「頼りあい」とリスクシェア
来年度に向けた事業の姿をアレコレ考えているので、改めて原点に立ち返るための整理として。
根底にある考え方「リスクシェア」
実はこのキーワードが「まちの人事部(地域のワークインフラ)」というコンセプトを考えるようになった背景には常に流れている。
文字面だけ捉えると色んな解釈があるので、普段あまり話さない。そこまで話す機会も時間もなかなか無いので。
自分たちの中では、目指すのは「誰でも(大きなリスクを取れない人でも)チャレンジしやすい世の中」で、ひっくり返すと「チャレンジしたいけど、リスクを取りづらい現状」なので、これを解決したい。
そこでこれからの地域社会の身のこなし方として、
「リスクシェアが生まれる関係・仕組みづくり」が
カギになると考えています。
要は地域でお互いに自然に頼り合えて助け合えれば、もっと地域にチャレンジが増えて、世の中も前に進んでいくんじゃないかと。
そこを引き伸ばしていった結果、
「まちの人事部で”働く”を通して頼り合える(=リスクシェアが生まれる)関係づくりをデザインする」
という事業アイデアに繋がりました。
「まちの人事部」の先
上記の通り、社内ベンチャー事業も構想当初から「まちの人事部」なんてものがあったわけではなく、
「チャレンジのハードルを下げる奨学制度」
「チャレンジャーが応援者を集めるための焼肉屋」
「リスクシェアを生むための地域の共感通貨」
などなど、実は過程では色んなアイデアが。
それらを経て、「まちの人事部をつくって、”働く”を通じた関係づくりをデザインする」という現在の構想があるわけです。
なので、本当は「まちの人事部」はゴールではなく、そこで出来た”頼り合える関係性の先に生まれるモノ”を見据えているんです。
それは”働き方”をも超えた価値創造になっていくモノです。
お察しの通り、もはや妄想レベルと言っても過言ではありません。
実現に一体何年かかるんでしょうか・・・
でも、周りにはスゴイ人が沢山いるので、必ず出来ると思っています。
ということで、来年度も楽しみ。「地域でつくるまちの人事部」をまっすぐ目指して、風呂敷広げていこう。そして色んな人に頼らせてもらおう。
もう少しお互いに頼りやすい世の中になれば、少しは幸せに近づけるはず。
閉塞感のある世の中だけど、そこに少しでも明るい風が吹かせられれば嬉しいなあ。
以上、需要あるのか甚だ疑問なウラ話その①でした。