たくさん歩く(関洞戸・高賀神社) #101
前回からの続きです。
さるとらへび
関市の山奥にある高賀神社に着きました。
こんな山奥に博物館を建てるなんて訪れる人が少ないだろうにって思うような場所です。
訪れたのは高賀山に2回登山で登っているので3回目ですが、今までは神社は素通りしていたので、この「高光公とさるとらへびの像」を写真に収めたのは初めて。
長良川鉄道の川風号に乗らなければ、興味を持って見ることもなかったと思うとなんだか面白い。
高賀山の山頂からの風景も素晴らしいんですよ。
◇◇◇
関洞戸円空資料館
関洞戸円空資料館の入り口でドアを開けると、こちらに向かって走ってくる小さな女の子2人。
そして彼女らのおばあちゃんと思われる受付の女性に出迎えられました。
女の子は4歳と7歳ぐらいでしょうか?
お金を払って入館したら、7歳ぐらいのお姉ちゃんと思われる子が自分と一緒に歩きだしますw
(え・・・ついてくるの?!)
廊下の洞戸の紹介写真は撮影できるけど、円空さんの作品は写真撮影できないとのことなので、写真はここまで😁
「かしまちょうからきたの!」
どこですか?かしまちょうw茨城県?佐賀県?それとも川島町の言い間違い?それとも本当にかしま町って近くにあるの?※岐阜市にはあります
「へぇ~、そうなんだ!かしまちょうから来たんだ?」
「あのね、おともだちがくるの、おんなのこなの」
展示や円空さんを見るべきか?
それともこのまま話を合わせるべきかw
まぁ悩むところじゃないよねw
オッサンが久しぶりにヒト扱いされて喜ぶの巻
「へぇ~、お友達と遊ぶの楽しいよね!」
頭の中には従姉妹が後からやって来るんだろうなっていうイメージ
この子ははたして本家か分家か?
今どきはそんなこと言わないだろうけどw
一緒に歩きながら、窓から外が見えるところへw
「あの、ピンクの屋根の向こうがおばあちゃんの家なの!」
おばあちゃんの「戻ってきなさーい」ってお孫さんをたしなめる声が遠くからするけどお孫さん聞いちゃいないw
「あのピンクの屋根の向こうの家がそうなんだ、近いんだね!」
と言った会話を交わしていたら、ようやくおばあちゃんが近づいてきて、普段はガイドはしていないんだけどとちょっとだけ円空さんについて説明してくれました。😁
中の展示では円空さんが木にはしごをかけて、のみを打つ姿がありました。
仏像も数体、狛犬もいました。
入り口の取っ手は狛犬でした。
短い時間でしたが、可愛い狛犬に出会い、見送られた気がしました。
◇◇◇
神水庵(しんすいあん)
高賀神社から少し下ったところに高賀神水(こうがしんすい)というお水を持って帰れる場所があります。
水筒1本でも、20リットルまでのポリタンクでも同じ100円で、貴重なお水をいただくことができます。
水筒と100円を握りしめて、入り口に近づくと目配せして、手を振ってくれる受付のご老人。
お言葉に甘えました。
「次は20リットルのタンクを持ってくるんだよ」
と優しい笑顔で言われました。
20リットルなんて使い道、思いつかないなぁ。
続く
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