【第9回PBLまるまるDay】
天気のデジタル図鑑を二ヶ月間コツコツ制作するPBL
早いもので今回で9回目です。
多くの時間は、授業の終盤の10分間ですが、
時々50分まるまる時間をとっています。
通常の理科の内容は意外とスムーズに進めているので
ゆったりした時間がたくさん取れています。
アイデアが湧くので困難な状況はウェルカムです。
近くで見ていてアドバイスをしたいけれど我慢。
20分ほどしたら各チームの進捗状況を報告してもらう。
最近まで情報収集で終わっていたが、今は制作が花盛り。
<チームごとにいろいろなドラマ>
・前線を作るチーム。段ボールで仕切りをサランラップを巻いて水が染み込むのを防ぐ。絵の具が古すぎて固まっていたので割って中をほじくって利用
・湿度を表現するチーム。コマ撮りで手作りの人形を動かすが、手が動いてしまって思ったようなアニメにならない。次回は机ではなくて床に背景と人形を置いて、机にiPadを固定して撮影する予定。
・海陸風を再現するチーム。ARで再現したけれど、思ったような動きに空気の粒が動かない。
・大気圧のチーム。空き缶をへこませる実験ムービーを撮影しようとするが、背景にいらないものがあって困っている。理科室の隅に黒い板を発見して背景としてうまく撮影できた。
・気象現象の恵みと災害のチーム。実験机の上で水槽に土を山盛り入れて、ジョウロで水を入れて、土砂災害を再現しようとした。べちゃべちゃになりそうだったので急遽外で実験。3方向から同時にビデオ撮影。編集の仕上がりがとても楽しみ。
・台風のチーム。色画用紙の上に綿で上手に台風を再現。でも日本列島の上に持って来た時に、色画用紙にくっつけてしまっていたので、台風の下側の地図が隠れてしまう。仕方なくもう一度台風を作り直し。
・雪の結晶チーム。コマ撮りで小麦粉粘土で作った水の粒を移動させて氷の結晶ができる様子を再現。でも何が何を表しているのか分かりづらいので、編集で工夫が必要。
・風のチーム。ARのアプリがいくつか試して、どんな感じに使えるかアイデアが降ってくるのをひたすら待っていた。まだまだ降ってこない。
・天気のことわざチーム。当たる確率が60%というWebで調べたのをそのまま載せようとしていたのでファクトチェック。分母は何か。もう一度調べ直すと、思っていたものとは違うことに気づいた。あとロイロの共有ノートでみんなでイラストを塗っていた。
・天気図の読み取りチーム。絵を描くときはPagesで描くよりも、慣れたロイロの方が便利だとひたすら書いていた。
・気象観測チーム。雲に電波を照射して跳ね返ってくる時の波長の違いを調べるというのをアニメで表現しようとしている。初めは直線的なレーザー光のように描いていて、アニメを再生すると見事に表現できていた。しかし、もう一度調べて直してみると波のように進むことがわかって、一コマずつ書き直し。