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2022/10/28 岸田首相 総合経済対策発表

2022/10/28 夜のニュース比較、文字起こし

政治

岸田首相 総合経済対策発表

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・イギリスと違う日本 借金の一方で資産も
・暮らし守り将来に希望持たせる経済対策を
・求められる需要喚起 15兆円程度の不足

海老原アナ「打ち出された政策によって、今の暮らしが守られ、そして未来への希望が持てる。そんな安心が得られるよう更なる一手が待たれます。」
フジテレビ:FNN Live News α

政府 総合経済対策の全容発表

大越アナ「あくまで欧米などと比べると相対的には、まだいい方だということなんですよね。」
徳永アナ「日本の状況がということですね。」
大越アナ「今は緊急事態ですよね。財政に一定の負担をかけても、手厚い支援が必要だ、ということはもちろん理解が出来るんですけども、一方で大事なのは成長のタネを撒き続けることではないか?と思うんですよね。それが実を結ばないと、継続的な賃上げというのは、なかなか実現しない訳で、それこそ根治治療にならないですよね。やはり緊急的な手当てと、中長期的な戦略。同時並行で進めることが、ますます重要な課題になってきているようです。」
テレビ朝日:報道ステーション

日銀 金融緩和策を維持 物価上昇いつまで?

佐々木アナ「物価の上昇に関しては、この後、これからも、まだ続くのかもしれないということで、岸田総理今夜ですけれども、物価高に対応したおよそ29兆円の総合経済対策を発表しました。記者会見でこんな発言してるんですね。電気代2割引き下げなどによって、来年にかけて消費者物価を1.2%以上引き下げる、としたんです。この1.2%以上という数字は、どういう風にご覧なりますか?」
原田亮介氏(解説キャスター)「今日発表の10月の東京都の消費者物価、これ3.4%も上昇したんですね。こちらあるように資源高、それから食料高、円安・輸入高ですね、こういう要因です。今後もっと上がるので、岸田総理はこの資源高の負担分、これを国が肩代わりすると言ったんですね。これ1.2%ありますから、計算上は2.2%まで下がる。」
佐々木アナ「やっぱりこういったところで生活費の負担が軽減されるというのは、非常にありがたいことですよね、生活者にとっては。ただ、莫大な財政が必要で、これ大半を借金で賄うことになるんですよね?」
原田氏「そうです。だから、いつまでも続けられないし、続けちゃいけないんですよね。ポイントは春闘の賃上げなんです。日銀の黒田総裁も実質3%の賃上げの必要性を訴えていました。今のコストプッシュではなくて、財布に余裕が出来て、消費が増えて、それで更に賃金が増えるという良い物価高に変わるかどうか?今の単なるバラマキに終わってしまうのか?良い物価高への繋ぎになるのか?ちょうど分かれ目になると思います。」
テレビ東京:WBS

ドル円為替市場の今後は?

佐々木アナ「今日は日銀の金融政策決定会合がありましたけれども、為替に関して言いますと、その後、やや円安に進みましたよね。」
原田氏「市場関係者の注目は、やはり来週のアメリカのFOMCですね。0.75%の利上げが確実視されてるんですが、問題はその先なんですよ。」
佐々木アナ「12月。」
原田氏「12月、この利上げ幅が圧縮されるのかどうか?つまり、景気後退がいつ明確になるか?で、利上げ幅が圧縮されると、市場の潮目が変わるんじゃないでしょうかね。」
佐々木アナ「来週も目が離せませんね。」
テレビ東京:WBS

国際

その他

京都府京都市 王将フードサービス社長射殺事件 工藤会系暴力団幹部の男逮捕

山内アナ「この事件、東証1部上場企業の社長が射殺されるという、とても衝撃的なものでした。これで暴力団の関与というのが浮き彫りになりましたけれども、まだ多くのことがわかっていない訳ですよね。」
田中アナ「そうですよね。なぜ事件は起きたのか?実行犯だけでなく、その背後にあるものも含めて全容の解明に向けた捜査の行方を注視したいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

