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割安株の目安とは?
ども、ヤノです。
株を買う時、迷わず買うことができますか?多くの人は少し悩むのではないでしょうか?
あなたは、「割安株」と聞いて何を思い浮かべますか?「10万円以下で買える株」それとも「チャートが下がっている株」ですか?
去年の僕ならば「チャートが下がっている株」と答えるでしょう。
しかし、ただチャートが下がっているだけでは「割安株」とは言えません。
1つの業界の中で、「これが1番安い」と言う物を見つけるのは難しいです。
では、どうやって割安株を見つけるでしょうか?
今回は、「割安株の目安」と言うことで会社と会社を比べてどちらが割安かを調べる方法を教えていきます。
割安株を見つける方法は大きく分けて3つあります。
1、PER
2、PBR
3、ROE
の3つです。株価を見る時に「概況」で見たことがあると思います。これだけ見ても「何のこと?」と思うでしょう。一つずつ簡単に説明します。
ここからは、文字だけで説明してもイメージがわかない人もいると思いますので、写真を入れながら説明します。
1つ目のPER。これは、利益(純利益)から株価が割安か割高かを判断する方法です。PERは株価収益率といい、「今の株価が、1株あたりの利益の何倍か」を示す指標です。
A社は株価が200円で純利益が500億円
B社は株価が1500円で純利益が10億円
これだけ見るとA社の方が儲かっているように見える
しかし、1株あたりの利益で見ると
このように、1株あたりの利益はB社の方が多い
これらをまとめると、
このようになる
PERの数値が小さいほど割安になります。
この場合は、B社が割安株と判断できます。
2つ目のPBR。これは会社の「資産」から判断する方法です。PBRは株価純資産倍率といい、株価を1株あたりの純資産で割って求めます。
純資産とは、会社の総資産から負債を引いたもの。
PBRは、会社が解散した時に、株主に戻ってくるお金の取り分をあらわした数字です。
例えば
A社とB社は同じ業界、同じ利益水準ですが、
この場合は、A社が割安株と判断できます。
3つ目のROE。これは会社が効率よく経営しているかを測る方法です。ROEは株主資本利益率といい、「株主の持ち分である株主資本に対して、どれだけの利益が出ているか」をあらわすものです。簡単に言うと利回りのようなものです。
ROEは例がありませんが、数字が高い方がいいと言うことです。
この3つの指標(PER、PBR、ROE)を組み合わせることで、銘柄を選ぶ時に正しい判断ができることでしょう。
今回は、3つの割安株を見つける方法を紹介しました。
これを参考に、株を選んでみてはどうでしょうか。本を読んで自分に合ったの投資方法を探すのもいいでしょう。