適度なゆるさがあるイベント
今週はサンフランシスコにSalesforceのイベント「Dreamforce」に参加している。登録者数が12万人もいるお化けイベントで、日本人の参加者も非常に多く、会場を歩いているとそこら中に日本人がいる。
規模もすごいのだが、色んなところが適度にゆるくて、そのゆるさで行動がラクになり助かっている。
例えば、昼飯が会場の至るところで配られるのだが、受け取った人たちはその辺に座り込んで食べたりしている。会場の多くは柔らかい絨毯なので座りやすいってのはあるけど、日本のイベントでは中々見ない光景だ。ランチ以外でも、疲れた人が会場の隅に結構座っている。
そのおかげで、ランチを食べる場所にも休憩する場所にも困らず、歩いた距離の割に休めている感覚がある。
そんな感じでも見苦しく見えないのは、会場のデザインや広さ、イベント自体の空気にも起因してそうなので、こっち(US)のイベント全てが同じわけではないだろうが、この場の使い方のゆるさによって、各所のセミナーを見ている人が増えていたりもするので、うまく機能しているようにも見える。
日本でもこんなだったらいいのにな、とは別に思わないが、快適で居心地も良く、こんなイベントも存在するのだなと、しみじみと感じてしまった。
まあ、とにかく規模が半端ないので、頑張りすぎず自分のペースで動けるゆるさは大事な気がする。