「食べる」のしんどい。 #1 例のおにぎりセット
食べるという行為は意外と煩わしい。
ご飯を作らねばならんからである。
買ってくる。あるいは食べに行くという選択肢もあるが、それにしたって面倒くさい。
お金の問題もある。
だから作る。
簡単なものを。
この日は、ネットの画像でよく見かけるおにぎりセットを作った。
おにぎりは鮭とワカメのヤツと昆布の佃煮のヤツ。
おにぎりには味の素を使うとおいしい。
味の素は欧米で「こんなに美味いんだから絶対に体に悪い!」くらいのいわれのない風評被害を食らうくらい美味い。うま味調味料なので美味くて当たり前なのだが。
卵焼きには塩昆布を使う。
これだけで味付けになるので楽だ。
そしてソーセージを焼く。
卵焼きのフライパンをそのまま使う。
全然問題ない。
これは卵焼き器だけでお弁当を作るとかいうレシピ本を見て学んだライフハックだ。
面倒くさいのででかい皿に全部盛る。
プレートランチみたいでお洒落だ、と思っておく。
一見すると中々のうまそうじゃないか。
と思えるが、一番の問題点は自分で作った料理はだいたい味がわかることだ。
一流の料理人が家では料理しなかったりするのは、そういうことなんだろうな、と思う。
ちなみに軽い二日酔いのせいで、途中で気持ち悪くなった。
まあ、しかし食ったほうがいいので全部食べた。
この辺も労働っぽい。
そしてまた明日も何か作って食べなきゃいけない。
そんなところも労働っぽい。