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さくらももこ展に行ってきた話
自分は元々さくらももこファンというワケではない。『ちびまる子ちゃん』はアニメで観ていたけど、『コジコジ』の本を読んで先月ファンになったばかりのド新規。
別の記事でお伝えしたけど『コジコジ』の哲学感が大好きで、アニメにどっぷりハマっている。
そんな中、タイミング良く名古屋で『さくらももこ展』が開催されるということで、仲良しのお友達と松坂屋美術館へ行ってきた。
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展示では、彼女の初期の漫画やイラスト、エッセイの原稿など、さくらももこさんの多彩な才能を感じさせる作品がたくさん並んでいた。特に印象に残ったのは、彼女のユーモアと温かみが詰まったエッセイの展示。さくらももこさんらしい独特の視点と軽妙な語り口で、とても楽しかった。
展覧会に行く前に、さくらももこさんのエッセイを一冊読んでおこうと思っていたけど、結局『もものかんづめ』を前日に購入し、一話しか読まなかった。ソナーポケットと同じくらい後悔したけど、それでも展覧会に行ったことで、さくらももこさんのエッセイに対する興味がますます湧いた。
展覧会後、さくらももこさんのエッセイをもっと読みたくなり、今は“さくらももこのエッセイ爆読みモード”に突入している。最近は自己啓発本ばかり読んでいたけど、彼女のエッセイは人を幸せにする文章で、読むたびに心が温まる。文章でこんなにユーモアを感じたのは初めてかもしれない。
方向性は違うかもしれないけど、さくらももこさんのように人を幸せにする文章を書けるように腕を磨いていきたいと思う。今日、さくらももこさんが憧れの人に仲間入りした。
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この展覧会は、さくらももこさんの人生を覗き見るような感覚を与えてくれた。彼女のエッセイや絵からは、純粋な感性と深い思いが伝わってくる。作品すべてに「生」を感じるんだよね。気持ちや魂が載っているような。
今回の展覧会で感じたのは、彼女の作品の素晴らしさだけでなく、その人間らしさ。こんなに心を浸せる展覧会は久しぶりで、感動冷めやらぬうちに記事にしたくて、急いで書いた。アートに触れることの大切さを改めて実感した日だった。好きな作品と触れ合ったり、新たな発見をしたり、心トキメク時間をこれからもたくさん作っていきたい。
「どんな状況でも楽しむことが人生を有意義に過ごすコツさ」
この言葉のように、どんな時でも楽しみを見つけて生きていこうと思う。