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もっと同世代に伝えるために Part2

ボランティア・スピリット・アワード 全国賞を受賞しました

ボランティア・スピリット・アワードにて、ブロック賞をいただきました。

12月に、全国から約30名の中高生が集まり、交流会と全国表彰式がありました。

町おこしや貧困問題の解決など、誰一人取り残さない、そしてより良く生きるための活動を、こんなにもたくさんの中高生が全国的にしていると知り、刺激をいただきました。
そういう中でも、僕たちのヤンゴンかるたの活動は、多くの人に関心を持っていただけました。

交流会のアイスブレイクで「これまであったアクシデントについて」というお題があり、大学生ファシリテーターから「クーデターを経験している君はどう?」と指名されました。

クーデターはアクシデントとは違う

僕は「クーデターをアクシデントと捉えるのは違うと思います。ミャンマーだけでなく、この数年、香港、ウクライナ・ロシアの戦争、スーダンでのクーデター、そしてイスラエル・パレスチナ問題・・・。
それ以外にも本当にたくさんの争いが世界中で起き、多くの人々が命や暮らしを奪われています。でもそれをニュースで見る僕たちは、流行のファッションを追うように、情報を得ては忘れていく。だからこそ、そこに生きる人々について伝えたいと思い、僕は今日ここにいます。」と答えました。

答えた後に、アイスブレイクなのに場を白けさせてしまったのではないか、と心配になりましたが、ボランティアに関わるメンバーたちはむしろ共感して、その後もたくさんの人から声をかけてもらいました。

仲間たち

たくさんの人と仲良くなれ、とても楽しい交流会でした。
そして翌日の表彰式、ヤンゴンかるたの活動が全国賞をいただきました。

この出会いをきっかけに、全国の学校で講演会ができたらいいなと思っています。2024年も同世代に伝える活動を続けていきます。

(野中茂壮)

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