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2021/9/24 菅首相 日米豪印「クアッド」首脳会合出席へ

2021/9/24 夜のニュース比較、文字起こし

国際

【菅首相 日米豪印「クアッド」首脳会合出席へ】
フジテレビ:FNN Live News α

内田アナ「4カ国の首脳による初めての対面による会合が間もなく始まりますね。」
風間晋氏(解説委員)「退任直前の管総理が参加することに批判の声もありますが、バイデン大統領のこだわりは日本の総理大臣を含め4人の首脳が一堂に介し、その様子と成果を世界に発信することです。3月のオンライン首脳会議から半年で対面の会議です。そう畳み掛けることで、QUADを一気に首脳レベルの枠組みとして定着させ、日米豪印のスクラムの強さ、それを印象付けるあります。トランプ前大統領が単独パフォーマンス外交だったのに対して、バイデン大統領は連携構築型です。対中国で従来の同盟関係や人権重視をベースに、QUADやオーカスを加えてきました。一方で温暖化対策などでは、中国と協力を思考して、新たな冷戦な望まない、と決定的な対決をするつもりはありません。日本も一方向に流されないバランス感覚が必要だと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション

森川アナ「まもなくクアッドの会合始まりますけれども、どこに注目をしていますか?」
宮田氏「退陣を既に表明している管総理が参加しているんですが、この会議で決まったことは外交の約束事になるので、当然次の政権にも受け継がれることになると思います。今、総裁選では、これまでの政権との違いというのを表明しているんですけれども、やはりこれまでの外交をどういう風に踏襲して、そして発展させていくか。こういった点も、これから問われていく部分になるかなと感じています。」

テレビ東京:WBS

佐々木アナ「改めて4カ国による枠組み、QUADですけれども、この首脳会合では気候変動の対応のほか、半導体や5Gなどの先端技術の研究開発などが議論される見通しで、経済の協力というものが重視されています。一方でアメリカはもう一つの枠組みを設けています。アメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国によるオーカスです。アメリカとイギリスがオーストラリアに原子力潜水艦の技術支援を行う軍事的な協力を重視したものです。アメリカはこの2つの枠組みというものを対中国政策の柱としているんですが、軍事と経済と2つの枠組みをこうして分けて作っているのはどうしてなんでしょう?」
山川龍雄氏(日経ビジネス 編集委員)「特にインドがQUADが軍事的な色彩を帯びてくるのを警戒していたんです。それから日本も、この軍事的な部分での貢献はなかなか果たしづらいので、ここはもうQUADの中から軍事的な部分はオーカスの方に切り分けて、そういうことによってQUADにインドが積極的に関与しやすい、そういう環境を作ったんですね。」
佐々木アナ「インドへの配慮というのが、経済との折り合いだとすると、なぜそこまで立ち位置が重要なんでしょうか?」
山川氏「人口、それから経済規模、それぞれもう将来的に中国を脅かす存在になるとすればインド。今のところ、日米豪の結束は固い訳で、そこにインドが入ることが今回のQUADの意味なんですね。」
佐々木アナ「退陣する管総理、まもなく始まる首脳会合に参加していきますけれども、この日本の役割というのは、この中でどういうものがあるんですか?」
山川氏「まさにインドとの関係が良好なのが日本ですから、今回管総理とモディ首相は同じホテルに泊まっていますし、事務方も一緒にいる訳ですから、まさにインドが積極的に関与してくれるよう交渉する、その役割が管総理なんですね。それと、今回退陣する訳ですから、このQUADにかける日本の姿勢は次のリーダーになっても変わらない、ということを他の3カ国に伝える。それが今回の管総理の役割なんですね。」
佐々木アナ「重要な役割ですね。」

新型コロナ

NHK:ニュースウォッチ9
【全国 新型コロナ感染減少続く 緊急事態宣言期限迫る】

和久田アナ「来週は緊急事態宣言の解除に向けた議論が本格化しそうですが、感染者が減っている今が大事な時期ですね。」
田中アナ「そうですよね。コロナ病床を確保するために、一般医療まで制限せざるを得ない状況を私達は経験してきました。第6波、次の感染拡大に備えて、可能な限り準備を進めておくことが重要です。」

テレビ朝日:報道ステーション

森川アナ「このような実証実験の進め方、どういう風にご覧なっていますか?」
宮田裕章氏(慶應大学 教授)「緩和ありきで実証実験をただやるということではなくて、松本先生おっしゃったように、やっぱりデータで検証するということが必要だと思います。その時に複数の案を同時に走らせて検証すれば、いい方法を選ぶということも出来るので、ただ一つのアプローチにこだわる必要性はないかな、ということと、もう一つ既に色々なケースが集められているんですよね。先程のVで紹介があった、ヨーロッパのサッカーの欧州選手権ですけれども、6400人感染したということなんですが、実は開始時に検査とワクチン2回接種してたんですが、3000人既に感染していた。つまり、このやり方は感染をしてないということの証明ではなくて、一定程度やはり感染者がいることも踏まえなくちゃいけないということだったり、あるいは、感染方法ですね。スポーツによっても数が全然違っていたり。それだけではなくて、いわゆる会場の外側ですよね。その後、飲食をしたりですとか、パブリックビューイングとかですね。こういった場でも起こってるんじゃないか、とか。色々なことが積み上げられているんですね。更に、飲食に関しては、やっぱり日本が独自な対策を打ってきたんで、ここに積み上げなくてはいけないんですが、大事なことは経済を再開するという事を考えた時に、データがないと、感染再拡大、これがかなりの確率で起こる可能性があるんですけども、同じように一斉に止めなくてはいけないんです。データを積み上げれば、部分的な対応ということを行うことも出来るだろうという風に思います。」

自民党総裁選挙、野党の動き

テレビ朝日:報道ステーション
【自民党総裁選挙 派閥ではなく政策論争で】

森川アナ「投開票は5日後に迫っていますけれど、総裁選に期待すること、どんなことでしょうか?」
宮田氏「そうですね、総裁選ではここまで4人の候補が多くのメディアに出演して、政策論争を闘わせてきました。自民党が国民に対して、日本の進む道をどう見せるかということが非常に重要だったと思うんですが、最後にどう決めるかというのも重要じゃないかと思います。つまり、一連の政策を見せ合った後、最後派閥の調整で決まってしまう、と一連のプロセスは何だったか?ということになりますし、国民も納得出来ないということになってしまうので、自民党がいかに日本に未来を見せれるのか?ということをですね、1回目の投票というのは、自由に行われるようなんですが、2回目どういう風に投票するかということも含めて、やはり国民の信頼を党が得るかどうか、このプロセスが重要なのかなという風に思っています。」

累計放送時間

遂にWBSを報道ステーションが抜く展開に。

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