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複業人材のつなぎ手としての地域金融機関

地域の金融機関は、「複業したい人」と「複業人材の力を借りたい会社」とのつなぎ手として大きな可能性を持っているという話です。

「複業」という自分らしい働き方へのトビラ

自分らしく働き方を実現するための有意義な方法の一つが「複業(≒副業・兼業)」です。

ここでひとまず定義として、

「”自己成長や自己実現”、”社会貢献”など、お金以外の価値を主な目的において複数の仕事を持つこと」

と、しておきます。

自分らしい働き方を実現するためには、まずは色々な働き方の選択肢を知ることが大切です。これについては↓の記事に書いてます。

では、色々な働き方の選択肢を知れば、すぐさま自分らしい働き方を手に入れられるか?と言われると、そうは問屋が卸しません。

何よりも大切なこと。

やっぱり、じっさいに実験・実践することですよね。

その実験・実践の方法として「複業にチャレンジしてみる」という形が増えてくるのでは、と僕は考えています。

どうやって複業先と繋がるか

人によって複業のジャンルは千差万別だと思います。

「違う業種・職種にチャレンジしたい」パターンもあれば、「同じ業種・職種の中でちがう領域にチャレンジしたい」パターンもありますね。

共通で大事なテーマは、自分にとって良い複業先を見つけることじゃないかなと。

どこかの会社・個人に仕事を頼んでもらう、youtubeやnoteなど収益化できるプラットフォームを利用する、オンラインサロンに入会する、などなど。

今は色々なチャンネルやプラットフォームなど自分に合った複業先を見つけやすい環境が整ってきています。

地域金融機関の地域ネットワークと信用力がつなぎ手としての強みに

特に、「どこかの会社・個人に仕事を頼んでもらう」というパターンの複業人材にとっての「良きつなぎ手」になれるのが、信用金庫や信用組合などの地域金融機関です。

なぜかと言うと、その地域に根ざしたきめ細かい店舗網から生まれる、人と企業におけるネットワーク。地域との信頼関係。金融機関としての公共性。つまり地域内の企業のことを広く深く知っています。

民間でこういった特性を兼ね備えた機関は少ないからです。

地域金融機関であれば、複業したい人に地域の安心できる良い会社を繋げることができる。しかも、顔が見える関係性の中で、です。

今、一般的なのは「副業・兼業のオンラインマッチングプラットフォーム」だと思います。便利に気軽に複業募集案件を探すことができます。

これは好みかも知れません。

ですが、少なからず「顔が見えない不安感」を感じている人はいらっしゃいます。「なんとなく大丈夫かな?不安・・・」というやつです。

僕はその感覚、すごくわかります。

だからこそ、地域で安心して自分らしく働きたい人が複業にチャレンジできて、複業人材の力を借りたい地域の会社が助けを求めることができる社会を目指して、信用金庫の社内ベンチャーでチャレンジしています。

複業したい人にとっての、有意義な選択肢をふやしたい。

「まちのワークインフラ」として地域金融機関が良きつなぎ手となれるよう、引き続き実践していきたいと思います!

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