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すとぷり1st EP発売! ところで「EP」って何ですか?
2022年7月24日のすとぷり公式生放送にて、
すとぷり1stEP「Are You Ready?」が
2022年8月1日に配信限定で発売されることが
発表されました。
【🍓すとぷりからお知らせ🍓】
— すとぷり【公式】 (@StPri_info) July 24, 2022
🍓2022年8月1日(月)リリース!✨
🍓配信限定1stEP!🍓
✨『Are You Ready?』のリリースが決定しました!!!✨
🍓2022年8月1日(月)0時から
こちらの各配信サイトでお聴きいただけます!✨https://t.co/ryWRJJl27U
🍓詳細は画像を要チェック!✨
🍓お楽しみにー! pic.twitter.com/0V8m2qkkxk
今年の春以降に発表してきた
「シルベボシ」「Strawberry Smile Magic」
「Strawberry Kiss」の他、新曲を含めた全8曲が
収録されています。
YouTubeすとぷりちゃんねるには収録全曲の一部を
繋げた(クロスフェード)動画も投稿されました。
カッコいい曲や楽しい曲、エモい曲など豊富な
ラインアップで、期待が高まりますね。
ところで、この告知を聞いて改めて思ったのが
「EP」って何ですか?ということです。
そもそも「EP」とは?
EPと聞いて、昭和生まれの私がまず思ったのは、
アナログレコードのシングル盤に確かEPと書かれ
ていたな、ということです。Wikipediaを見たら
「日本ではシングルレコードのことをEP盤と
呼ぶことがある」と書かれていました。
しかしEP(Extended Play)とは収録時間が
LP(フルアルバム)よりは短いが、シングルよりは
長いという意味で、英語圏ではあくまでEPは
「シングルより長いもの」をさしているそうです。
そして、今使われている「EP」という言葉も確かに
レコード時代に由来するもののようです。
実は定義は曖昧。
今回は音楽ナタリーの記事が分かりやすかった
ので参考にさせてもらいました。
この記事によると「EP」という形態は「具体的に
定義づけができていない」のだそうです。
そのため、記事ではレーベルのスタッフを中心に
アンケートをとり、それぞれの定義を回答して
もらっていました。
まずあったのが
「シングル以上アルバム未満のものを
EPと呼ぶような気がしている」という回答。
一瞬「なるほど」と納得しそうになりましたが、
アルバム未満のものとしてはミニアルバムという
形態もあり、この定義だけでは曖昧です。
そこで、収録時間の長さの違いで
「シングル以上アルバム未満で
総尺が30分未満がEP、
30分を超えるものがミニアルバムと称して
いるものが多い」と分けたり、
また、収録曲数によって
「シングルは3曲まで、
EPは4〜6曲、アルバムは7曲以上」
と分けているという回答もありました。
でも。30分を超えたり7曲以上あっても
EPと称しているものもありますよね。
(すとぷりの新譜EPも8曲収録)
やはり曖昧です。
となると、EPはミニアルバムの言い換えと
いう考え方もあるようで、
「もともとミニアルバムと言っていたものが
今はEPというのが主流になった」
「作品全体でコンセプトがある場合はミニアルバムで、
ただ曲を並べている場合はEP」
「アーティストによってEPと
言ったりミニアルバムと言ったりしている」
さらには
「EPの方がカッコよくて、
ミニアルバムだと古臭い感じがする」とまで。
もはやノリというか雰囲気、響きの域です。
Apple Musicのガイドライン
記事ではApple Musicのガイドラインを挙げ
ストリーミングサービスが主流となった今、
レーベルがガイドラインを意識して納品するので
よく言われるようになったという見方も
紹介しています。
でも、実態としてはそのガイドラインも
アーティスト側の希望で変更されているケースも
あるようなので、このガイドラインが定義とも
言えないですね。
また、EPは必ずしもCDとして発売しないものを
指すのではなく、CD盤が発売されている作品でも「EP」としているものがあります。
すとぷりの今回のEP発売にあたり、
「配信限定だからEPって言うのかな?」という
コメントもちらほら見かけたのですが、
そういうことではなさそうです。
この音楽ナタリーの記事は、
後半でレコードプレスメーカーである
東洋化成のカッティングエンジニアの方の
インタビューも掲載されており、よりEPの由来に
ついて知りたい方は読んでみると面白いと思います。
戦略的なEPの多用
EPという形態はその定義は曖昧でも、
ストリーミングサービスの利用拡大とともに多用
されるようになってきたのは間違いないようです。
Wikipediaでは、
アーティストがストリーミングサービスにおいて
高い収益を得るためにはファンとの継続的な
エンゲージメントを作ることが必要で、
より短い間隔で作品をリリースするために
EPをフルアルバムと分けてリリースすことが
アーティスト側の戦略の一つとなっている、というSptifyの CEOの発言が引用されていました。
と、よく分からなかった「EP」について調べて
みましたが、結論としては、やっぱりよく
わからない、というものでした…。
今回のすとぷりの新譜がなぜ「EP」という形態に
なったのかはわかりません。
でも、春から急遽5人体制になり、それまで進んで
いたプロジェクトを仕切り直したことも
あったと思います。その中でより早く多くの人に
届けるための手段だったのではないかな?と
個人的には感じています。
いつか、すとぷりとして今回はなぜEPにしたのかを
メンバーかスタッフさんから聴いてみたいです。
これまですとぷりの発売してきたアルバム収録曲は
どの曲も素敵で、今回も早く全編を聴きたい、
MVを観たい!と思えるような曲が揃っています。
告知から発売まであっという間ですが、情報に
乗り遅れないように、楽しみに待ちたいと思います。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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