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【デジカ】ヌメモンはいいぞー

閲覧していただきありがとうございます!
普段はやんまるという名前でテイマーバトル等に出させていただいてる者です。

今回初めてノートを書かせていただきますので、至らぬ点は多いと思いますが、最後まで見ていただけると幸いです。

今回の内容ですが、2023年11月12日に行われた超テイマーバトルにて使用したヌメモンデッキの紹介と、そこに至るまでの流れ、ヌメモンデッキの回し方などについてお話ししていきたいと思います。

①ヌメモンの基本

はじめに、ヌメモンの基本的なことについて説明させていただきます。
皆さんはヌメモンデッキと一言で聞いてどう感じますか?恐らく「弱そう」と思う方が多いと思います。なのでまずは主要カードを見ていきましょう。
ヌメモンについてある程度知識がある場合は飛ばしてしまって大丈夫です。

デジカで最初に登場したヌメモンです。効果こそ持たないいわゆるバニラモンスターですが、Lv4でありながら登場コスト3、進化コスト1というとても低コストのデジモンです。今後出てくるヌメモン全員が3コストという低コストで、ここがヌメモンの強みの一つとなります。

ライジングウインドウにて遂に効果持ちのヌメモンが登場しました。消滅時にサーチというのはデジカだと少ないですね。登場時効果ではないため、シャイングレイモンルインモードのように全体にBPマイナスをかけられている場合でも手札から出すことで、消滅させてサーチをすることができます。

ヌメモンデッキを作るにあたって、非常に重要な役割のデジモンです。
ヌメモンデッキはトラッシュにヌメモンを送ることでその後役立てることができるので、その後の動きを考えながら適切に手札のヌメモンを破棄していくことで大きなアドバンテージが得られます。しかし、手札を破棄していくと当然手札切れが発生してしまうため、ゲレモンのドローが非常に重要となるわけです。

ヌメモンデッキで優秀な打点となるデジモンです。玉姫紗月が手札にあることが条件になりますが、速攻をつけて殴りに行けます。

こちらも消滅時効果持ちのデジモンです。運が良ければサーチもしつつ、後述するプラチナヌメモンをコストを払わずに出すこともできます。

ヌメモンデッキの核となるカードです。手札を消費するものの、登場時と進化時の両方でメモリープラスができるのはとても強力です。消滅しても効果で後続のデジモンを出すことができ、後述するもんざえモン達が皆優秀な登場時効果を持っているため、ヌメモンデッキを回す上では無くてはならない存在だと僕は考えています。

ヌメモンデッキの強さを一気に引き上げたカードです。進化元にヌメモンがあれば、消滅した際にトラッシュから前述したプラチナヌメモンを登場させることができます。そうでなくても、ゲレモンを登場させて手札補充を狙うこともできます。進化元効果でも同様のことができ、とても重要な役割を担います。

前述したゲレモンと違ってこちらは手札補充はできませんが、相手の妨害に長けています。進化元でも相手のデジモンにセキュリティチェックマイナスを与えられるため、時間稼ぎをしたい時などで良い働きをしてくれます。

ヌメモンの紹介は以上になりますが、いかがでしょうか。強そうだと思いましたか?
恐らくまだいまいち強そうに感じられないという人が多いと思います。ここからは、このヌメモン達をサポートしてくれる仲間達を紹介していきます。

もんざえモンブラザーズです。それぞれが強力な登場時効果を持っていて、またそれぞれにしかできない役割があります。
ライジングウインドウのもんざえモンは登場時、進化時の両方で相手のデジモンにDP-3000を与えることができる、相手のゴツモン等のメタデジモンを処理することができます。セキュリティマイナスも強力で、相手を足止めするのにも使えます。
ワルもんざえモンは手札を消費するものの、相手に退化を与え、更に登場時にはトラッシュのヌメモンを入れることで相手全体のアタックを制限することができます。ミニ金剛って感じで、大門大など低コストで殴ってくる相手にとても有効です。

もんざえモン達はみんなプラチナヌメモンの消滅時効果で出すことができるため、この効果を上手く扱うことがヌメモンデッキを回すコツになります。

ヌメモンX抗体同様にヌメモンデッキの強さを格段に上げた一枚となります。もんざえモンから進化することで横展開をしつつ、効果で相手を処理することもできる非常に強力なカードです。このDPマイナスは相手ターンまで続くため、ベルフェなど効果を受けない状態であっても相手のターンになれば処理することができます。また、もんざえモンの進化元効果で打点を増やすこともでき、攻撃と除去の両方を担っています。