東京渋谷区 ハロウィーン間近の渋谷 路上飲酒制限

岩本アナ「コロナ前の日常が戻り始めたな、と感じるところありますか?」
土井レミイ杏利氏(ハンドボール 元日本代表主将)「外出しやすくなった分、飲食店だったりとか、あと規制緩和で旅行しやすくなったなあという風に感じたりはするんですけど、やはりみんなマスクを着けて外出をしているので、そういったところでまだ実感しにくいのかなあとは思うんで、前のようにマスクを忘れて外出した時、「あっ、やばい」と焦るような気持ちなく、そんな日常がまた戻ってくるといいなあと思いますね。」
岩本アナ「そこを気にせず過ごしたいですよね。」
日本テレビ:Newszero

東京渋谷区 3年ぶりのハロウィーンへ

国山アナ「ハロウィーンの予定について、18歳〜29歳までの若い世代に聞いたところ、ハロウィーンの予定があったり、何かしたいと思ってると答えた人は、およそ4割。ですから、6割の人は何もしないと答えているんですよね。」
小川アナ「これ意外ですよね。」
国山アナ「小川さんは、いかがですか?」
小川アナ「私はちょっと子どもとハロウィーン楽しみたいと思ってるので、4割の人間ですけど、ハセンさん、どうですか?」
国山アナ「私は何もしないので6割に含まれますね。ハロウィーンの過ごし方については、ハロウィーンにちなんだグッズやお菓子を購入するが最も多く38.5%。お菓子を作ったり、家でハロウィーンの飾り付けが続いているというデータになっています。仮装やコスプレをして街へ出掛けると答えた人は、わずか7.1%なんですよ。ですから、出掛けるよりも自宅で楽しむ方の方が多そうですよね。また、このハロウィーングッズや食べ物を買う時に7割の人がSNS映えを意識している、と。」
小川アナ「そちら側にシフトしているんですね。長くは渋谷の喧騒が日本のハロウィーンの文化のようになってきていましたけれども、それがコロナ禍を経て、ちょっと変わってきた。あの喧騒に戻ることはあるのかな?という風にも感じますよね。」
国山アナ「ハロウィーン自体の市場規模も大きいということですけども、果たして今後はどういう風になるのか?というのも注目ですね。」
小川アナ「ハロウィーン文化も変わっていくのかもしれません。」
TBS:News23

ユニクロ 「リメイク・カスタマイズサービス」開始

松江英夫氏(デロイトトーマツグループ執行役)
・循環型モデルに舵を切る世界のアパレル業界
・課題は消費者側の意識変化&積極参画
・長持ちする製品に取り組み企業の信頼を向上

海老原アナ「ファッションは自己主張できるアイテムの一つだと思います。洋服を通じて地球への優しさを大切にしている。それがオシャレであり、格好いいと言われる社会になってきているように思います。皆さんはどう思われますか?」
フジテレビ:FNN Live News α

9月の有効求人倍率 9か月連続で改善

田中アナ「お伝えしました9月の有効求人倍率ですが、9ヶ月連続の上昇となりました。これは雇用が順調に回復している、ということになりますか?」
原田氏「そうですね。コロナ禍の前の2020年1月に1.49だったのが、今1.34なので、コロナの前までは回復していないんです。しかし、こちらにあるように、特定の業種の求人は爆発的に増えてるんです。例えば、宿泊・飲食は29.5%、1年前より3割増えているんですね。生活サービス・娯楽22.3%、あるいは小売・卸で12.7%。店頭にもお客さん来てるということだと思います。」
田中アナ「全国旅行支援も控え、また消費者の消費意欲も高まってきたというところなんですね。そして、逆に建設や教育・学習支援などが振るわない結果、まだらなと回復模様となりましたね。」
原田氏「それで、あともう1つ、地域別に見ると、地方と大都市で、だいぶ違うんですね。地方の方が求人倍率は高い。福井は2.12倍、島根は1.87倍なんですね。東京は、これに対し1.16倍なんですよ。この傾向は実はコロナ禍の前からなんですけれど、中堅中小企業が多い地方で労働人口が減ってる。なので、なかなか人が取れないという構造問題が反映されてるんじゃないか?ということなんですね。」
田中アナ「若い世代の転出などが、こういった数字にも現れてるんですかね。」
原田氏「そうですね。ですから、やっぱり年末の観光客の増加を考えると、今からでも猫の手も借りたいということだと思います。」
テレビ東京:WBS

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