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すとぷりの地上波新冠番組は、テレビ的にアレンジされた彼らを見れる新しい挑戦!

TBSテレビで毎週火曜日深夜23:58から放送して
いるすとぷりの新冠番組「全力挑戦!すとぷりno
りみっとー苺学園放送部ー」
。今回はこの番組に
ついて綴っていきます。

この番組は、すとぷりがかつては人気クラブ
だったが最近輝きを失いつつある「苺学園
放送部」の部員となり、部を盛り上げるために
さまざまな企画に”全力挑戦”するというもの
です。放送部の顧問を務める”熱血ボスうさ”なる
キャラクターも登場します(番組HPより)。

すとぷりは2023年にもテレビ東京で「すとぷり
のHERE!WE!GO!!」「すとぷりくえす
とっ」という冠番組を放送していました。
これらの番組については過去の記事でも触れた
通り「すとぷりの本来の楽しさをそのままテレビ
で見せてくれている番組」でした。

今回の「すとぷりnoりみっと」は、彼らの良さを
もっとテレビ的に味付けして表現してくれて
いる」という番組だと感じています。

番組全体のテンポの良さ

まず番組を見ていて感じたのは、すごくテンポが
いい!ということでした。
番組開始当初は、そもそもすとぷりを知らない
人のためにボスうさがリサーチしてきたという
噂話をもとにメンバーを紹介していく場面があり
ました。でも、それを6人分全てを初回に放送
するのではなく、2人ずつに分けて放送。
おそらく収録は同じ日に撮ったと思われるVTRを
細切れに編集して別の回に挿入していました。
挨拶や自己紹介などは最小限にして、とにかく
本題の企画をどんどん進行していく、という
構成になっています。

そして、その紹介部分を全員のメンバー分放送
した後の回からは、メンバーの紹介テロップに
二つ名を付けるようになり、後から見た人でも
メンバーのキャラクターをつかみやすいように
フォローしています。

番組中で使われているメンバーの二つ名
「ハラグロ努力家」るぅと
「泥臭王子様」さとみ
「イケボのエンターテイナー」ジェル
「いじられがちなまとめ役」ななもり。
「皆の弟」莉犬
「無邪気なムードメーカー」ころん

番組表を見ると、この番組は30分番組ですが、
本編の時間をTVerで確認すると約20分。昨年
テレビ東京で放送していた番組は24分から25分
でしたから大きな差です。しかも、今回の枠は、
時間帯の後半へ行くほどCMが畳みかけるように
増えていく編成。いかに前半部分で視聴者を
引き付けて最後まで見てもらうか、ということを
重視した番組構成にしているのかなと見ていて
感じました。

今回の番組について、すとぷりのリーダーの
ななもり。さんは個人配信の中でこのように
話しています。

テレビってすごいな。
TBSも制作会社のディレクターもスゴイ。
順番通りじゃなくて後半に話していたものが冒頭に来ていたり。
企画制作編集の格が違うな。
本気でプロが作ると違うんだな。
テレ東の時は(企画や編集に)STPRも関わっていたが、今回はTBSに預けていて座組みが違う。

ななもり。さんはテレ東の冠番組に引き続き、
企画・制作総指揮としてクレジットされては
いますが、編集はテレビ局や制作会社にお任せ
し、今回は出演者という役割に重きを置いた
スタンスのようで、改めてテレビマンたちの
大胆な演出手法に驚いているようでした。

テレビならではの「わからなさ」もアリ

これまで1,2回は「Nスタナレーター
オーディションに挑戦」3,4回は「52枚の
トランプ記憶に挑戦」という企画が放送され
ました。
ナレーターオーディションは「早口言葉」
「アテレコ」「ものまね」に挑戦し、一番
ポイントの高かったメンバーがTBS夕方の情報
番組Nスタ内で放送するVTRのナレーションを
読むことができるというものでした。

この挑戦は莉犬くんが出演権をゲットしたの
ですが、最後にポイントを取った莉犬くんの
決め手がものまねそのものというより咄嗟に
出た言葉のチョイスのおもしろさでした。
そして、トランプ記憶の企画では、プロの記憶
術を習う前は一番記憶力が高かったはずのジェル
くんが、記憶術を習ったら記憶できたトランプの
枚数が減ってしまって罰ゲームをくらうことに
なってしまいました。

これがYouTube動画だったりすると、リアルさを
重視して、求められているものや本質に沿う
勝敗や結果になると思います。それでないと炎上
したりやらせだなんだと言われかねません。でも
テレビはお構いなしで、番組の進行重視で結論を
持ってきて、それを通じさせる力がありました。
それは良し悪しというものでもなく、テレビとは
そういうものだということです。

そして、結果、莉犬くんのナレーションは
とっても上手でかわいくて大成功でしたし、
ジェルくんの罰ゲームのオニヤンマのモノマネも
ジェルくん史上最も微妙なモノマネとして(?)
忘れられないものになりました(笑)から番組と
しては成立していて、大成功なわけです。

