思い立って二十数年
やりたかった事
僕には若い頃からずっとやりたいと思いながらやっていない事があります。『作詞・作曲』です。高校生くらいで安いギターを買ってもらい、Fに悪戦苦闘しながら何曲か簡単なコードの曲を弾き語って遊んでました。誰に聞かせる訳でもなく自分の一人遊びでしたが、やはり、自分でも作ってみたいと思うものです。そして、書いてみた詩がまぁダサい。C.G.Dとかを適当に弾きながら歌ってみたような気はするんですが、形になるようなものではなかったです。
三十代で思い出す
そこから、十五年くらい経ってからでしょうか、また、『曲作りたいなー』と思うわけです。そこでやったのが、なんでも良いから詩(のようなもの)を沢山書いてみる事でした。一つ一つはちゃんと形にならなくても良いから、百個の詩(のようなもの)を書こうと思ったのです。百個書けば、一曲分の詩を書ける様になるんじゃないか?という良くわからん理屈で始めた事でした。はっきりとは覚えてませんが、百個の詩(のようなもの)を書き終えるまでに二年半くらいかかった様な気がします。その結果は、、、「あぁ、百個書いたなー」で終わりです。
拘りを持たなければ、言葉を綴る事はできました。時間的な制約も設けていなかったので、書きたい時に書きたい様に書いていました。ですから、百個には辿り着けた訳です。しかし、曲を作ろうと思っても何を書いたら良いかわからない。しかも、素人のくせに曲になるような構造で書こうとする。そうすると、途端に書けなくなりました。そして、また数年が経ちます。
四十代で思い出す
そして、去年「ギター弾きたいなー」と思い埃を被っていたギターを引っ張り出して、一人遊びを再開していました。そこで、また思い出しました「曲作りたいなー」と。まぁ、何回やってんだって話なんですが。やっと気付いた事があります。『素人なんだから、ちゃんとした物なんか出来るわけない』という事です。ただ自分の欲求を満たすだけの曲作りなので、なんでも良いから形にすれば良いんですよね。というわけで、作り始めて半年が経ちます。一曲目が出来ません。このままだと、また数年が経ちそうなのでnoteに書いています。なんとか、一曲目をnote載せるのが今の目標です。
今更、題名の話
そして、何故この題名かというと、とりあえず書いた百個の詩(のようなもの)がnoteに書いた壱から百だからです。こういう風に自分の内面的な部分をアウトプットすると、感情の発散にはなってるかな、と感じています。
やっと、本題
次回からは素人の拙い曲作り日記を書いていきます。