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「貯蔵施設」完成しました

昨年からDIYで製作していた、貯蔵施設が完成しました。

奥は一昨年作った貯蔵施設

6坪の湿度と温度を制御できる、本格的な貯蔵施設です。

和歌山県有田市の歴史ある「蔵出しみかん」。
畑の中に先人の知恵を詰め込んで作られた土蔵。

これを科学的に分析して、現代のテクノロジーで再現したものがこの施設です。
そのために、多くの柑橘試験場の、貯蔵に関する文献を読みました。

肝は、湿度を85〜90%、温度を7〜8℃に維持管理できること。
冒頭の写真が、その心臓部にあたります。

庫内の様子

普通のエアコンでは温度が下がらず、本格的な冷蔵冷却システムが必要でした。(空調施設は、もちろんDIYではありません)

かなり高額になるため、安くあがるよう、構造部分は、仕事の合間合間にDIYで完成させました。
また、西都市の「ふるさと納税返礼品拡充等支援事業」も利用させていただきました。

それでも自己負担が高額になりますが、「ふるさと納税」も含めて「全量自分で売る」という目標にむけての長期的な投資だと考えて思い切りました。

設備等も拡充させ戦力を強化し、来季に向けて「お客様に喜んでいただける」ぽんかんを作ろうと頑張っていこうと思います。


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