地域の「スキルシェア」と「共育」|LYKKE的ワークスタイルをつくる2年目へ
今回もわかりにくいのを承知で、頭の中の構想を思い切って書いていきたいと思います(後からわかりやすく解説してくれる人を探しています)
目指したい目的地
まず最初に、現状で描いている構想を図解したものを。
これから幾度となく描き直すので名称・言葉遣いは大いに変わっていきますが、目指したい目的地を定めて、ブレないように次のサービスを作っていくためにも大事な作業。
今回書いていきたいのは、昨年6月からスタートしたこの事業の2年目以降の展開についてです。
地域でLYKKE的ワーク(ライフ)スタイルを創る
2年目以降のおそらく大テーマは「LYKKE※的ワーク(ライフ)スタイルを創る」じゃないかなと。
※LYKKE(リュッケ)とは
北欧デンマークで「幸せ」を意味する言葉
・TOGETHERNESS―――人と共にあること
・MONEY―――バランスの取れたおつき合い
・HEALTH―――心も体も満たされる方法
・FREEDOM―――「本当に大切なもの」を見つけよう
・TRUST―――心地いい「サポートの輪」のつくり方
・KINDNESS―――だれかを笑顔にするために
北欧デンマークではこういった価値観を大切にしているようで、とてもあたたかくて好きです。
言い換えると地域の幸せな「働き方」や「生き方」のロールモデルをつくりたいということです。「自分らしい働き方」というのは口で言うほど簡単なことではないものの、ローカルならではの方法があると思っています。
このワークスタイルを作るために今、図の点線内の5つほど(分けるともっと多い?)を施策的に考えています。
そして、まずはその中の「スキルシェア」「まちの同期(共育コミュニティ)」の2つを中心にトライして行こうとしています。
少しさわりの部分を書きます!
「スキルシェア」で自分らしい働き方が地域の価値創造に
まず一つは地域で自分らしく働きたい人が安心して自分のスキルを求める企業と出会えるスキルマッチングサービスという感じでしょうか。
ポイントは大きく2つで
①ローカルの良さをどう編み込むのか
②互助的なリスクシェアの仕組みをどう作るか
だと考えています。
キーワードは
・スポンサー(後援)
・クチコミ(貯信)
・リスクシェア
ここはまた次回以降に詳しく。
自分らしく働きたい人の共育コミュニティ「まちの同期」
2つ目は地域で自分らしく働くために学びあう同期コミュニティです。
ポイントは大きく3つ
①共育(≠教育)
②同期性と同好性
③実践まで繋げる
地域の中で既存の枠を超えた同期をつくる。
学校のような、道場のような、部活動のような、そんなコミュニティになるといいなあと考えています。
ここも長くなるので詳しくは次回以降に!
事業2年目のまとめ
「まちの人事部」として作りたい動きは大きく3つ。
①LYKKE的な価値観で自分らしく働きたい人が「まちの同期」で腕を磨く
②「スキルシェア」サービスを使って安心して働きながら地域の事業者の価値創造や地域活性化に貢献する
③そしてそこで出来た関係資本や共感資本を生かしてさらに新しいチャレンジが生まれる
2年目から①②にトライしてロールモデルをつくり、3年目のスタートの段階でオープンプラットフォーム化まで漕ぎ着けたいところです。
③にいけるのはもう少しかかりそうです。
今までの、少し自己責任的な副(複)業・兼業とは違う安心感のある「LYKKE的ワーク(ライフ)スタイル」を地域でつくる。
そして事業者にとっても今までと違う新しい地域の雇用のあり方、価値創造のあり方を提案するものになれば良いなあ。
がんばるぞー!