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自己紹介が苦手/そんな記事が自己紹介

noteのプロフィールに記事のリンクを貼ることができるようになったそうだ。そのタイミングで、たくさんの人の自己紹介記事を読んだ。みんなそれぞれ個性があり、読み物として本当に面白かった。


そこでわたしも「書きたいな」と思い、パソコンの前に座ってみるのだが何も出てこない。数日経てば何か浮かぶだろうと思っても出てこない。書けない。そんなこんなで、ほかの記事も書けなくて。


だが実は、何も浮かんでこなかったわけではなかった。もちろん、典型的な自己紹介のテンプレートはある。海の見える街に住んでいる26歳女性。アパレルECサイトの運営スタッフ。趣味は旅。一人旅もよくする。東南アジアと瀬戸内海地方が大好き。最近は東アジアも。大学では文化人類学を専攻。フィールドはフィリピン・マニラ。卒論テーマはディープな内容、移民関連。映画は人並みにホラー以外なら観る。好きな俳優は染谷将太。音楽も人並みに。元はバンド好きで最近はK-POP、中国のアイドル、タイのシンガーソングライターまで本当に浅く広く。一人カラオケも趣味。洋服は語れるものが好き。モノづくりやデザインの背景・歴史が好き。外食なら焼き鳥。お寿司、日本酒。休みの日はコーヒーを飲みに。英語が日常会話程度。スキルはその程度。身長が高い。よく言われるのは猫顔。など。


ここまで書いておいてなんだが、わたしは、これらを面白く語る能力がなく、そんな自分に自信がない。だからわたしは、わたしを表現する文章を書くのが怖いのだ。普通の会社員、月並みな趣味、中途半端なスキル、お洒落になりきれない容姿。誰と比べているのかもわからなければ、いったいどんな自分になれたら自信をもって「自己紹介」できるのかもわからない。ただ、本当に今の自分に自信がないのだと思う。


肩書や世間体を気にして、何も自己表現できない。「何者でもない自分の話をするなんて、相手にも申し訳ない。」そんな風に自信が持てない。


でも、よくよく考えてみれば今、あなたがこの記事を読んでくれている。あなたの貴重な時間をいただいて、わたしの文章を読んでもらっている。何者でもないと言いながらも、わたしの考えや経験を聞いてもらっている。


ここに残している記事の一つひとつが、自己紹介のようなものなのだと思う。一生懸命心を込めて書いている。だから、面白い「自己紹介文」は書けないかわりに、これからも「無理せず飾らず取り繕わない、旅・人間関係・容姿について」わたしの経験の中から生まれた言葉を文章にしていきたいと思う。


もし、何かアイデアが浮かんで、書けそう!という自信が持てたら、わたしなりの自己紹介文、書いてみます。それまでは、ここに残してゆく記事で、わたしの人となりも伝わればいいなと思い、書きたいと思います。

これからも、よろしくお願い致します。

#エッセイ #日記 #自己紹介

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カナ
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