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2022/1/17 トンガ沖海底火山大規模噴火

2022/1/17 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

日本テレビ:Newszero
【1都10県「まん延防止等重点措置」適用へ】

有働アナ「自分がエッセンシャルワーカーではないという方も、例えば保育所や学校での感染が広がりますと、仕事に行けなくなるということもあるかもしれません。ほとんど軽症だから大丈夫、ということではなくて、その先にある生活を想像して、丁寧な感染対策をぜひしていきましょう。」

TBS:News23
【1都10県「まん延防止等重点措置」3週間程度適用へ】

国山アナ「政府は新たに1都10県にまん延防止等重点措置の適用を検討をしています。星さんによりますと、3回目接種の出遅れと岸田総理の慎重な姿勢がこうした事態を招いている、と指摘しています。これはどういうことでしょうか?」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「まずオミクロンの感染が非常に急なので、まん延防止の対象地域、もっと増えそうな勢いなんですね、関西を含めて。この3回目接種の出遅れの問題なんですけども、ワクチン接種の確保が遅れたもんですから、慎重姿勢だったので、ワクチン確保が遅れた訳ですね。そうすると、人の流れを減らす対策に打って出るしかない、と。それによって、結局飲食店などが割を食う、と。そういう構図になってる、と見ていいと思いますね。」
国山アナ「想定以上に感染拡大をしている、ということも考えられます。その感染力について、1都3県の状況見ていきましょう。東京の今日の新規感染者数というのが3719人です。先週と比べますと、およそ4.3倍に増えています。そして、その他、埼玉、神奈川、千葉を見てみましても、同様に東京と同じように4倍近くまで増えていることがわかります。では、このまん延防止が適用されますと、私達の生活にどのような影響があるのか?具体的な中身については、まだ決まっていませんけども、知事の判断で行動制限を要請できるようになります。例えば、県をまたぐ移動、外出制限、そのほか酒類の提供禁止、時短営業などを要請することもできるということです。当然生活への影響は大きい訳ですし、岸田総理の慎重な姿勢がこういった事態を招いた、とやはり指摘されますか?」
星氏「ワクチンの確保なんですが、実は12月の段階で3000万件ちょっとくらいあったんですね。ところが、その段階でもう前倒しで接種するかどうか?接種を始めるかどうか?厚労省と相談をしたのですが、厚労省からすると、途中で足りなくなったら困るというのがあって、慎重姿勢だったんですね。そこはもう見切り発車でやるという政治決断もあったんですが、岸田さんは慎重だった、と。で、12月になってファイザーのCEOに直接打診したんですが、まだ足りない状況になってないんじゃないか、ということで応じてもらえなかったということで、結局ワクチンの量が確保出来なかったというのは、この事態を招いている訳で、やはり岸田さん“聞く力“もちろん大事なんですけども、この問題では“聞く力“も必要ですけど、“決める力“も発揮してもらいたいと思いますね。」

NHK:ニュースウオッチ9
【新型コロナ感染拡大 高まる危機感】

田中アナ「取材を受けて頂いた飲食店や酒店の皆さんは、今回病床使用率に基づいて重点措置を申請したのであれば、今後解除する時の目安についても明確に示してほしい、と話していたそうなんですね。」
和久田アナ「切実な声ですよね。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【トンガ沖海底火山大規模噴火 日本でも被害】

田中アナ「今回の噴火で世界的にどのような影響があるのか、まだわからないことも多いようです。日本に被害を与えた潮位の変化のメカニズムの解明も含め、今後の動向を注視していく必要がありますね。」
和久田アナ「そうですね。それと同時に、現地の状況がなかなか把握しにくいという中で、トンガをどう支援していくかも課題です。日本政府はどのような支援が出来るか検討した上で適切に対応するとしています。」

日本テレビ:Newszero
【トンガ沖海底火山大規模噴火 各地で津波被害】

櫻井翔氏「夜中に突然の津波警報で大変な思いをされた方がたくさんいらっしゃると思いますが、今後もいつ、どこで噴火による津波が発生してもおかしくありません。最新の情報に注意して、避難の心づもりをお願いします。」

