僕がイベントを開催するときに大事にしていること
はじめに
ここ一年くらいで、僕はイベントを主催するようになりました。
サウナや銭湯をテーマに、自分ひとりだけで喋ったり、ゲストをお招きして対談したり、交流会をしたりと様々です。
と言っても、キャパ10人程度の小規模なものですが。
規模がどうであれ、イベントを主催するときには、僕なりのポリシーを持って臨んでいます。
ポリシー①参加費以上の満足感を持ってもらえるよう工夫する
これはもう大大大前提です。
参加費がいくらであれ、参加者さんは大切な時間を割いて来てくれているわけです。
それに対する感謝の気持ちは絶対忘れてはいけません。
それに応えるためには、「どうしたら『行って良かった』と思ってもらえるか」に真摯に向き合うのが人としての筋だと思います。
ポリシー②ひと時の交流を促す
自分自身がイベント参加者であるときに、勿体なさを感じることがしばしばあります。
それは、登壇者がトークだけやってはい終わり、という従来型のイベントなんかで特に。
「せっかく同じものに関心を持った人たちが集まっているのだから、交流を促したら良いのに」と思うわけです。
だから僕は、イベントの最後に懇親会という名目のフリータイムを設けています。
でも、懇親会の時間を設けるだけでは十分ではありません。
参加者同士の心の壁を取っ払ってからでないと、なかなか交流は生まれづらいからです。
なので僕は、イベントの頭に自己紹介の時間を設けます。どんな項目を紹介要素として盛り込むかも決めてあげて。
最初は参加者さんもドギマギしていますが、いざ自己紹介しはじめるとほぼ100%盛り上がります。
下手したらイベントで一番盛り上がるタイミングかもしれません。
きっとみんな、おしゃべりするきっかけが欲しいだけなんです。
なので、主催者がおしゃべりを促す「いいわけ」を用意してあげたら良いんです。
あとは、イベント内容的に可能であれば、グループワーク/感想シェアの時間をちょっと設けること。
これによって更に交流は加速します。
ポリシー③イベント開始前に参加者さんと会話する
これは会場の空気を柔らかくする効果があります。
なるべく多くの参加者さんにこちらから積極的に声をかけてアイスブレイクしておくと、参加者さんも緊張がほぐれますし、結果的にイベントもやりやすくなります。
あと、参加者さんがどんなモチベーションでイベントに臨んでいるかのリサーチも兼ねています。
ポリシー④軽食を用意する
イベントでただずっと聞いているだけというのは割と口寂しいものなので、お茶とかの飲み物こちら側で用意してあげると親切かなと思います。あとあめ玉とか。
そういうのがあるだけでも場がちょっと和みます。
おわりに
と、こんなところでしょうか。
結局は①に尽きます。それを考え抜いた結果の施策として②③④のようなことがあります。
会場のスペックや、イベントの内容的によって施策は様々だと思います。
「自分が参加者側だったらこうあってほしいな」という問いに向き合い続ければ、自ずと素敵なイベントを作れると信じています。
もしめちゃめちゃ満足して頂けるようなことがあれば!