親子ツーリング、あと何回行けるかな
こんにちは。YANOです。
実は、私は普通二輪自動車免許を持っていて、母のフォルツァ(ビッグスクーター！)に乗っています。
見た目がおっとりしてる方なので、バイクの免許を持ってることを周りに言うと必ず驚かれます。
私は、4歳くらいの頃から親のバイクの後ろに乗ってお出かけすることがありました。
時には、バイクで親の後ろに乗りながらウトウトしていたらしいです。
赤信号で止まっている時に隣の車線を走る車のドライバーに、「子供寝てるよー！！」って教えてもらったらしく、なんとか落ちずに済みました笑
(お子様をバイクの後ろに乗せる方は、ベルトや紐を付けることをお勧めします！)
兄はバイクに乗ることを怖がっていましたが、私は対照的で、バイクの上でも眠ってしまうほどリラックスして、かつ、楽しんで乗ってました。
親の腰に腕回して、ピッタリくっついて乗る安心感。全身でじかに風を感じるスリル感。
周りにバイクに乗っている友達はいなかったので、優越感のようなものもありました。
そんなこんなで、いつかバイクの免許を取ることは当たり前のように感じていたし、両親が免許を取って親子ツーリングしたそうな雰囲気だったのを察していました。
本当は高校生の時に取りたかったけど、高校の校則が厳しくて、取れませんでした。
(制服でバイクに乗るとか、めちゃカッコ良くない！？母校の制服ダサかったけど！笑)
それから、大学に入ってすぐ「まずは車の免許とった方がいい」と言われ、車の免許をとりました。
免許って簡単に取れるもんかと思ってたけど、舐めてた。実技も学科も意外とむずくて、結構勉強しました。
大学生の前半は、留学へ行くための英語の勉強、サークル、バイト、課題に追われて全然バイクの免許を取りに行くことができませんでした。
そして、大学4年生のとき交換留学から帰ってきたとたん、父親に「バイクの免許いつ取りに行くの！？今行かないと取れないよ！？！？」と半分無理やりな感じで、教習所に連れていかれました。
その頃は、就活もしていたので、「え！！！まだ心の準備が！！」って感じだったのですが、今思えば教習所の費用も負担してくれて、引っ張って連れて行ってくれた父には感謝です。
まず教習所で申し込む前に、倒れたバイクを起こせるか確認がありました。
え、、、バイクってこんな重いん！？！？笑笑
って感じで、めちゃめちゃ踏ん張ってなんとか起こせることができ、ひと安心。
教習はいつも緊張したし、転ばないようにソワソワしてたけど、2ヶ月くらいでなんとか実習を無事に終え、念願の二輪車免許を取ることができました！！！！
自分が母のフォルツァを運転する日が来るなんて！！
当たり前って思ってたけど、実現したらしたで、変な感覚でした。
うわー。もう、そういう歳になったんかって。笑
それから、大学生の時に宮城に住む友人に会うため11月の寒い中バイクで行ってみたり、父親と日光や静岡へ日帰り弾丸ツーリングしたり、バイク生活を楽しんでいます。
前職で山梨に住んでいた時には、車の代わりに1ヶ月だけバイクを実家から持って行き、‶車なしバイクだけ生活”をしたりもしました。
(山梨は良い道がいっぱいあるから、また行きたいな〜)
ただ、今のところ、私のツーリング仲間は父親しかいないのです。(母も、肩が痛いと言い始めてからバイクに乗らなくなってしまいました)
だから、たまに父を誘って一緒にお出かけしたりします。この前もmotoGPというバイクのレースを2人で見てきました。
その時、ふと思ったのです。
いつまで、こうやって親子でツーリングできるのかな…？？
父親も最近”おじさん”から”おじいさん”みたいな見た目になってきて、体力も落ちてきてるだろうし、（←失礼な娘だな）
私だって、彼氏ができてしまったら、デートばかりしてしまうかもしれないです(遠い未来)。笑
もちろん、父も歳は取ってきたけど、まだまだ元気だし、私だってバイクに乗って色々なところに走りに行きたい気持ちでいっぱいです。
だから、今一緒に行けるうちに沢山ツーリングスポットを案内してもらいたいなって思います。
「また行ける」って思ってたら、きっと知らぬ間に「あの日が、父との最後のツーリングだった！！！涙」ってなってしまう気がして。
普段は、家の中で「オヤジ」な父に対して、「いびきがうるさい！」とか「汗臭い！」とか文句ばかり言っています。仲良いかって言われたら、そうでもないです。父大好き！！って感じでもないです。
なので、「あと何回ツーリング一緒に行けるかな〜？」なんて、エモーショナルな感じになってるのが、自分でも不思議です。
でも、やはり親との時間は大切にしたいなって思うので、これからも一回一回ツーリング楽しみたいと思います。
こんな風に25歳になっても、こんな風に父親と2人でお出かけする人っているのかな？もし、いらっしゃったらコメント欄で教えてください。
私のバイクストーリーを最後まで読んで下さり、ありがとうございました！
また、どこかお出かけしたらバイク投稿しますので、お楽しみに〜