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30代に仲間入りするのが楽しみな話
20代前半の頃。「20代が人生のピークなのでは?」と思うほど、毎日全力楽しんでいた。
「20代が一番楽しい時期なんだろうな〜歳とりたくないな〜30代になるの嫌だな〜」と思っていた。
今思うとゾッとする。「まだ20代前半のくせに、なに30代の知った口叩いてんだ!なんだ、お前!」って(笑)
だけど、今はそうは思っていない。むしろ、30代に仲間入りするのが楽しみでいる。今日は、自分の気持ちがなぜ変化したのかを綴っていこう。
沖縄県の座間味島に住んでいた頃の話。
座間味島は横の繋がりも縦の繋がりも強い土地だった。そのため、幅広い年齢の方と親交を深めることができた。
同世代の友達も多かったけど、先輩世代とも仲良くさせてもらっていた。どの年代の先輩も、正直そのへんの20代よりもエネルギッシュでパワフルだった。
みんな瞳が輝いていた。
それが気になり、ある日仲良しの先輩(30代)に質問した。
自分「20代と30代どっちが楽しいですか?」
先輩『20代もフレッシュで楽しかった。だけど30代がっていうか、今が一番楽しい。』
結局、年齢って関係ないのかも。
“20代が一番楽しい” と言う人は若さが重要だと思っていて、30代以降に楽しむことをリタイアしてしまった人なのかもしれない。
“30代以降も楽しい” と言える人は年齢関係なく、今を一番に楽しんで生きている人なんだと思う。
自分は大好きで尊敬する先輩たちみたいに、後者の道を進みたい。
「昔は楽しかった」じゃなくて「昔も楽しかったけど今はもっと楽しい」と言いたいし、「老けた」じゃなくて「貫禄が出てきた」と言いたい。
過去も愛して、今をもっと愛する。そして未来をもっともっと愛する準備をする。
そういう歳の重ね方をしていきたい。