Lv3を全てセキュリティ送りにする効果やLv4以上全員にセキュリティチェックマイナスを与えられるとても強力なカードです。進化元のヌメモンを破棄することで相手のデジモンをセキュリティに送ることもでき、進化元のもんざえモンの効果で打点も増えるため、時間稼ぎ件攻撃要員となります。

ヌメモンともんざえモンをサポートしてくれるテイマーです。もともとDPが低いヌメモンですが、このテイマーをマインドリンクさせることで殴りつつも場に残しやすく、相手に負担をかけることができます。

ブロックされないため、あと少し殴れば勝てるという時に使うと強力なカードです。消滅してもメモリーをプラスでき、採用を検討したいオプションになります。

他にも相性のいいカードは沢山ありますが、主なカードの解説はここまでにしておきます。長くなってしまいましたが、これでヌメモンデッキのカードはなんとなく分かったと思います。次はここで紹介したカードを踏まえて、構築の仕方や動きについて解説していきます。

②ヌメモンの構築

ヌメモンデッキは人によって構築が異なるため、一概にこれが基本の形とは言えませんが、一例を挙げます。
先ほど紹介になかったカードで、コマンドラモンなどのLv3デジモンとヘブンズジャッジメントがありますね。順番に解説していきます。

黒のデッキで優秀なメタカードになります。どちらも環境で強いアヌビやアポカリの動きを大きく邪魔することができるので、ぜひ採用したいです。また、ヌメモンデッキの特徴としてLv3は色さえ合ってれば割と何でもいい部分があるので、お好みでメタデジモンやセキュリティドルモンなどを入れてみるといいでしょう。

個人的お気に入りのカードになります。デジ対をサーチできるということで、デジ対のヌメモンと玉姫紗月をサーチできるのが優秀ですね。また、デッキの上を操作できるためその後の展開を作りやすく、初動カードとしてとてもよい働きをしてくれます。

盤面を処理する上でとても強力なカードです。ヌメモンデッキは黄色と黒色の2色が並ぶことが多いため、DP-6000を基本3回振り分けることができます。

全体的な流れとしては、ヌメモンまたはゲレモンを盤面に出すところから始まります。相手の盤面に合わせてもんざえモンやワルもんざえモンに進化していき、相手を妨害しつつLv6を目指していきます。そこからもまた相手を妨害していき、じわじわ削っていくことになります。ですが、主要カードを早期に引くことができれば様々な動きをすることができます。

ポイント①
ヌメモンX抗体を引けている場合は、序盤から攻めていきましょう。ヌメモンまたはゲレモンから進化し、セキュリティを削っていきます。消滅してもトラッシュからヌメモン名称を復活させられるので、ゲレモンを出して手札補充を狙うのもいいでしょう。既にプラチナヌメモンをトラッシュに落とせているなら、そのまま登場させてメモリーを確保するのも良いです。

ポイント②
もんざえモンX抗体を引いている場合は、もんざえモンから進化させて横展開をしていくのもいいでしょう。進化時効果でデジモンを横に並べながら相手のデジモンを処理できるため、相手を妨害しつつ打点を増やしていくことができます。

ポイント③
玉姫紗月を引いている場合は、デジ対ヌメモンの効果で場に出し、早期から打点を狙っていくのが良いです。ジャミングで殴ることができるため安心です。また、デジ対ヌメモンの効果で速攻をつけるのは自身でなくても良いため、登場したばかりのもんざえモンに速攻を付与し、もんざえモンX抗体に進化させることで、進化元効果で2点チェックをすることもできます。

こうした、自分の手札から器用に動いていくのがヌメモンの面白いところです。
続いて、ヌメモンデッキを使う上で気をつけなければならない弱点を解説します。

弱点①


ゴツモン、紅焔などの効果登場メタに弱い。
ヌメモンX抗体やプラチナヌメモンの効果は効果登場なため、これらが全て止められてしまいます。ゴツモンはもんざえモンX抗体の効果で処理できますが、紅焔は盤面を一掃された上で効果登場をできなくされるため使われるととても辛いです。紅焔の対処方法としては、相手が赤デッキとわかったら適度に自分の盤面を減らし、紅焔を使うコストを少なくさせないということぐらいしかないので、こればっかしは使われるのを覚悟の上で動きましょう。

