【誰かの何かのためになればシリーズ】 その55
この記事は過去のFacebookにアップしたものを再掲したものです。
2020/05/29(金) (2教室同時展開)
<気づいたこと>
・国語、社会、英語の授業は2教室同時に行いました。
教師が2教室を行ったり来たりするスタイルです。分散登校により、同じクラスが半分ずつ別の教室に入って学習します。
・前回は、Zoomを使って同時授業をしましたが、音声の遅延の問題があったので、リアルに行き来する方がやりやすいのではということで、この方法を先生方は選択しました。音声システムは次回投入します。
・「課題を出す」→「自分で調べて」→「解説を聞く」
という感じの授業が多かったです。
・オンライン授業では、生徒の理解しづらいような部分を解説したり、おさらいプリントを配布したりして、自分に足りない部分を発見させてしっかりフォローしていました。オンラインからリアルへの移行期間といった感じでした。
・黙々と課題を解いている様子は、一見すると家でオンラインでやっているのと変わらないようにも思えます。
しかし、この瞬間でも
・顔を上げると他の生徒が何をしているかという情報を生徒はすぐに
得られる。
・教師は、できていない生徒を比較的にすぐに発見できる。
・冊子のテキストブックを配布して問題を解かせる。
・自分で学習していくことを身につけさせる
<一方で気になったこともありました>
・授業をうまくデザインしないと、生徒にとって空白の時間が生じます。
45分をどう過ごすのか、過ごさせるのか。
・学校へ来て何をするのかについて、まだまだ考えなければいけない。
・静かすぎて、質問したい時にしづらい。
・学校へ来ている値打ちを考えると、
友達との考えを共有して、自分の考えをアップデートするといった
ことができるともっといいなと思いました。
・生徒に大きな声での発言をさせない控えるのならば、iPadを使えば
別の表現方法で、繋がれると思う。
<音声の遅延問題への対策>
・音声問題は解決しました。学校によくあるワイヤレスマイクとスピーカーを2教室に分かれるように配置するだけです。
うまく音量も調整すると、教室内では聞こえて他教室へは大きすぎてだめということはありません。
#分散登校とオンライン授業の違い