新井神社と石見神社-丹波・篠山-【兵庫】
新井神社の参道周りは苔に囲まれており良いです。観光客が来ず、地元の方が毎日掃除をして綺麗に保たれている神社は、汚れ(穢れ、気枯れ)がないのでよい。石見神社はここの摂社・末社と思われます。
変更履歴
2021/09/24 初版
▼HP
なし
▼アクセス
丹波市柏原町大新屋514-1
▼祭神
▽新井神社:高皇産靈神(タカミムスビノカミ)
▽石見神社:谷垣石見守
▼見どころ
▽新井神社(にいじんじゃ)
平安時代の「延喜式」に記載され、式内社として9世紀にはすでに創建されていた古社。祭神は、造化三神「タカミムスビ」である。
夫婦の大木と瓦葺きの本殿です。
この神社の祭神は「タカムスビ」こと天神の中の中心人物で、アマテラスの岩戸隠れや天孫降臨など重要な場所で出てくる神様・思金神(オモイカネ。思兼神、八意思金神とも表記)の父。時代とともに、ほかの祭神を入れたようだ。
境内にある御神木3本杉は、根元を跨いで子授の祈願を行うと念願成就すると伝えられている。階段が大木に寄りかかっており、この梯子を登って3本杉を通るみたいです。
次に本殿です。
現在の本殿は江戸時代中期に建らしく、入母屋、茅葺である。日吉大社では猿が神の使いとして神格化されている事から社殿には中井権治が製作した神猿像(1対)が安置されている。
狛犬ではなく、狛猿なので、日吉神社系でもあるが、これは江戸時代に日吉大社から分霊したようだ。
次に石見神社です。厳密にいえば、石見神社から参拝しています。
▽石見神社
石見神社の祭神である谷垣石見守は、隣村との領地争いを囲碁勝負での解決を図り、みごと勝利して村人に平穏な暮らしをもたらしたと伝えられています。
その功績は今日にも語り継がれ、平成4年の大祭では「日本一大きい石の大碁盤」が奉納されました。
不思議な神社で、地元愛に満ちた独特の雰囲気を持っています。てっきり島根・石見銀山近くにある物部神社と係わりがあると思いましたが、違うようです。
▼セットで行くところ(旅行記)
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