弱点②
手札、デッキ戻しに弱い。
ヌメモン達の効果は消滅時なので、手札やデッキに戻されてしまうと効果が使えずそのまま終わってしまいます。現環境では青のデッキが少ないため何とかなりますが、青デッキが流行るとヌメモンの活躍は難しいですね。

弱点③

全体DPマイナスに弱い。
主に黄色デッキが使ってくる全体DPマイナスですが、ヌメモン達は皆DPが低いため、これをされると効果での登場もできなくなってしまいます。光の天啓のようにDP-5000までならもんざえモンやプラチナヌメモンが耐えてくれますが、ルインモードのように全体DP-10000をされると全滅です。警戒しておきましょう。

弱点は以下の通りです。ただ、この弱点に対しては何もできないというわけではありません。もんざえモンが黄色なため、ウェヌスモンなどのLv6デジモンを採用することも可能で、苦手対面を想定してレシピを弄りやすいです。
他にもLv7のマーシフルやルインなどを採用することで、対応の幅を広げることができます。各種トレーニングやプライドメモリーブーストを採用しても良いですね。こういった自由度の高さもヌメモンデッキの魅力です。さあ、みなさんもお手元のヌメモンデッキを弄って自分好みのヌメモンデッキを作りましょう!

③ヌメモンの革命

ここまで読んできていただいた皆さんの中で、こう思った方はいないでしょうか?

「アポカリモンとかアヌビモンには勝てるの?」

はっきり言うと難しいです。ヌメモンの強みである継戦能力も、環境デッキの前ではちょっと強い止まりです。相手が処理しきれず勝てることもありますが、速度で倒されてしまうことがしばしば。そう、ヌメモンデッキには速度が足りてなかったのです。

そんなヌメモンデッキに、革命が起きました。

アグロデッキのお供、ウッコモンとルイくんです。こいつらは、今までのヌメモンデッキの物足りなさを埋めてくれる最強のピースとなりました。
ウッコモンの効果で、育成エリアを空けることができるため常に後続の確保がしやすく、動きを途切れさせないで戦うことができます。また、ルイくんを手札から使うことで育成エリアのデジモンを前に出しそのまま殴ったりと打点を増やすことができます。自身の効果でメモリープラスもできるため、低コストの打点として活躍してくれるのです。

そしてこの2枚が、環境デッキを駆逐していくことに大きく貢献するのでした……,

④ヌメモンの覚醒

前述したウッコモンとルイくんですが、最初は僕も何となく強そうと思う程度でした。なので枚数を控えめにして、レシピに入れてみました。

これがウッコモンを採用したヌメモンデッキの第1形態でした。X抗体が入っているのはヌメモンX抗体ともんざえモンX抗体の効果を使いやすくしたかったのと、仮に相手がズドモンACEを出してきても進化元から抜かれないため安全だと思ったからです。
そしてこのデッキの初陣となったのが、11月4日に行われたもけけ杯でした。その時の戦績がこちらになります。

ジエスモン⭕️
ベルフェモン⭕️
アヌビモン⭕️
ガルルモン❌
ガルルモン⭕️

優勝こそできませんでしたが、皆さんはこれを見てどう思いますか?環境でも上位のガルルモンとアヌビモンに勝っていますね。この勝因ですが、一言で言うとシンプルにヌメモンの方が速かったとなります。そんなわけないと思う方もいると思いますが、実際に早かったんです。後述しますが、こちらが事故らず、どの試合も最初の手札が理想に近かったのが良かったです。

この大会でウッコモンとルイくんの強さに気付き、枚数を増量しました。また、チームメンバーからのアドバイスも取り入れ、超テイマー用に出来上がったのがこちらになります。

変更したカードの説明などは後回しにして一度こちらの戦績をご紹介します。

①アポカリ⭕️
②ロゼモン⭕️
③赤ハイ❌
④アポカリ⭕️
⑤アヌビ⭕️
⑥ルガモン❌
⑦リヴァイア⭕️

予選は突破できませんでしたが、環境で強いアヌビ、アポカリ、リヴァイアに勝つという大金星でした。正直自分でも驚いています。


負けについてですが、赤ハイはブラスマストラによる4点チェックからのダイレクトアタック、ルガモンはブロッカーを並べられ攻めきれなかったのが敗因です。

ここからは、超テイマー使用したヌメモンの使い方について解説していきます。

ポイント①
序盤はウッコモンやゲレモンでリソースを稼ぐ。
最初に言っておきますが、このデッキはもともとヌメモンデッキにあったある程度の耐久力を捨て、ある程度の除去と速度に特化させた除去ビート的なデッキになります。特定のデッキには耐久することもできますが、基本は序盤から攻めまくり、相手の盤面が完成する前に叩くのが強いです。

