからむら)のイメージがあるけど、今は高山市ですね。
館内に入ると自分1人。受付の人も女性1人でした。
入館は無料です。かなり充実しているのにね。
写真撮影はフラッシュ禁止ですが、撮影できるとのこと。うれしい。
まずは目につくのはこちらですよねー。
奥飛騨のジオラマと円空さんの仏像、飛騨の暮らし・歴史の絵。
新穂高ロープウェイにはまだ乗ったことがありません。
天気のいい日に乗りたいなー。
あと、笠ヶ岳は岐阜県にある単独の山としては最高峰なので登りたいんだけど結構な距離なので躊躇しています。虚弱だからトイレと疲労が心配。
円空さんの作品がありました。ガラス越しだから撮影が難しい。
でもいい表情の神像ですね!記憶に残るなぁ。
他にもたくさんの作品を見ることができました。
頭に蛇が乗る善女竜王もたくさん円空さんは彫っています。
雨乞いが必要な村人のためにたくさん彫ったのでしょう。
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飛騨の暮らし
クマやイノシシを狩って暮らしていたお話。
自分はクマに遭遇したことないけど、会ってみたい反面、そりゃ怖いだろうって思う。今までクマでもいるんじゃないか?って気配を感じたことは何度かあるけど気のせいかな。
藁で編んだわら長靴
見てると履いてみたくなる。
他にも山間(やまあい)だから水はあるんじゃないの?とか思っていたら川より上に田があると水を引くのが大変だったとか、百姓一揆があったとかの話が容易ではない山村の暮らしぶりを感じることができました。
「うそ方便も世界の宝」ってなんだー?!
簡単に言うと税金の対象外にするよを反故にして対象を増やしたんだね。
そして、そんなのあんまりだーって老中に直訴したら、全員斬首。
直訴は一部が勝手にやったこと村とは関係ないと代官が言うも、そんなことはできないと村のリーダーが立ち上がったけど武力で抑えられ、結局、村のリーダー殺されちゃうという悲しいお話。
奥飛騨の歴史を勉強することができました。
さてと次はどこに行こうかな。
続く