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絶望しそうになる高い壁への挑戦

明けましておめでとうございます。

今期も無事すべてのポンカンを収穫することができました。
これもひとえにスタッフの皆様の力だと感謝しています。

毎年のことながら、収穫され選果場に並んだポンカンの山を見ると、これを「自力で売るのか」と考えると絶望しそうになります。

しかし、この壁を越えない限り「安定した農業経営、自立した農業経営」の確立は無理だと心に言い聞かせています。

45年前の静岡でのお茶研修先の教え「相場に左右されるようでは経営にあらず」
お茶ではできなかったけど、柑橘に転換してからは固守しています。

昨年末までに「贈答用箱入りぽんかん」は完売しました。
箱入り落ちした(B品)も順調に捌け、残りわずかになっています。

すべてを片付け、1月中旬から「蔵出しぽんかん」の出荷を始めます。
年内は贈答用大玉(2L・L・M)ぽんかんですが、Sサイズのぽんかんは酸が強いので、じっくり倉庫で貯蔵させ、減酸した熟成ぽんかんを販売開始します。
昨年作った「低温冷却貯蔵庫」を活用し、「ピチピチ」ぽんかんがお届けできると思います。

このSサイズ「蔵出しぽんかん」を完売してはじめて、「絶望しそうになる高い壁」を越えることができるのです。
それまで、皆様の(やのぽんかん園のファンの皆様)温かなご支援、どうかよろしくお願いします。


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