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健康的で多彩なオフィス飯をmiiveとnoshで社食のように

一昨年くらいから、miiveという福利厚生サービスを導入している。

やたらと好評な福利厚生サービス「miive」

miiveはプリペイド型のクレジットカードを利用した福利厚生サービスで、カードを社員に配布し、毎月ポイントを一定額付与しておく。後は普通のクレジットカードと同じように利用するだけで、福利厚生対象の店舗やサービスでの決済時にポイントが自動的に引かれていく仕組み。

利用できる店舗は「食事」「エンタメ」「学び」などのカテゴリに分かれていて、利用するカテゴリによって自動的に課税や非課税が設定されている。その内容に応じて利用可能な範囲でポイントが勝手に利用されるため、利用者はあまり深く考えず、普通にクレジットカードとして利用しているだけでも、福利厚生制度を有効活用できたりする。地域によって利用可能な店舗に差はあるが、ネットサービスでも利用できるため、どこに住んでいても利用に困ることはあまりない。

miive導入以前も一般的な福利厚生サービスを導入していて、今も一応契約はしているが、利用頻度はmiiveの方が圧倒的に高い。素晴らしい。

リアルカードのデザインも社内の評判がとてもよい

ただ、社員のみんなには大変好評なこのサービスを、自分はあまり活用できていなかった。

立場上、手当扱いになってしまう課税対象の店舗では利用できないため、課税対象の店舗で利用しないよう工夫して利用する必要があった。その上、使えると思ってデリバリーサービスを利用すると、注文した店舗によってはmiiveの利用対象外店舗だったりすることもあり、徐々に萎えて利用しなくなってしまった。まあこれは、あくまで自分の話。

miive + noshで社食気分

そんな状況が今年に入って変わってきた。使える店舗を探すのが面倒であれば、確実に使える食事関連のサブスクで利用枠を埋めてしまえば良いと気づいた(思い出した)ことが大きい。

ちょうどその時期に食生活の見直しを考えていたこともあり、ずっと気になっていた宅食サービス「nosh(ナッシュ)」を試してみることにした(noshはmiiveの利用対象)。

noshは糖質30g以下、塩分2.7g以下で高たんぱく質の食事を冷凍で届けてくれる宅食サービスで、2018年にスタートしたサービスらしい。この1年、動画やソーシャルメディアでのタイアップ広告が活発で自分の目に入ることも多く、なんとなく気になっていた。

co-meetingでは、毎月2,500円分のポイントを付与している。役割としてはリモートワーク手当(月額15,000円)と大きくは変わらないため、今のところはこの金額に抑えている。それに対して、noshを月1回8食プランで注文すると、毎月約5,600円なので、miiveを利用すると半額くらいに抑えられる。

1食700円弱と考えると少々高いけど、400円弱だと考えると安い。noshは基本おかずだけなのでご飯が必要だが、ご飯を付け加えても500円ちょっと。外食はもちろん、コンビニ食と比べても安上がり。これで健康的な食事ができて、毎回色々なメニューを楽しめるのであれば悪くない。

noshの箱。こんな頻繁にクール宅急便を受け取るのは人生初かもしれない。

miiveには「バジェット機能」と言って、利用できる店舗を選択したグループを作成し、そのグループごとにポイントを付与できる機能がある。書籍購入や学習支援など、福利厚生の制度設計に利用するためのものだが、noshなどの宅食サービスをまとめてバジェットを作れば、社食のように利用できるのかもしれない。

noshは十分すぎるほどおいしい

noshを契約してからこれまで24食注文しているが、思っていたよりもずっとおいしい。ただ、この感想は現在の自分の状況が影響しているのかもしれないので、食生活改善を意識している自分にとっては、十分すぎるほどおいしいと言い換えておこう。

自分がうまいと感じたメニュ―をいくつか列挙してみる。「にんにく醤油から揚げ」「半熟卵とチーズのグリルハンバーグ」「肉豆腐」「旨だれペッパーチキン」。肉豆腐は別だが、から揚げやハンバーグを今の自分はオフィス食として選ばない。でも、食べても問題がないとわかっているnoshであれば、安心して食べられる。これが素晴らしい。

から揚げは大体おいしい。から揚げの量がほどほどなのが逆にありがたい。

自分がたまに食生活改善をする際には、ダイエットアプリ「あすけん」を利用して食事を記録している。あすけんを利用するといつも思うが、カロリーや糖質の制限はそう難しくない。むしろ、栄養バランスを考えたメニューを作ったり選んだりする方が遥かに大変で、塩分や脂質まで意識したメニューを毎食選ぶのは、かなりしんどい。

それが、noshを利用するとその辺を一切考えずに色んなメニューを楽しめるので、その快適さが味の評価に上乗せされているのかもしれない。

予想外な食卓の楽しみ生むおまかせメニュー

noshのメニューは自分で選ぶこともできるが、最近はおまかせでメニューを選ぶようにしている(食材が偏ったら選び直すけど)。そうすると、時には自分の口に合わないメニューが届くこともあるが、それはそれで楽しい。

メニューは色々ある。食べてみないと味がわからなそうなメニューも多い。

食べるものを適当に選び、レンジで温めた後にふたを開けるのが、徐々に楽しみになっている自分がいて、ちょっと驚いた。

考えてみると、目の前に並ぶまで食べるものが分からない食事をする機会は減っている。外食ではある程度味を想像して選ぶことが多く、曜日ごとに家事を分担している我が家では、自分が食べるものは自分で作ることが多いため、やはり予想外の食卓は生まれにくい。

期待が伴う食事の面白みを完全に忘れていた。

メニューのカテゴリが記載されたふた。冷凍庫内で選ぶときに案外便利だと最近気がついた。

noshには常時60種類以上のメニューがあるようで、毎週3品新メニューが追加される。入れ替わることが前提のサービスであるから、注文したメニュー以外に代替メニューを設定しておくことができ、実際にこの短期間で代替メニューに入れ替わることが何度かあった。

そんなnoshをおまかせで注文し続けていれば、しばらくは楽しめそう。そして、繰り返しになるが、適当に食べていても健康バランスは完璧だ。

まとめ

そんなわけで、健康バランスを考え始めた人にnoshはお奨めです。そして、miiveを利用できる人が、ポイントの利用先に宅食を選択することもお奨めできる。

noshのような宅食サービスは、1食あたりの金額と最低注文数を考慮すると、実際には日々の食事にもっとお金を使っていたとしても、気軽に契約するには少々敷居が高い。それが、miiveのポイントを利用して半額で回せるなら、試す敷居も下がる。別にnosh以外の宅食サービスでもいい。

ただ、食事の時間は日々の生活において大事な時間の一つなので、うまく機能すると満足度は結構高いです。

次は自宅での食事をなんとかしたいところだな。

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