2021/9/27 政府 緊急事態宣言&まん延防止等重点措置 全ての地域で解除へ
2021/9/27 夜のニュース比較、文字起こし
新型コロナ
【政府 緊急事態宣言&まん延防止等重点措置 全ての地域で解除へ】
NHK:ニュースウォッチ9
田中アナ「飲食店の方達にとって待ちに待った判断ですよね。ただ今後逆戻りすることがないよう、引き続きしっかりとした感染対策が必要です。」
日本テレビ:Newszero
有働アナ「全面解除と言っても、ちょっとずつ緩和していくというのが実情ですので、私達の方もそのちょっとずつにあわせて上手に乗り切っていきたいですよね。」
テレビ朝日:報道ステーション
徳永アナ「緊急事態宣言は全国的に一斉に解除ということになりそうなんですが、一部の自治体からは段階的な緩和を求める声もあるということですね。」
太田昌克氏(共同通信社 編集委員)「そうですね。VTRにもありましたけども、やっぱりリバウンドを心配して、段階的緩和を求める声というのは、自治体サイドとても強いですよね。それから、これまで本当にご苦労を重ねてこられた事業者の皆さん、もう二度と緊急事態宣言嫌だと思うんですよ。じゃあどうしたらいいかという問題なんですけれども、やっぱり過去1年半の集めた科学的データ、これをしっかり精査して、合理的な対策を持続的に打っていくことが必要だと思うんですね。ワクチンの普及進みました、それからこれから年末にかけて、ひょっとしたら経口治療薬導入されるかもしれない。その上で、大切なのは科学データに裏打ちされた有効的な、効果的な感染予防対策。これによって、やっぱり新しい波を封じ込めていくことだと思うんですね。ただ一方で、やっぱり最悪の事態への備え、第6波への備えを忘れてはいけない。田村大臣、何で下がったのかわからない、とおっしゃってたんですけど、もっとデータを分析して、これまでの対策の良し悪しをしっかり検証した上で、政府はしっかりと第6波への備えに万全を期してもらいたいですね。」
自民党総裁選挙、野党の動き
テレビ朝日:報道ステーション
【自民党総裁選挙 河野行政改革担当大臣「年金改革案」争点に】
徳永アナ「少子高齢化が進む中、年金をどうやっていくのかという本当に大きな課題ですよね、これから先。」
太田氏「そうですね。次の総理の最重要課題。やっぱり年金制度を核とした日本の社会保障制度の改革だと私は思うんですね。と言いますのもね、VTRでもございましたけども、これから少子高齢化が進んでいくことは間違いない。働き手も人口も減っていくことによって、税収ですね、国の財源が減らざるを得ない訳なんですよね。そんな中で、私達の子どもや孫のことを考えて、100年先まで持続可能なこの年金制度。これをどう担保していくか。そろそろ長期的な構想が必要になってきていると思うんですね。」
徳永アナ「やっぱりどのように人々の生活を、年金などを通して守っていくのかというのは問われるところですよね。」
太田氏「そうですね。だから、総裁選ではもっと社会保障の安定維持に必要な財源をどう確保していくんだというこの問題。ここもっと切り込んで欲しかった、具体的な議論がもっとあって良かったと思うんですね。目先の話だけじゃ済まされないんです。やっぱり安定した社会保障に必要のコストを国民の間で、どうやって中長期的に分担していくか、そういう議論も必要なんですね。与野党を越えて、政治家は真正面から国民に国家百年の計、百年先の問題提起をしていくべきだと思います。」
小田アナ「コスト・財源もそうなんですけど、そうやって負担出来るように、再分配の話って色々総裁選でも出てるし、それから野党も言っているけれども、給料を上げていくとか、こういった成長も必要ですよね。」
太田氏「そうですね。底上げも十分必要ですよね、そこはね。」
累積放送時間
国際
NHK:ニュースウォッチ9
【ドイツ連邦議会選挙 環境と経済のバランスが争点に】
田中アナ「アジアに関してなんですが、メルケル政権の時にドイツはインド太平洋政策を発表し、この地域を重視して海軍のフリゲート艦を置くなど異例の対応をとっています。中国が神経を尖らせるこの分野で次の連立政権がこの政策を踏襲するのか、それとも変更するのかも注目点となります。」
テレビ東京:WBS
【ドイツ連邦議会 連立交渉が焦点】
大江アナ「選挙の結果、改めて見てみましょうか。議席を増やした党多かったんですが、こちらキリスト教民主・社会同盟だけ−50議席ということになりましたね。」
滝田洋一氏(日本経済新聞 編集委員)「一言で言えば、ラシェット党首の責任ですよね、人望のなさです。大洪水が起きた時にTVの画面で笑ったところを見せちゃった訳です。そこにキリスト教民主同盟の支持者が呆れて、投票場に行かなかった、棄権した人が多かったのが、この結果になったんだと思いますね。」
大江アナ「この結果を受けても、連立を組まなければならない状況だということなんですが、連立がどうなるかという、それから新首相選出される、これまでには相当時間がかかりそうですよね。」
滝田氏「あえて注目したいのは、ドイツの自由民主党ですね。このリントナー党首なんです。何でかって言うと、過半数を得るためには連立を組まないといけないんですが、この自由民主党の存在が非常に大きくなっている。何を唱えてるのかというと、産業界を代表して増税反対、市場尊重、そして小さな政府ということですね。リントナーさん、まさに凛とした表情がある通りなんですけれども、はっきり政策はそういう風に打ち出してて、ドイツの左傾化を防ぐというようなことを言って、一定の支持を得ている訳です。で、組合せとして考えられるのは、この自由民主党も加わる格好でキリスト教民主同盟、そしてみどりなんですが、先ほどあったように、みどりとこの自民党は政策は水と油ですから、その辺ちょっと難しいですよね。」
大江アナ「現実味としては、どうご覧なられますか?」
滝田氏「もう色々やってダメになると、最後の最後はキリスト教民主同盟と今回第1党になった社会民主党の大連立ということにまた元の鞘に戻るという可能性もないとはしないんですけれども。」
大江アナ「ただそうすると、何のために総選挙をやったのかな?と国民の皆さんが思いそうな気もします。」
滝田氏「そこなんですよね。だから、最後の最後はそういう意見が出てくるので、結局はキリスト教民主同盟、ないしは今度第1党になった社会民主党が主導権を取る格好での連立ということになるのは、これが穏当な着地じゃないかなと思うんですけどね。」
大江アナ「まだ時間はかかりそうです。」
その他
TBS:News23
【<調査報道23時>東京五輪 選手村ビュッフェ 食品大量廃棄証言】
小川アナ「組織委員会は適切に対応していたと言うことですが、そもそもSDGs、持続可能であることを掲げる大会において、どうしてもフードロスが発生しやすいと言われるビュッフェ形式、これが採用されたのは最適だったかどうか、そんなことも疑問に思ってしまいます。」
フジテレビ:FNN Live News α
【"完全栄養食"の可能性 日本を未病対策先進国へ】
三田アナ「健康志向の高まりと共に、予防医学をベースとした食品は増えていますが、日清食品はトンカツやカレーライスなど、いわゆる定番メニューを完全栄養食にするという新しいアプローチを試みています。こうした新しいアイデアがフードテックの未来を変えていくのかもしれません。」
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