フジテレビ:FNN Live News α
【トンガ沖海底火山大規模噴火 豪州に火山灰到達】

三田アナ「海底噴火が起きたトンガには国際的な支援が必要ですね。」
風間晋氏(解説委員)「トンガの被害状況の把握のためにオーストラリア、ニュージーランドが哨戒機を飛ばしました。その把握内容に応じて必要な緊急支援が動き出します。援助の観点からのポイントは、空港や港が利用可能かどうか?補修が必要な場合には、どのような資機材が必要かどうか?だと思います。これによって支援物資の輸送方法や優先順位づけが変わってきます。更に大事なことは、新型コロナ対策です。WHOによると、トンガの感染者数はこれまで1人だけなんですね。死者は0です。島の医療提供体制が脆弱なことを踏まえて、2年前からクルーズ船やヨットの寄港を認めないなど、本当に厳しい水際対策を続けている成果です。現在のトンガの入国には、最終経由地で2週間の隔離措置と直前の陰性証明の取得が必要で、フライトもトンガ政府が指定する1ヶ月に3便程度しかないんですね。そのトンガに万一オミクロン株が入り込んだら、もう現地はひとたまりもないでしょう。日本もいずれ支援チームを派遣することになるかもしれませんが、その大前提は完璧なオミクロン対策だと思います。」
三田アナ「そうですね。支援のあり方にも難しさがあるということですが、火山灰による被害や生活への影響も懸念されます。一日でも早くトンガの皆さんの日常が戻ることを祈るばかりです。」

NHK:ニュースウオッチ9
【北朝鮮 日本海に向け飛翔体発射】

和久田アナ「今後もミサイル発射が続くという見方でしたが、どう見てますか?」
田中アナ「今回の立て続けの発射なんですが、あと2週間余りに迫った北京オリンピックの開幕までの間に急いで行っているという見方もあります。中国からの物資の輸送が2年ぶりに再開された動きとも合わせて、北朝鮮の行動は中国の後ろ盾が影響を与えているように私には見えます。」

フジテレビ:FNN Live News α
【中国 2021年10月−12月気GDP伸び率減少】

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・秋の党大会閉幕まで継続か 消費伸び悩みも
・日本企業に影響・・・収益圧迫の可能性も
・中国“利下げ“は米FRBからの「独立宣言」

三田アナ「ゼロコロナの看板政策を掲げる中、中国国内の大都市でも感染が広がって、大規模な封鎖措置が取られるようなことになれば、世界のサプライチェーンを混乱させかねません。今後の動向が注目されます。」

テレビ東京:WBS
【中国経済の“3つの重圧“】

大江アナ「中国の去年10月〜12月までのGDP、国内総生産、実質で4.0%のプラス。随分鈍化したということになりますね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「はい、その通りだと思います。今の中国経済抱えている問題なんですけれども、ここ1、2年の短期の問題と、数年単位中期の問題と言っていいと思うんですね。あと10年単位の長期の問題、3つがシンクロして重なっているところが辛いところだと思うんです。整理してみたいと思うんですけれども、まず短期の方なんですけども、要するに“ゼロ・コロナ“政策でぐいぐい締めてるんですけども、結果的に例えば個人消費やなんかが落ち込んでしまうというところが、もう頭の痛い問題だと思うんですよね。で、中期なんですけども、今の習近平政権が「共同富裕」の政策取ってますから、要するに企業に対する締め付けをぐいぐい強めてますから、そうすると中期的にみて生産性が落ちてくる、競争力が頭打ちになってしまう、と。その2つの問題が今ちょっと深刻化している感じがしますよね。」
大江アナ「そして3つ目がほぼ10年先くらいのイメージでしょうか。長期の問題としては、人口減少、更に高齢化が加速する。こういった問題が。」
滝田氏「まさに2021年の出生数が建国以来、共産党政権発足以来の水準まで落ち込んでいるというのが象徴的ですよね。今、世界銀行は2022年の中国の実質成長率を5.1%という風に見込んでいる訳ですけども、この3つの重荷がシンクロしてますから、5%台を割ったとしても不思議じゃないという状況じゃないんでしょうか。」
大江アナ「そうですか。そうした中で気になるのが中国で展開をしている日本企業の動向なんですよね。どのようなビジネス環境になりそうですか?」
滝田氏「ズバリ言って、全体の成長率が落ちている中で、中国政府としては自国の企業優先の姿勢を強めるということになると思いますから、進出している日本企業やアメリカ、ヨーロッパの企業、ビジネス環境はきつくなると思いますよね。」

