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【Vol.11】 今更聞けない「オープンガバメント」 〜開かれた政府の取り組みとは?〜

※この記事は、3~5分程度で読み終えることができます。

皆さんこんにちは、官民連携(PPP)を促進している佐々木です!私たちは、「地域活性をビジネスに」を掲げ、価値を対価に変えるためにどうしていけば良いのかを促進しています。本日は、

オープンガバメント

についてお話しします。2009年に、アメリカ合衆国の元大統領であるバラク・オバマ氏が、「透明性とオープンガバメント」と題する覚書に署名したことを発表したことで、より世の中に知れ渡ったのではないでしょうか。

聞いたことあるな。けどわからないな。なんか情報の透明性のことについてだよな。と感じてるあなた。

ある程度は正解です。『自治体との連携を考えている方』『今の政府の考え』を知りたい方はぜひ読んでみてください!

オープンガバメントって何なの?

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オープンガバメントとは、国民が政治や行政に参加しやすくなるシステムの構築が目的です。この言葉は、文字通り「開かれた政府」を意味しており、

「情報公開の透明性」
「政治への国民参加」
「官民の連携」

がキーになっています。これは、オバマ氏が署名した、オープンガバメントを進めるための覚書に記されている、3つの原則からくるものです。

これは、秘密主義に陥る傾向のある政府を「開く」ためのものであり、政府の説明責任を生み出し、汚職や賄賂、不正行為の抑制につなげるとともに、市民がその情報をもとに、選挙で投票することが望まれます。

うん、とてもいいことですよね!この取り組みというのは、とてもいいことで、より国の発展がしていきそうですね!(実際のところは置いときましょう。笑)

ただ、国民が政策に意見を言うことができることにより、政府が皆の意見を汲み取るために、優柔不断になる恐れはあるので、そのバランスは重要ですね。

日本での取り組みはどうなっているの?

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日本の取り組みと言ったって、情報を開示しているのかもわからないし、みたところで、情報も難しいし、選挙行ってもわからないし、わからないことだらけです!

なんかこんな声が聞こえてきそうですね。私自身も、勉強するまでは正直同じこと思っていましたし、もしかしたら思ってすらいませんでしたね。

ここは、情報発信側(政府)の一つの課題かと、私自身も思っていますが、受け取り側のリテラシーを上げる意味でも、少しずつ勉強していきましょう!

■ 日本でも2009年から実はオープンガバメントに取り組んでいます。

正確に言うと、2008年をきっかけに取り組んでいますが、オバマ氏提起を受けて、積極的に取り組みを行うようになりました。

委員会の開催や、戦略の策定など調べれば難しい言葉がとても出てきますが、正直覚えなくていいと思っています。何に力を入れたのか。日本が掲げた3つの柱は、

1.国民本位の電子行政の実現
2.地域の絆の再生
3.新市場の創出と国際展開

これです。これの内容を聞くと、何を言っているのかわからないですよね。もっとわかりやすく書くべきだ。私もそう思いますが、ここはグッと堪えて内容を理解してみましょう!

1.国民本位の電子行政の実現
・国民生活に密接に関係する主要な申請手続や証明書入手を、いつでもワンストップで行えるようにする。

・いつでもどこでもインターネットで、行政情報を入手できるよう、積極的に情報を発信をしていく
2.地域の絆の再生
・暮らしに密着した医療・教育・行政等の飛躍的な向上や地域の活性化を実現する。
3.新市場の創出と国際展開
・環境・エネルギー、医療・介護、観光・地域活性化などの分野では、クラウドコンピューティングなどの新技術の導入や関連する規制の撤廃によって、約70兆円規模の新市場が創出されることになる。

・産学官連携による集中的な研究開発を進め、日本の技術でより海外市場へ進出していく。

かなり要約しましたが、こんな感じですね!ちなみに、この目標は、2020年までにと言う内容が盛り込まれていますが、実現しているものも実は多くありますね!

詳細を知りたい方は、こちらから(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部 )

私も、情報の発信の仕方含めまだまだ、課題は山積だと思います。ただ、知らないでマスコミ情報や感覚だけで批判をすることはただの文句にしかなりません。

実際の取り組みを自分で調べてみることで、ようやく意見に変わってきます。特にこんな時代だからこそ、少しでも理解をしていくために自分で調べることは大切ですね。(私の発信も全てが全て信じてはいけないかもしれないですね。笑)

オープンガバメントの具体的な事例は?

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①福井県鯖江市「データシティ鯖江」

鯖江市では、ホームページで公開する情報を多方面で利用できるXML,RDFで積極的に公開する”データシティ鯖江”を目指しています。オープンデータを確認だけでなく、様々な形で活用できるように取り組んでいます。

②千葉県千葉市「ちばレポ」

千葉市内で起きている様々な課題を、ICT(情報通信技術)を使って、市民がレポートすることで、市民と市役所(行政)、市民と市民の間で、それらの課題を共有し、合理的、効率的に解決することを目指す仕組みです。

③横浜県横浜市「財政見える化ダッシュボード」

この「横浜市財政見える化ダッシュボード」は、

・市民の皆様の興味・関心に応じて、知りたい情報に素早く、そして、ピンポイントで検索
・グラフや表を使ったコンテンツからスムーズに理解
・過年度情報もまとめて簡単に入手

していただけるよう、新たに開設したものです。横浜市の予算や取組について、より身近なものとして感じていただき、将来の横浜やお住いの地域のことを考えたり、協働・共創に向けた情報収集、分析などが可能です。

まとめ

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実は、様々な形で、オープンガバメントの取り組みを行っていますね。行政領域で仕事をしている私は、かなり重宝していますが、関わっていないと何をどうみていいかは、正直わからないものもあるので、そこは自治体側の一つの課題だと思います。

ただ、自分の自治体が何をしているのかわからない状況で、世の中に文句を言うのは私自身も違うと思います。

自治体の方は自己満足で情報の展開をすることはなくしていくべきではありますが、その情報をキャッチアップし、だからこそわからないことをしっかりとお伝えをすることでより良い日本や地域になっていくと思います。

ぜひ、みなさんもアンテナを貼り、今の国がどんな取り組みをしているか調べるきっかけになれば嬉しいです!次回は、

メイン営業2人でリリース前のシステムを半年で30以上の自治体と連携をできた話(1 / 3)

をお話しします。弊社の具体的な事例の触り部分をお話しします!

近日リリース予定のシステム「Local Hub」は、実はオープンガバメントと密接に関わるシステムです。

弊社が目指す先は、皆がわかりやすく行政情報を受け取れるようにすることです。そのことで、より国民が政治に関心を持ち、国民のための政治に変わると思っています。

その第一歩として、官民連携の促進を行っています。

その説明も含め、毎週木曜日18:00~18:30の30分間のセミナーを開催してます。ライトに参加できるように、顔出しもしなくていいセミナーにしています。アーカイブもお渡ししているので、都合が合わない方は、予約の「アーカイブを希望」の選択をしてください。

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最近打ち合わせも増えてきたので、全体向けのセミナーだけでなく、貴社カスタムセミナーなども行なっております。もしご希望があれば、「その他時間を希望(別日でLIVEで行います。)」を選択し、紹介者のところに、「カスタムセミナーを希望します」とお書きください!

ぜひ、これをきっかけとして、ともに動いていけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

佐々木

ライター紹介ポスター.001


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