たくさん歩く(夢見が丘)#361
前回からの続きです。
夢見が丘展望台
近江神宮に参拝したあとは、山を登っていきます。
といっても実は道を間違えて、また京都に向かう湖西道路に乗ってしまい、次のICで降りて、また近江神宮の前を通るという失態をやらかしていたけど、それはどうでもいい。
そして世界遺産『比叡山延暦寺』に向かうための比叡山ドライブウェイ『田の谷峠ゲート』に着きました。
比叡山ドライブウェイの前の道は京都方面から登ってくる人のために広くなっているみたい。
昔はもっと訪れる人が多かったのかな?
ドライブウェイの入り口でチケットを受け取り、出発。
あっという間に最初の展望台に着いたので、ここで琵琶湖を見るぞー!
と降りてみました。
道路を挟んで展望台があります。
結構な坂ですね。あとでここで事件が起こります。😅
琵琶湖が見えますね。気持ちのいい天気です。
本当は琵琶湖にかかる橋のそばにある大きなビルのホテルとかに泊まれたらいいなって思ったんですけどね。
自分の才覚ではあれに泊まる財力は作れないです。😭
夢見が丘ガーデンベル『結』
展望台から駐車場を振り返ってみる。
CAFEもあるけど、その上にも何かありそう。行ってみよう。
CAFEは朝、早すぎてまだ営業していませんでした。
あ、ふくろう🦉がいた。隣にクマもいたけど逆光だった。
くるくる回る風車を発見。
くるくる回っていたけど写真じゃ伝わりませんね。
風が弱いからか、回らないのもいたけど。
ベルを上から見る。
自撮りのスタンドが、よくできていて観光地のスマホを置くスタンドはみんなこんな感じだったらいいのにって思ってました。
ということでしっかりと自撮り。
奥にある遊園地にも行ってみましたが、まだ営業を開始しておらず。
スーパースライダー乗ってみたかったのに。
おじいちゃんライダー
さて、帰ろうかなと車に乗り込もうとしたときにそれは起こった。
1人で来たっぽいおじいちゃんライダーがいたんですよ。
ここにね。
ガシャーンと音がしたんです。
見上げるとおじいちゃんライダーが倒れた自分のバイクを見て焦ってる。
あっ、やっちまったな。
バイク乗りって自分でバイクを起こせないとどうたらとかあるんでしたっけ?
いや、どうみても重そうだぞ。
助けに行かなきゃダメだよな?
目が合った。
全力で助けてください。お願いします!っていう哀願の視線が突き刺さる。
(TдT)
後ろを振り返って、見渡して・・・『僕?』☝
っていうギャグをやろうかなと一瞬思ったけど、本気で悲しみそうだから止めた。
「はいはい、大丈夫大丈夫!起こしましょう」
とバイクとおじいちゃんに近づく。
まだキレイな中型バイク。乗り慣れていないのかな?
ちょっとショックだよね。傷はどこかに付いてるだろうな。
自分はハンドルに手をかける。おじいちゃんはシートに。
ゆるやかの坂の谷側にバイクは倒れたようだ。
山側に起こすとなると大変だぞ。これは1人だったらしんどいはず。
二人で力を入れるも起き上がらない。
よし、本気を出すぞ。
「せーのであげましょう!」
声を合わせて、本気で力を込める。
ぐぐぐぐぐぐ・・・・はぁはぁ。よし、何とか上がった。
しかし、これ気を抜くとまた倒れるぞ。手は絶対に離せない。
「停めるときはハンドルを山側に、ステップを谷側にしないと」
自転車だってそうだし、平地があるなら平地に停めてちょっとぐらい歩いた方がいいよって思うけど、そういう話はとりあえずいい。
「まずは、エンジンをかけてあっちの駐車場に行ってみましょう!」
エンジンをかけようとするもかからない。
え?壊れた?まさか・・・。
と思っていたら、なんか焦って間違えてたっぽい。
無事にエンジンがかかって広い平地の駐車場まで走ることができました。😅
「ありがとうございました」
とお礼を言うおじいちゃんライダーにさわやかに
「このあとも気をつけて走ってくださいねー!」
とカッコつけて自分の車に乗り込みました。
おじいちゃんにとっては大事なバイクに傷が付いたかも知れないけど、ちょっとの傷は勲章だよ。
こんなところで誰かを待たずに済んで良かったね。
人助けになって良かった。
いい旅の始まりだなーって心の中で思ってました。😄
続く
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