たくさん滑る(W高鷲・骨折) #22
これはもう20年以上前にホワイトピア高鷲で骨折したときの話です。
あっ、W高鷲というのはホワイトピア高鷲スキー場を略した言い方です。
ちなみにトップの写真は昨年2月末のホワイトピア高鷲の写真なので、クマに襲われたとかそういう話ではありません。
でもちょっとびっくりした?😁
スノーボードクロス
昔、まだスノーボーダーが市民権を得られておらず、岐阜の奥美濃では免許がないと上級エリアを滑れないとか、そんなこともあった時代。
スノーボードクロスという競技の草大会が、いろんなところで行われてました。
で、自分はそんなに上手いわけでもないのですが(ジャンプとかグラトリとかしないしね)でも、それなりに滑っている以上は腕試しはしたい。
そう思って大会に友人と一緒にエントリーしました。
あれ?手首が
前日にある程度、コースの形は作られていたので、ちょっと練習とかをしていたと思います。
そして練習を終えて、気楽に滑っていたときです。
左側の坂を登って飛び跳ねたら、なぜか地面に対して体が水平のまま着地。
着地というか、左手を下敷きに後頭部から叩きつけられました。
ヘルメットとかしてなかったんですけどね。
脳が激しく揺らされて1分間ぐらい、ぐあんぐあんしたなと思ってようやく立ち上がって気づきます。
あれ?左手がめっちゃ痛い。これはヤバい?
その日はあまりにも痛いのでもう滑らずにスキー場の簡易宿泊施設で休みました。寝たら治ることを信じて。
大会出場
痛みは夜になっても、朝になっても引かず。
友人にかなり痛いと告げますが、捻挫だろうと思ってスノーボードクロスの大会にエントリーします。
参加者はリボンを腕に巻くのですが、左手が全く何かを掴むこともできないので、腕に巻いて先を歯で噛み、右手でリボンを縛りました。
そろそろ、この痛さはちょっと尋常じゃないなと思っていたのですが、エントリーのお金も払っているのでそれを無駄にしたくない一心でスタート地点に並びます。
まだこれはただの予選に過ぎないですけどね。
2位までに入れば次の対戦に進むことができるだったと思います。
スタートゲートには6人が並びます。
そして一斉にスタート。
両手でスタートが切れない自分は4位でスタートし、何とか抜いて2位になり、先頭を追いかけます。
先頭が途中でコケて自分が1位になりました。
やった!ラッキー!これでミスしなければ1位でいける。
そう思ったのもつかの間。
コースの中盤、ちょっと連続するバンクでミスして転倒。
普通なら、パーンと地面を叩いてすぐに立ち上がりリカバリーすればどうということはない。
はずですが・・・
地面を叩いたら激痛が・・・😫
あ・・・ダメだこりゃ・・・。
結局、そこですぐに起き上がれずもがいて立ち上がり、結果は5位でした。
まぁ、1位だったとしても次に進む気力があったかどうかは分かりませんけどね。
診断結果
ちなみに運転手だったので帰りの運転はオートマのシフトレバーも全部、右手で操作してました。左手さえ使わなければ問題ありませんからね。
まぁ、つい使ってしまってその度にぐぁぁぁと悲鳴をあげてましたが。
そして翌日、会社を休んで医者にいったら案の定、診断結果は「手首の骨折」
全治1ヶ月。ギプスを1ヶ月ほどしたのでした。
指先の臭いこと臭いこと。鼻がもげる。
仕事はキーボードが打てればなので遅くてもなんとかなりましたけどね。
でも悪いことばかりじゃありません。
保険が下りて8万円をゲットしました。
そして骨折した1週間後に会社の仲間と長野県の白馬岩岳スノーフィールドにギプスした腕で運転し、スキーウェアからギプスのせいで腕が出ないので左手を使わずに2日間を楽しんだのでした。
お風呂でギプスの手をお湯に浸けないようにしていたら
「はい、矢野くん何か言いたいことがあるんですか?」
と茶化されたのが良き思い出ww😁
北京オリンピックでスノーボードクロスとか見たら、あーこういうことしてたのね!ぐらいに思ってくだされ😅
(うそうそ!そんな激しいものじゃなくてスピードももっと遅いし起伏も緩いオコチャマレベルですけどね)