醤油誕生のルーツ「興国寺」金山寺味噌発祥の地!臨済宗法燈派本山【和歌山】【日高】
1227年に源実朝の家臣・葛山景倫(かずらやまかげとも)がその菩提を弔うために創建した名刹。醤油誕生のルーツともいわれる寺で、いまに伝わる金山寺味噌発祥の地。
変更履歴
2023/08/06 冒頭に動画入れた
2022/04/19 初版
▼HP
和歌山県公式観光サイト
▼アクセス
和歌山県日高郡由良町門前801
▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽興国寺
法燈国師が宋からその製法を伝えたとされる「金山寺みそ・醤油」の発祥の地として知られるほか、「普化尺八」の本寺としても有名なそうな。
日本のエーゲ海「白崎海岸」から来ると下りの坂左手に駐車場があった。坂を下った後に左に曲がると、坂を上らずとも本堂近くまで車で行けるが、今回は参道を歩く!
家臣・葛山景倫(かずらやまかげとも)は実朝の命で、博多で待っていたところ実朝暗殺の報せが届く。景倫は宋への渡航を取りやめ、高野山に出家するが、実朝の母・政子は、景倫の生活費として日高郡の由良荘地頭職を与え、景倫は同荘内に西方寺を創建。その後、西方寺は宋から帰国した僧・覚心を招いて臨済禅寺院となり、南北朝時代に後村上天皇より「興国寺」の寺号が与えられ、権力者の助けにより発展する。
由良守応(もりまさ)の墓。由良町という町名の由来となった人物で、明治時代には岩倉具視の欧米視察団の一員だったようだ。帰国後に東京で日本初となる二階建て乗り合い馬車を開業したとか。ただ、斬新すぎて廃業・・。
ここも1585年の秀吉による紀州攻めで焼失しているが、よく復興したなと思わせるよいお堂。
ここで話を脱線させます。
最盛時には末寺も143ヵ寺を数え、多くの高僧を輩出した。実はこういう寺は僧兵を持ち、権力側としては厄介な存在だったらしく、焼き討ちが行われたという背景がある。代表的なのは延暦寺ですね。この寺も"僧"なのかは知りませんが!?いや、"そう"なのかは知りませんが・・。
階段を上りきると法堂(本堂)が現れる!
本尊はと釈迦如来坐像と四天王の像が祀られています
法堂左奥には源実朝の供養塔があります。天狗堂は天狗により一夜で寺が建てられたと言われる天狗アルアル伝承もここにある。
中に入ると大きな天狗が。。。
天狗と言えば、京都・愛宕神社「愛宕山太郎坊」、京都・鞍馬寺「鞍馬山僧正坊」などですね。
前には「天狗命根石」という亀の甲羅がある。
地球創世期の石で中には数億年前の水が溜まっているとか。(;´∀`)
この石をなでながら天狗に願い事をすれば叶うらしい。ということで、再度、願う!?
天狗堂横に源実朝の菩提がある。
本堂裏には禅堂。雲水の修業の場である座禅堂で、座禅会の参禅者を除き、一般の入堂は禁止とのこと。
売店前の鐘楼。個々の後ろに前述で記した社の表参道がある。やはり、神仏習合だったようだ。
売店店には「金山寺味噌味噌」、「醤油醤油」が売られている。
最後に、本堂の背後にある開山堂奥には、紀州徳川家の墓所もあるようです。
▼セットで行くところ(旅行記)
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