自分の将来を自由に選択できる時代がくることを願って
応援ありがとうございます
12月1日に開始したクラウドファンディング。2日間で50%を超えるご支援を頂きました。応援メッセージを見て胸が熱くなり、勇気を頂いています。
これまで、たくさんの方にご相談をしたのですが、「やってごらん」「応援するよ!」と、いつも背中を押していただきました。たくさんの方に見守って頂いているからこそ、怖いもの知らずに挑戦できました。今は少し責任を感じて、恐ろしくなってきましたが、失敗も成功も考えずに、ただ突っ走ろうと思います。
行動力を評価してくださるコメントを見ると、とても恥ずかしいです。私は決して先頭に立つタイプではありません。
「何かを変えたいなら、まず自分が変わる」
小さい頃から、ずっと兄に言われ続けている言葉です。今回のプロジェクトも、最初は兄が先導してくれました。彼は障害があり、いつも学校での学びに苦労していました。兄は障害のために、日本の高校進学が難しい状況にありました。自分の学びはいつ途絶えてしまうのか、それを常に意識していました。
私は兄を通してたくさんのことに気付きました。どんなに苦労していても、黙っていては理解されないこと。感情をぶつければ反発されること。でもわかりやすく説明し、辛抱強く対話を続ければ、理解し支えてくれる人に出会えることも知りました。だから、私たち兄弟は「わかりやすく伝える」方法や、「見える化」する工夫を、いつも面白がって話し合っていました。学びにも遊びが必要だから「かるた」という方法を選んだのかもしれません。
自分の将来を選べること
兄は9月からオランダの大学に進学して物理学を勉強しています。コロナ禍の一人暮らしは不安だし、勉強も相当大変そうです。(広報してくれるはずだったのに、音信不通です。)でも、どんなに大変でも大丈夫です。だって兄は自分の好きな道を選択したんだから。それがどれほど大切なことなのか、いま、すごくわかります。
いま、ミャンマーの若い人々の学びが政変によって奪われていることに、何より危機感を感じています。
ミャンマーの若者が、自分の将来を自由に選択できる時代がくることを願って、私たちは活動を続けていきます。
(野中優那)