りかさとりか短文妄想(2021/9/9) ※R-18
お題『沙都子にGスポットという所を身体で教えてあげる梨花』
※質問箱にて提供頂いたお題です。ありがとうございました!
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「うぅ…やっぱり恥ずかしい…」
「ふふ、沙都子、可愛い」
梨花は沙都子の額にキスをする。ベッドの上に、梨花に押し倒されるような形で横になっている沙都子は生まれたままの姿で、その両腕で自身の胸を必死に隠そうとしている。
梨花と沙都子はお互いの気持ちのすれ違いによる、数多くの惨劇のループを繰り返した末、ようやく本当の気持ちをぶつけ合うことができた。
ここに来るまで、お互いに本当に多くの罪を重ねてきた。それらの罪は自分たちの心から消えることは決してないが、だからこそ、二人はこうして永遠を共にすることで、お互いの罪を認め、お互いを赦し、生きていくことに決めた。
「梨花は…こういうことするの、初めてなの…?」
「…何を突然。もちろんそうに決まってるでしょ、私だって100年以上ずっと、貴女のことが好きだったんだから」
梨花は自身の額を沙都子の額にぴたりとくっつけ、そう呟く。
眼前に来た梨花の綺麗な顔を見て、沙都子の心臓は高鳴る。梨花の視界に自分のさらけ出された胸が入ってないことを確認し、沙都子は両腕を梨花の背中に回して抱きしめる。
それが合図になったようで、どちらからともなく唇を重ねる。最初は触れるだけのキスを、唇を離し、角度を変えてはまた唇をくっつける。
お互いにいつの間にか夢中になっていて、息継ぎをする暇すら惜しんでキスを繰り返す。
「んっ、はっ、りかっ…んんっ!」
激しいキスの間、息が苦しくなった沙都子が軽く口を開けて呼吸をしたタイミングを梨花は逃さず、自身の舌を沙都子の口内に侵入させる。途端、さっきまで閉じられていた沙都子の両目が見開かれる。梨花の舌は無遠慮に沙都子の口内を暴れ回り、戸惑いがちに動いていた沙都子の舌も捕まえて絡ませる。
「ふっ…んん…」
「んんん…はっ…はぁ…沙都子…」
「はぁ…はぁ…梨花ぁ…」
息も絶え絶えになった二人が唇を離すと、今度は銀色の糸が二人を繋ぐ。
長いキスで力が抜けた沙都子の腕が梨花の背中から離れると、梨花は自身の顔を沙都子の胸元に寄せ、その頂点を口に含み、もう反対の頂点を指で弄る。
「あぁ!んっ…んん」
普段誰かに舐められたり、触れられることのないそこを梨花の舌と手で自由にされ、今までに感じたことのない感覚が沙都子を襲う。
梨花は自分の行動一つ一つに反応を示してくれる沙都子が愛おしく、丁寧に愛撫を重ねる。
最初は梨花から与えられる感覚をくすぐったいだけのものと感じていた沙都子だが、いつしかそれは快楽に変わってきていた。
「んっ…りか…なんだかおかしいの…あんっ!」
「ん、おかしくなんてないわ、私を感じてくれて嬉しい。そろそろここもいいかしら?」
「はぁ…はぁ…ここって…ふぁ!あっ!!!」
無意識に動いていた沙都子の腰をそっと掴み、沙都子の中心部分に口付けると一段と大きな反応がかえってくる。
「ふぁ、ふぁとふぉ…ひもちいい?」
「いやぁ!そこでっ、しゃべらな、いでぇ…!」
いやいやと首を横に振りながら梨花の頭を必死に掴み、その動きを止めようとするが、今の梨花にはそれは逆効果で。
「はっ、沙都子…私の頭を押さえつけて…もっとやってほしいの…?」
「えっ、ちがっ、んんん!」
沙都子の否定する声を遮るように、梨花は沙都子の突起部分に舌を這わせ、吸い始める。
「なにっ、これぇ…!!!んんんっ!!あっ…!!」
今までとは明らかに違う快楽に沙都子は腰を浮かせる。ベッドのシーツを掴み、少しでも快楽から逃れようとするが、梨花から与えられるものは絶え間なく、気休めにしかならなかった。
「今のと同じくらい、いえ、それ以上に気持ちよくしてあげるわ」
「それ以上って…もっ…耐えられない…!」
「大丈夫よ、私に全てを委ねてちょうだい」
そうして梨花は沙都子の秘部から口を離すと、沙都子に再びキスをする。ゆっくりと舌を絡めた深いキスをすると同時に、梨花は自身の右手の人差し指と中指をその絡まり合う舌の間に挟む。梨花がその舌で指を舐めていくと、沙都子も同様に梨花の指を舐めていく。
今まで見たことのない沙都子の艶めかしい姿に梨花も興奮し、自身の中心部分が熱くなっていくのを感じる。
梨花の二本の指が梨花と沙都子の唾液でいっぱいに濡れると、梨花はその指を沙都子の秘部に侵入させる。
「いっ、んぅっ!!!」
「沙都子の中、あったかい…入っていくわね」
「あっ、ああぁぁぁ!!」
自分の中に異物が侵入する感覚に、思わず涙を流す沙都子。梨花は、その涙を舐めながら、ゆっくりと指を沙都子中に進ませていく。
梨花の指が中に入ってくる度に、沙都子は快楽に耐えきれず、梨花の身体に腕を回し、その背中に爪を立てる。
「あぁ、梨花ぁ…りかぁ…!!!」
「っ…!沙都子…好きよ…」
沙都子が爪を立てた背に痛みが走るが、今の梨花にはその痛みすら愛おしい。
梨花の指が中に入りきり、その動きを止めると、沙都子は少し落ち着いた様子になる。
「沙都子、動くわね」
「はぁ…梨花…んっ!!」
梨花は二本の指をバラバラに動かしていく。落ち着いたのもつかの間、激しく攻め立てられ沙都子は再び梨花の背に爪をたて、そしてこれ以上声を出さないように、梨花の肩を噛んで堪える。
梨花の身体にはいつしかたくさんの爪痕や歯型でいっぱいになっていた。
「沙都子…一番いい所、教えてあげる」
「ふぁ…ん…」
既にいっぱいいっぱいで、まともな返事もできなくなっている沙都子。梨花はちゅっ、と軽く沙都子の唇に口付けると、沙都子の中にある一番感じる部分ーーー『Gスポット』を突く。
「んっ、あぁぁああ!!ふぁ!!やっ、これ、だめぇ…りかぁ…!あっ、もっ…!」
「良いわよ、沙都子、イッて…!」
「梨花っ、りかぁ…ふああああああ!!!」
沙都子は大きく身体を仰け反らせ、愛しい人の名を呼び果てた。
「はぁ…はぁ…梨花…」
「ふふ、沙都子、とっても可愛かった」
「梨花…わたしも…よく分からないけど、ずっとずっと梨花が大好きって気持ちがたくさん湧いてきて、梨花の匂いが幸せで、とっても気持ちよくて…」
梨花は、自身の胸元に顔を埋めながら、そう呟く沙都子の髪をゆっくりと撫でる。この幸せな気持ちのまま眠りにつこう…そう思ったのに、いつの間にか梨花の身体は沙都子によって押し倒されていた。
「えっ、沙都子…?」
「梨花ぁ、たくさん、わたくしのことを気持ちよくしてくれたお礼に、今度はわたくしから梨花にしてさしあげますわ」
沙都子の目が赤く光り、二人は更に快楽の沼へと沈んでいった。
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