多少視聴者には「わからなさ」はあったとしても
それも含めて面白くエンターテイメントとして
成立させるテレビという世界を見せつけられて
いる気がしました。

愛あるスタッフさんの支え

第2回で放送された即興モノマネ披露の時は、
普段の公式放送での彼らを見ているような、
自由奔放でカオスな即興劇が繰り広げられ
ました。この面白さこそすとぷりだと我々
リスナーは大いに楽しんで見ていたのですが、

番組スタッフさんがXに

この即興劇を地上波で放送する我々番組スタッフの勇気。

と投稿していて、彼らのしていたことは到底
地上波では耐えられない内容という判断だった
のだと(泣)いうことがわかりました。

まあ、だからこそ彼ららしいし、そこが大好きな
ポイントでもあるわけですが。
ただ、勇気をもって尺を割いて放送してくれた
ということは、そこに彼らの良さだったり、
リスナーの求めている彼らの姿があると理解して
くれたからで、しっかりと魅力をとらえて
くださっているスタッフさんの手にゆだねられて
いるというのが分かって安心しました。

ななもり。さんに関しては即興モノマネをして
いるシーンの放送が無かったのですが、後日
個人放送では

ものまねは全員やってた。放送されていない、いろんな組み合わせでもやってた。さとみくんのアーニャの真似もいろいろやった末のアーニャだった。
めっちゃカットされてた。
体感30分くらいやっていたものが1分半くらいになっててビビった。

と話してくれました。
さすがに30分は長かったなと思いますが、
その中で厳選されたのがあのモノマネだったの
だと思うと、スタッフさんの編集センスはなか
なかリスナーの好みを抑えているなと感心
しました(謎の上から目線)。

先ほどXを紹介したスタッフさんは先日の莉犬
くん、ころんくんの誕生日にはお祝いのケーキを
食べる様子のポストもされていて、メンバーの
ことを応援して好きでいてくれているというのも
分かって嬉しかったです。

また、公式SNSでは「放課後トーク」として
ゆったりまったりした普段の6人の和やかな
トーク動画を投稿してくれたりと、リスナーの
好きなすとぷりをとっても大事にしてくれて
いるのも伝わります。

きっとTBSですとぷりの冠番組を放送する、
というのは局の中でも今までにない取り組みで
ご苦労もあるかと思うのですが、素敵な番組を
届けようとしてくれる姿勢を視聴者として応援
したいです。

最後にTBSさんに要望

放送局はTBSですが関東ローカル。しっかりと
放送地域に住んでいる自分の幸運を享受して
リアルタイム視聴を心掛けたいところですが、
平日の深夜1:00前からの放送枠はやっぱり見る
のが大変です。
できればもっと見やすい時間帯への枠移動をご
検討くださると嬉しいです。
でもきっとそうした枠移動や放送地域の拡大は
今放送されている番組が盛り上がってたくさんの
人に見られる実績や声がないと実現しないこと
だとも思っています。

前述したように、限られた時間枠でスタッフさん
たちが最大限に面白くわかりやすく番組制作し、
出演するメンバーたちも全力で取り組んでいる
この番組。それでもきっと視聴しているリスナー
には、普段のすとぷりの動画や過去の冠番組とも
比較しつつ、もっとこういう番組だったら面白い
のに、と思っている人もいるかもしれません。
でも、それを実現するには番組としてもっと成長
しないとできないこともたくさんあって、まずは
元からすとぷりを応援している私たちリスナー
が、より素敵な番組になっていくように声を上げ
ていく必要があるのかなと思います。

まだまだ、この番組は始まったばかりです。
完成形ではありません。

すとぷりのおしゃべりや歌と共に過ごして
いると、とっても楽しいです。メンバー1人1人
個性と魅力があって、知れば知るほど感心
したり、驚いたり、発見がたくさんあります。
そんな毎日をもっと多くの人に知ってもらいたい
から、この番組がもっと広まってパワーアップ
していってほしいと願っています。

メンバーの頑張りを全力応援!

今回の新しい冠番組の開始にあたっては、去年
放送していたテレビ東京の冠番組での経験からの
つながりがあると思います。
当時出演者として頑張っていた4人も、スタッフ
として支えていたななもり。さんの頑張り、
応援していたジェルくんも、今回満を持しての
登場に張り切って飛ばしまくっています。

前回が日曜朝の放送枠だったことから、今回の
深夜枠を「後退した」と見る向きもありますが、
私はそうは思いません。

すとぷりをテレビの世界で魅力を最大限に発揮
していくための方法を知り尽くしたスタッフさん
によって、どうこれから発展していくのか、
これから先の展開がいろんな方面に膨らむという
こと、そんなステージに立てたということは、
間違いなくすとぷり史上初の挑戦です!

結成8周年を迎えたすとぷりの特設サイトには
このようなメッセージがありました。

毎年毎年、初めてのことに挑戦できるのは
いつも声をあげて応援してくれる
君がいてくれるから。

初めてのことに
挑戦することへの勇気をくれるのは
いつも君です。

この冠番組も挑戦の一つ。
メンバーたちが勇気を持って「全力挑戦」できる
ように、私もリスナーとして「全力応援」して
いきます!

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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