政治

テレビ東京:WBS
【岸田首相 単独インタビュー「カベ」どう乗り越える?】

大江アナ「迅速なコロナ対応というのが、まずは重要な局面だと思うんですけれども、あとは岸田総理のインタビュー、特に新しい資本主義についてのやり取りで、とても印象的でしたよね。この中でも社会主義的だと言われるのはもう全く違う、とはっきりと反論なさってたのがとても印象的でした。」
滝田氏「おっしゃる通りで、非常に言葉は強くおっしゃってた。と言うのも、自民党の総裁選の時に岸田さんが金融所得課税ということをおっしゃったんで、それが経済界やマーケットの関係者に強烈なインパクトを与えた訳ですね。それをもう払拭しようということで、今日も言葉を非常に強く選ばれたんだと思います。」
大江アナ「そうですね。今、先進国、資本主義の国が抱えている課題、これは共通なんだという認識でしたよね?」
滝田氏「そうですね。日本もアメリカもヨーロッパも、例えば格差の問題、そして環境の問題というのは共通なんだということを、これも強調しておられた。日本だけ特別じゃないんですね。そこで、今日のインタビューでも非常に印象的なのは、その共通の課題について日本がリードしていきたい、という風におっしゃっておられた。ここも印象的な発言だったと思います。」
大江アナ「そうですよね。ただ、物価がどんどん上がっていく中で、日本賃金がなかなか上がらない。そうすると、国民にとっても、経済運営の成果というのは実感しずらい局面が続くことになりますよね。」
滝田氏「そこで、賃上げなんですけれども、今注目したいのは岸田政権と労働組合の連合なんですけども、それが手に手を取るような感じになっていることに注目したいと思うんですね。連合の新年交歓会ですよね。新年の会合なんですけど、そこで岸田さんはスピーチをした訳ですよね。一方で野党の代表はスピーチを言わば招かれなかった訳ですよね。求められなかった。この辺のところに大きな変化があるような感じがしますね。」
大江アナ「連合がもう政権側に舵をはっきり切っているような印象を受けますよね、そうなりますと。」
滝田氏「そこが新しい資本主義と言えば、その感じなのかもしれませんね。」
大江アナ「変化しているんですね。」
大江アナ「今国会、どのような国会運営になりそうですか?」
滝田氏「もうズバリ参院選を睨んだ国会ということになると思いますね。安全運転重視になるはずですから、まず期間延長はしないだろう、ということですよね。一方で重要法案やなんかは絞り込みますから、要するに出来るだけ無難に無難にという国会になるでしょうね。」
大江アナ「安全運転ということなんですね。」

その他

テレビ朝日:報道ステーション
【阪神・淡路大震災から27年 忘れられた「震災障害者」】

大越アナ「この震災で障害を負った人達というのは、自分自身の障害だけではなくて、家や財産も失うということがあって、一気に何十万も苦しもを背負うという人
が少なくないんですよね。ただし、国はそうした人達の実態の把握すら十分に取り組んで来なかった、と震災障害者達は訴えています。まずは実態を把握すること、そして、機動的の相談に乗ってくれる支援の窓口を設けること。災害多発国、日本にあって、今からでも遅くないと思います。悲痛な震災障害者達の声にぜひ耳を傾けて頂きたいと思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【NTTドコモ アバター新技術発表】

小泉耕二氏(IoT NEWS代表)
・進む技術、“時間場所問わず“までには時間も
・“メタバース世界“求められる高速通信の普及
・2030年ごろに実現 “6G“から真の開始へ

三田アナ「日本のものづくりやゲーム産業の知見が活かせる分野でもあると思いますので、世界が注目するメタバースで、日本企業がいかに存在感を見せることが出来るのかにも期待したいと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【漫画家 水島新司氏 死去】

大越アナ「小木さんなんか、このドカベンとか読みましたか?」
小木アナ「読みましたよ。けれども、これを見てパッと思い出しました。最初柔道部だったんですよね。色々細かいこと思い出したんですけど、さっきのVTRにあったみたいに漫画家として成功して初めて自分で野球をやった、その野球を何と大越さん」
大越アナ「同じ新潟のご縁もあって、対戦したことがあるんです、草野球で。水島さんは打ってよし、投げてよし、走ってよし、で50半ばくらいになっていたんですけども、オールラウンドプレーヤーで本当ハイレベルなプレーヤーでしたよ。」
小木アナ「え、そこから始めたのに?」
大越アナ「よほどやはりVでもありましたように頭の中でイメージする野球というのが出来てたんだと思いますよね。私自身、この“男どアホウ甲子園“から始まって、“ドカベン“、そして“野球狂の詩“、この“あぶさん“は大人になっても大人の悲しみとか強さとか、そういうことを味合わせてくれる、自分自身が大人になっても読み続けてきた本でしたよね。心からお悔やみを申し上げます。」

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