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五山送り火・船形/苔寺「西方寺」「法雲寺」【西賀茂シリーズ】

正伝寺から少し南に下ったところにあり、もうひとつの苔寺と呼ばれ、五山送り火の「船形万燈籠」を灯している「西方寺」がある。拝観できないときがあるので注意。

苔寺の西方寺と同じ名称ですが関係ありません。有名な「西芳寺」は次の通り。

変更履歴


▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽西方寺:京都市北区西賀茂鎮守菴町50

  • 西賀茂大将軍神社(私のNOTE)から西に行くとすぐにある

  • 834年から848年、慈覚大師・円仁(えんにん)が創建

  • 1312年~1316年、道空上人が中興して浄土宗に改め、六斎念仏の寺として知られる

  • 本尊は阿弥陀如来

  • 光背が「船形光背」で、裏山にその光背になぞらえた船を形どって万燈籠送り火をはじめたと伝えられている

  • 別名「大舟院西方寺」となっている

  • 毎年8月16日には、五山送り火の一つである船形万燈籠が点火され、終了後に「六斎念仏」が行われる

  • 五山送り火の「船形」を行ってきた寺として知られている

  • 正式には「船形万灯籠送り火」といい、現在では船形万灯籠保存会とともに維持している

  • 境内には、皇室制度や神道史の研究家として知られるイギリス人リチャード・ポンソンビーの碑が建てられている

  • 幕末の歌人太田垣蓮月尼や上賀茂神社の祠官、北大路魯山人の墓がある

来迎山(らいごうざん)と号する浄土宗の寺である。
承和年間(834~848)に円仁(慈覚大師)が創建したと伝え、もとは天台宗山門派に属していたが、正和年間(1312~16)に道空上人が中興して浄土宗に改められ、以後、六斎念仏弘通の寺として知られている。
 毎年八月十六日には、五山送り火の一つである船形万燈籠が点火され、終了後、境内で六斎念仏が行われる。当寺の六斎念仏は、鉦や太鼓を使って念仏を唱える極めて古風なもので、六斎念仏の古態を今に伝えるものとして知られており、昭和58年に重要無形民俗文化財に指定されている。
 境内には、皇室制度や神道史の研究家として知られるイギリス人リチャード・ポンソンビーの碑が建てられている。
また、背後の小谷墓地には、幕末の歌人太田垣蓮月尼や上賀茂神社の祠官賀茂季鷹(かものすえたか)、また著名な料理人で陶芸家でもある、北大路魯山人の墓がある。

→送り火


→六斎念仏

 ここの六斉念仏は能や狂言などを取り入れない古式のもので、重要無形民俗文化財に指定されている。

 その他もまとめては次の動画!!

▽法雲寺:京都市北区西賀茂鎮守菴町30−1

  • 安土桃山時代豊臣秀吉に請願し建立

  • 本堂には阿弥陀三尊を安置する

  • 地蔵堂には洛陽地蔵菩薩48体のうち、29番西院の河原地蔵を安置している

  • 下京四条大宮から移転した歴史がある

  • 移転10周年記念として建立した十一面観音菩薩は御影石の一刀彫の石像としては日本一の高さを誇る

  • 毎年8/16の送り火の日には、法雲寺で送り火の会を開催

▼メディア情報

これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼旅行記

◆京都北②上京⑤◆上賀茂神社!京都御所!西賀茂神社仏閣&ランチ&甘味

京都の旅行記は次の通り

▼セットで行くところ



▼仏像展


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