Next One
GLIM SPANKYの2016年のアルバム。
GLIM SPANKYの作品をちゃんと聴きだしたのは最近だけど、この作品を聴いて驚いた。ここにロックがいた、まだロックンロールが生きていた。ロックの定義は人それぞれだろう。私にとってのそれは内側から突き上げられるような衝動を与えてくれるもの。一曲目が鳴り出した時に体が震えて、心が高揚した。声を上げ踊り出したいような衝動に駆られた。久しく忘れていた感覚に溺れて、楽曲達を泳いでいく時間。衝動的な序盤から物語を紡ぐ楽曲へと移っていき、しっかりと言葉を聴かせるスローな曲まで流れていく。そこから、もう一度突き上げて、最後は疾走感で駆け抜けて行く。楽しすぎる。一曲一曲に物語があり、アルバムとしての大きな流れもあり、音もカッコ良い。最高のアルバムに脱帽。
という、今更、やっと4年前の作品を聴いた感想でしたー。