最初の手札に欲しいカードとしては、ウッコモン、ゲレモン、プラチナヌメモンの3枚があると高得点です。そこにヌメモンX抗体もあれば100点の手札と言って良いでしょう。先行なら尚更です。

1ターン目の理想的な動きとしては、育成をウッコモンに進化させ、場にゲレモンを登場させプラチナヌメモンを破棄して手札補充をすることです。後攻であれば、先に手札からルイくんを出して育成のウッコモンを場に出し、育成を更に進化させてからゲレモンを使うと良いでしょう。
手札にこれらのカードがない場合でも、コマンドラモンを引けているなら登場させて山札の上を調整することもできます。

ポイント②
もんざえモンX抗体を活用しよう。
もんざえモンX抗体の進化時効果はシンプルに打点を増やすことができるので、速度に寄せたこのデッキでは最重要となります。また、速度に寄らせたことでブロッカーを並べられると弱いですが、もんざえモンX抗体の効果を使えばブロッカーを処理しつつ殴りにいくことができます。もんざえモンが用意できなかった場合でも、X抗体PFを使えば進化コストを軽減しつつ効果も使えるのでおすすめです。

ポイント③
ヌメモンX抗体とプラチナヌメモンを活かそう。
前述したポイントですが、このデッキでは更に重要です。最初にゲレモンの効果でプラチナヌメモンをトラッシュに送っておき、そのゲレモンからヌメモンX抗体に進化できれば理想ですね。そのまま殴って消滅し、効果でプラチナヌメモンを出してメモリープラスを狙いましょう。

ポイント④
メタデジモンを並べよう。
速度に特化したと言え、相手も最速の動きをされたらたまりません。そこで、相手を妨害しつつ攻めていく必要があります。前述しましたが、チクリモンとチューモンは環境で強いアヌビやアポカリに刺さりやすく、時間稼ぎとして働きます。相手がこちらの盤面処理に手間取っている間に、こちらの盤面を作って一気に攻めると良いでしょう。

ポイント⑤
最終手段はXプログラム。
このカードを手札から使うときは恐らくほとんど負けそうという状況だと思います。ウッコモンかルイくんが場にあれば使用することができ、盤面をリセットしてくれます。しかしX抗体のデジモンは残るため、こちらはヌメモンX抗体やもんざえモンX抗体を場に残すことができます。場合によっては、プラチナヌメモンの消滅時効果を使ってさらに盤面を増やせるかも!

ポイント⑥
デジタマの効果を活用しよう。
デジタマとして今回採用しているのがツノモンです。このデジモンは進化元効果で、自分の他のデジモンが進化したら1ドローできるという効果を持ちます。このデッキはデジモンが横に並びやすいため、この効果がとても使いやすいです。また、ウッコモンを使う都合上デジタマの消費が激しいため、デジタマは5枚にしておきましょう。


ポイントの解説は以上になります。あとは盤面を見定めて、適切にデジモンで殴っていきましょう。この適切な殴り方に関しては、盤面によって変わるので難しいですね。闇雲に殴ってもこちらの盤面が無くなってしまうので、この見定めができるかがこのデッキの使い手の腕前だと思います。

⑤まとめ

ここまで読んできていただいてありがとうございます。ヌメモンデッキについて興味を持っていただけたでしょうか。一見弱そうなデジモンですが、その中には環境デッキに食らいつく鋭い牙を持っているのです。ですが同時に、扱うのが難しそうと感じた方も多いと思います。実際、僕もまだ完璧に使いこなせている自信はありません。何故ならこのデッキは、使えば使うほど上手くなるデッキだからです。現状の手札、トラッシュに応じた最適な流れを把握し、それを相手の盤面に合わせて組み込んでいく。カードゲームにおいて、これ以上難しく、考えていて楽しいことも少ないでしょう。ヌメモンには、カードゲームの楽しさが詰まっているのです!

最後に今回覚えていって欲しいことをまとめておしまいにしたいと思います。

①ヌメモンの強みは横展開と継戦能力!

②手札とトラッシュに応じた動きをしよう!

③相手のデッキ、盤面に合わせて攻め方を変えよう!

④ヌメモンは使えば使うほど上手くなる!

これで、ヌメモンデッキについての解説をおしまいにします。最後に一言、

みんなもヌメモンやろうぜ!

最後まで閲覧いただき、ありがとございました!

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