海外医学部シリーズ (緊急) ２０１9年度版ルーマニア医学部受験ガイド！ 個人で出願するための マニュアル （オラデア大学・ブカレスト医科大学）編

　本書は海外医学部卒後に日本で医者になることを考えた際の費用対効果を考えた際の大学別ランキング資料です。昨今東欧の医学部を目指すプログラムが注目を集めておりハンガリーやチェコ共和国においては日本に独自の事務所の開設もすでになされております。しかしながら、それらの事務所が日本に駐在している大学においては授業料が年々高騰しており、安価で留学をすることは、難しくなりつつあります。一例としてチェコ共和国第二の都市Brnoに位置するマサクリク大学医学部では年間215万円程度の学費が必要となり、卒業までに約1800万円の費用（授業料・生活費）が必要と推定されます。 日本の国公立の医学部を卒業する場合でも生活費を含めると卒業までに1500万円程度必要であることから、これら窓口が敷かれた東欧医学部への留学は現時点でやはりお得な進学プランであるといえるでしょう。しかしながら、本書では日本にサポート事務所が設置されておらず、上記のプログラムよりさらに安価で医学部を卒業することを目指す方々のためにルーマニアのブカレスト医科大学 (THE UNIVERSITY OF MEDICINE AND PHARMACY “CAROL DAVILA” - BUCHAREST) をリストアップ、本年度の出願条件や出願方法を6年間の医学部卒業までにかかる費用とともに記述しました。また、本書では各大学医学部医学科のweb上での応募要項の翻訳や、同国医学生のブログなどインターネット上の情報も個人情報に配慮した上で抽出し、ルーマニア大学医学部の現状を精査いたしました。本書を通じて少しでも多くの方が海外の医学部に低コストで進学し、日本もしくはEU諸国内にて医業に従事されることを願います。