たくさん聴く(あかし) #2
渋谷って騒々しいな・・・
そう思って降り立ったのは2016年の11月のある日のこと。
新幹線で名古屋から東京に出てきたのは久しぶりのことだった。
東京にはお昼には着いたので、お台場なんかをうろついてガンダムを見たりした。(ちなみにユニコーンガンダムは見たことがない)
夕方になり、わざわざ東京に訪れた理由となる目的地の場所に向かった。
いや、左のそこじゃないですよ!
いろんなところを歩いてきたが、こういう道を歩くのには慣れていない。
(慣れていない理由はそれだけじゃないと思うがw)
変な輩に絡まれさえしなければどうということはないけど、田舎者なのでちょっとビビっている。
道玄坂っていう名前がもうダメだ。絶対、人を襲ってたやつの名前だろ。
◇◇◇
そのお店は狭い階段を降りた地下1階にあった。
ここに集まった理由。
それは同じアーティストを尊敬し、そのアーティストから、それぞれが受け取ったもの・感じたものを語り合うためのオフ会だった。
お互いに好きな曲、好きになったきっかけを話していたら、時間はいくらあっても足りなかった。
誘ってくれた友人には名古屋のお土産を渡して感謝を伝えた。
会も中盤にさしかかった頃、ある出来事に自分の心が打たれた。
参加者の中に中学生ぐらいの可愛らしい女の子がいた。
お母さんと一緒に来ているその子は車椅子だった。
大人1人じゃ抱え上げることができない特別な車椅子。
彼女の可動域は全身に渡って限られていた。
子供なので夜遅くまで一緒にはいられない。
それでも少しでもみんなと仲間と尊敬する人への想いを分かちあいたくて、ここまで来たんだってってことを理解した。
お母さんがお願いしますと言い出すまでもなく、みんなでその重い車椅子を持ち上げ、狭い階段を慎重にお店の外まで担ぎ上げた。自然に、すごく自然な流れで。
ここには書かないけど、その子の名前がすごくいいんだ。
出会った人、みんなが笑顔になれる名前。
その子にとってこのアーティストがどんな存在なのか聞いてみたかった。
でも聞かなくても、その表情から限りなく伝わってきた。
ここにはそれを分かっている仲間がたくさんいるんだって思うと少し涙が出そうになった。
◇◇◇
そんな人の人生を大きく変えちゃう自分の尊敬するアーティスト
RAM WIRE
3人が作り出した音楽はnoterが好みそうな優しさで溢れていると思う。
その中からある1曲を紹介したい。
この曲はスポーツを頑張る人たちに絶対に響く歌だ。
ネットを探すとそういった声がたくさん見つかる。
だから自分は、この曲をぜひ、 たくむさん に贈りたい。
なんといっても「あかし」ですからね!
託された想いを背負うじゃなく
羽根にして
現実(いま)と夢を繋ぐ
瞬間に僕ら出逢う為に
あと一歩 あと一歩前へ
君と見たい景色がある
共に嘆き何度も願った
日々を越え今ここにいるんだ
あと一歩 あと一歩前へ
無数の笑顔が待っている
夢が夢じゃないことを
きっと身体中で証す為にいくんだ
ケガから復帰して頑張っている人は大勢いる
あの景色をみるために
自分の身体を信じて前に進んでほしい
あと一歩 あと一歩前へ
夢が夢じゃないことを
きっと身体中で証す為にいくんだ
サポートいただけると喜んで活動するタイプです。どうかよろしくお願いいたします。(^o^)