ファミコンミニで遊んだら驚きの結果に

ファミコンミニには30タイトルのソフトが内蔵されているので、それを買ったとき私は、これでしばらくは退屈しないぞ、と思った。

でも、いざ電源を入れてファミコンソフトを何個かやってみると、あ、これをぜんぶ一気にやるのはきついだろうな、と思わざるを得なかった。もちろん各ゲームはおもしろい。しかし私はいつのまにか3Dの画面に慣れていたらしく、横スクロールのゲームを始めるたび、右に進むのかよと思ってしまう。このソフトも右に進むのかよ、これもかよ、と、新しいソフトを始めるたびに同じことを。

あるときメトロイドを始めたら、序盤で進めなくなった。進行方向に狭い隙間があるが、そこに入ることができないのだ。主人公のサムスは丸くなれる、それを私は知識として持っている。しかしどのボタンを触っても、私の操るサムスは丸くなれなかった。ずっと立っており、隙間を通過できず進めない。

邪道だが、ネットに助けを求めた。丸くなるにはアイテムが必要だと解った。そんなアイテムはなかった気がする、と思いながら読み進めると、「アイテムは、スタート地点から左に進むとある」

左に進む必要もあった。ファミコンは奥深い。

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屋根裏のトコノマ
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