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【B'z】ファン歴2ヶ月のニワカな僕がB'zのライブは超一級品だと力説する
はじめに
どうも、やのしんです。
今回は最近ドハマりしているB'zのライブの魅力について語ります。
B'zが今年の5月にサブスク解禁されてから「そういえば高校生の時くらいから疎遠になってるしアルバム単位で聴いたことが無かったな」と思って何となく垂れ流して聴いていたんですけど、歴代の作品たちを聴くうちにふと気づいたことがあるんです。
「B'z、良くね?」と。
昔はあまりピンと来ていなかった楽曲でも改めてちゃんと聴くとすごく魅力的に思えたり、アルバム収録曲もやたらクオリティが高かったり、歌詞をきちんと聞いたらめちゃダサいこと言ってるやんけと思ったりに気づいたりしたら、もう愛おしくてたまらなくなってしまいまして。
それで試しにライブDVDでも観てみるかと2006年のやつを買って観てみたら、これがもう最高だったんですよ。「ロックバンドでこんな超一流のパフォーマンスをやるのなんて日本じゃ他にいないぞ!(たぶん)」とぶったまげました。
まぁこまごま語ってもしょうがないので、いくつかポイントを絞って魅力をお伝えしてみます。
①メンバーのステージング技術の高さ
曲の良し悪しは感じ方に個人差があるから一般論を言うことが出来ませんが、演奏・ヴォーカル・パフォーマンスなどのステージングについてはある程度比較することが出来ると思うんです。
まぁどれを取っても超一流なんですよ、B'zは。
ヴォーカルの稲葉さんは広いステージの使い方をパーフェクトに心得た動きをするのですが、走ったりジャンプしたりしても全然声がブレないし、最後まで声も動きもヘタらない凄さがあります。
また、MCにおけるお客さんへの心遣いも他の方々と比べたときに一段抜けている印象です。
ギターの松本さんは、高い演奏力はもちろんですがやはり彼も軽快に広いステージを動いたりしますし、演奏中の微笑みがもはや悟りを得た笑みになっているんですよね。
実はB'zは「ビッグアーティストに育てる」ことを念頭に置いて事務所にプロデュースされた背景があって初期の頃からずっと大箱でライブを行ってきたので、自然と大箱にふさわしい体力やステージングが身についていったのも要因として大きいと思います。
また、サポートメンバーも確かな腕を持ったメンバーを揃えているんですが、稲葉さんも松本さんも彼らを「フラットな関係のバンドメンバー」として接しているんです。
MCの時間にスポットを当てることもあるし、演奏中もアイコンタクトや身を寄せ合ったりするし、何より彼らそれぞれに曲中以外でのソロ演奏の場面があるんです。
僕はB'z以外でサポメンのソロ演奏なんて観たことがありませんし、そもそも正式メンバーがソロ演奏をするのを観るのもせいぜいドラムソロくらいです。
そのように「バンドメンバー全員の技術が遺憾なく発揮される」ようにするチーム作りやライブの構成力自体がプロフェッショナルだなぁと感じます。
②演出のスケールがでかいし細やか
だいたいのバンドにおいては、ライブの演出って主に映像と照明、あとはスモークや花火の特殊効果くらいかなと思います。(アーティストという広い枠だとまた違うと思いますが、今回は"バンド"に絞った話です)
B'zの演出の主な特徴としては「ダイナミックな大道具」「複数回の衣装チェンジ」「複数ステージの設置」が挙げられます。
まず大道具ですが、ツアーのコンセプトに合わせて色んな仕掛けがあります。
『MONSTER』というアルバムのツアーのときはどでかい怪物のセットが掲げられていたり、『ACTION』のツアーのときはスタントマンによる高所からの落下演出があったりと、毎回お客さんに「アッ!」と思わせるような楽しい仕掛けを複数用意しているんです。
また、衣装チェンジの回数も他のバンドと比べて多いです。
B'zは80年代あたりのアメリカのハードロックとかに影響を受けていることもあって、それらにインスパイアされた衣装をまとうのですが、その系譜ってぶっちゃけちょっと「ダサい」んですよ。でも好きなものを真似てロック遊びをしている彼らはとてもキラキラして楽しそうで、非常に魅力的に映るんです。
そして三つ目の要素「複数ステージ」ですが、メインのステージ以外にもサブステージが用意されることがしばしば見受けられます。
その道中の演出も素敵で、ある時はアメ車を運転しながら移動したり、警備員に扮装して移動したりするんです。
サブステージでやることで、メインステージは遠くてモニターしか見れないお客さんも間近で楽しめるじゃないですか。そういうのは心配りでもあるんだろうなぁと思います。
③あふれるほどの温もり
何と言っても個人的な一番はこれに尽きます。
稲葉さん・松本さんのどちらからも温もりがたっぷり感じられて、観ていてとてもハッピーな気持ちになるんです。
例えばMCのときのお客さんへの声掛けが、「用意されたセリフ」ではなくてきちんと心と心でつながろうとして投げかける言葉になっているんですよね。これはもう、DVDで観てみて下さいと言うほかないのですが。。
それを象徴する出来事のひとつとして、2002年のツアーでB'zが日比谷の野外音楽堂でライブをやったときのことが挙げられます。
チケットが手に入らなかったお客さんが会場外で漏れ出る音を聞こうとして大挙していたんですけど、MCのときに稲葉さんが中にいる人とのコール&レスポンスのあとに会場外のお客さんに向かっても声掛けを始めたんですよ。「会場外に集った人たち、聞こえてますか?」と。そこから会場外の人たちだけのコール&レスポンスが行われたんです。
そのツアーではサポートメンバーに世界的ベーシストのビリー・シーン(Mr.BIGのメンバー)が帯同していたのですが、終演後に彼が稲葉さんに向かって「あの声掛けはアンビリーバブルだよ!」って言っていたんです。
世界のレジェンドをもってしてもそう言わせてしまうんですから、彼らの温もりは超一流と言っても過言ではないでしょう。
おわりに
書いてみたら思った以上に長くなってしまいましたが、同時に思った以上に書き足りなさを感じました。
これだけじゃ全然魅力を伝えられていないなぁと。
まぁでも、結局文字を読むより観るのが手っ取り早いので、もし興味を持って下さった方はぜひB'zのライブをDVDで観てみてください。
2006年の『MONSTER』のライブDVDは中古で800円くらいで買えてしまうんですが、内容はとても充実しているので入口としてとてもオススメです。
ぜひAmazonやメルカリでチェックしてみてください。
(おわり)
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