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やんきーのひとりごと#1

(これは、ラジオ番組 やんきーのひとりごとの書き起こし文です。ラジオをお聞きになりたい方は、以下からどうぞ。)

こんばんは、ヤンキーやらせてもらってます、まりこです。
ラジオ番組「ヤンキーのひとりごと」ついに始まりました。
この番組では、リスナーの皆様からいただいた質問にお答えする形で進めたいと思います。

まあヤンキーって、最近全然見かけませんよね。ほぼ絶滅危惧種ですよね。でも、そんなことないんですよ、結構まだまだいますよ。ほら絶滅したと思われていたカメレオンが、100年ぶりにアフリカのマダガスカルで見つかったとかいうニュースも去年あったでしょう。そう「フェルツコウカメレオン」ですよ。そんな感じです。

ヤンキーって何?って言われると逆に困る感じですかね。
まあ髪をね、ちょっと染めたり、セーラー服のスカートを長くしたりね。いまどき髪なんてみんな染めてますよね。ピンクや緑にしてる子いっぱいいますよね。ヤンキーはね、オキシドールで脱色したりします。けれど、普通にドラッグストア行けば、ブリーチとかカラーとか売ってますからね。もうね、誰もオキシドールなんて使いませんね。
まゆ毛もね、一時期は細くしてたんだけど。もはや太眉みたいのがさ、流行ってんじゃん。自然な感じっていうか。まゆが細いのなんてもうあたしたち以外にはアムラー世代で終わってますよね。アムラー世代だって今やアラフォー世代だよね。そうなってくるとさ、ヤンキーも少しづつシフトチェンジしていかないといけないのかもですね。

それでは、記念すべき最初のお便りを紹介していきます。
ペンネーム 「猫の耳かき」さんからいただきました。

まりこさん、こんばんは。
私の家系はとても長生きで、ひいおばあちゃんは今年九十五歳になります。
ひいおじいちゃんも九十歳で、二人ともとても元気です。コロナ禍の自粛で旅行なども控えていますが、昨年パスポートを更新していました。日本は長寿大国と聞きますが、他の国はどうなのでしょうか。

なるほどねえ。これ、、あれですね。初めてのお便りにしては、ずいぶんと社会派な感じのやつですね。でもいいじゃないですか。九十歳と九十五歳でお元気だなんてね。いわゆる姉さん女房ってやつですね。九十五歳ってことは、大正十五年のお生まれですね。令和の時代に大正の話になるとは思いませんでしたけどね。確か大正天皇が大正十五年のクリスマスに崩御されて、それから昭和になったんですかね。川端康成の「伊豆の踊り子」という小説もこの頃ですよね確か。ヘミングウェイの「日はまた昇る」なんかもね。「だるまちゃんと天狗ちゃん」ていう絵本を描いた児童文学家の加古里子先生もこの年のお生まれですよね。「だるまちゃんと天狗ちゃん」とってもいい話ですよね。天狗ちゃんがうちわを持っていたら、同じようなうちわが欲しいってだるまちゃんが言い始めるっていうね。小さい時っていうのは、ね、友達が持っているものを欲しくなるんですよね。最後のオチが「花」と「鼻」を間違えるっていうね。

ちょっと脱線しちゃいましたね。失礼いたしました。えーとペンネーム「猫の耳かき」さんですね。そうそう日本が長寿大国だって聞くけど、他の国はどうなんだっていう質問でしたね。
確かに、日本人が長生きだっていうのはよく聞きますね。でもほんとなのかな?って、あたしも思ったので、ちょっと、3位スペインということでした。これね、2019年の統計です。
日本の1位は、「やっぱり」って感じですけど、2位のスイスって意外じゃない?
だって山ばっかりだろうし、アルプスでさ、寒そうじゃないですか。日本でもご長寿さんっていうと沖縄とかの人だったりね、「やっぱ、あったかくて、のびのびしてて、そういうところで住んでいると長生きなんだろうなあ、、。」って思っちゃいますよね。3位のスペインは、まさにそんな感じですよね。あったかい、みんな明るい(でしょ?)、タパス食べて、サッカー応援して、わいわい、みたいな、ね。ずいぶんとステレオタイプな勝手な意見ですね、スペインの方申し訳ありません。
まあ最近では、ただ長生きっていう統計よりも、健康で活動的に生活できる期間である「健康寿命」っていう指標を重要視しているみたいですね。まあそりゃそうですね、長生きしてても病院でずっと寝ているんじゃあ、楽しくないですもんね。
この点で言うと「猫の耳かき」さんのひいおばあちゃんとひいおじいちゃんは、パスポート更新するくらいだから、健康寿命更新中って感じなんでしょうね。いいことじゃあないですか。ほんと。
一方で言われているのが、「高齢化問題」ってやつでしょうね。学校とかでも習いましたよね。人口に占める高齢者の割合で見るんだろうけど、この場合の高齢者っていうのがさ、65歳以上なんですよね。けれど、どうなんでしょうね、その辺にいる65歳の人ってさ、わりと元気ですよね。うちのおじいちゃんもさ、そのくらいだけど、週3でジムに行ってるし。どんだけ元気なの、って感じ。それに、65歳以上でもバリバリ働いている人とかも結構いますよね。
昔はね70歳とかに法律とかも変わってくるとか言うよね。
あと、「高齢化問題」には出生率の問題とかも関係してくるから、話はさらに複雑になりますね。出生率が低いのは、結婚しない人とか結婚する時期が昔より遅くなっているからだとか言うけど、そんなの自由じゃない。結婚したいかどうかなんて。

さらに言うと、そのこととと、出産する子供の数が減ってることとの関係?まあ、あるっちゃああるんだろうけど、別に女性のせいにされたくないよね。他にも色々な理由あるだろうし、さ。例えば都市の居住環境では、二人も三人も子供を育てることはできない、、とかさ。経済的理由とかさ、、。やっぱり、仕事続けたいけど、何回も産休取ったり育休取ったりすると嫌な顔する上司とかいそうですよね。それに、やっぱり日本の男性は育児にあんまり積極的でないっていうしね。男性は、女性以上に「育休とります!」って会社で言いづらそうですもんね。ユニセフの調査によると、育休取得の権利日数は日本が一番長いんだって。意外〜。だけど、実際に育休を取っている人がなんと6%しかいないっていう。法だけ整備しても実際に活用されないんじゃあ意味ないですよね。
女性はさ、妊娠っていうお腹が大きい状態で9ヶ月も過ごす苦行の後に、人生で感じたことないくらい痛いと言われている出産をして、その上、寝れない日々の子育てまでやんなきゃいけない、ってなったらさ、これはもう何人も無理ーー!ってなっても仕方ないですよね。

さて、そろそろお別れの時間です。
ちょっとね、脱線しちゃう癖があるんでね、最後は全然違う話になっちゃいましたね。それに、お便りも1通しか読めなかったっていうね。次回はもっとヤンキー節かましていこうと思うんで、夜露死苦でーす!!

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