これから観光再開のアジアだけどまだまだ行きにくい理由
コロナになってからもずーっと、「海外行きたい。」「どっか行けるところはないの?」って検索したり、状況が変わってないかニュースを読んだりしています。
最近の僕の中では『海外=アジア』になってるのでアジアの中でですが。
そんな中、タイでは7月よりプーケット・サンドボックスやサムイ・プラスといった外国人観光客受け入れ再開プログラムを始めて、観光を再開しています。
それに続くようにベトナムやマレーシアなども外国人を対象とした観光再開のアナウンスしたり、台湾やシンガポールなどもトラベルバブルを締結したりしていました。
こういった動きを聞いてると、アジアの国ってけっこう旅できる国あるんじゃないの?って思って、今旅できる国を調べだしたんですよね。
そしたら、驚きの結果。
東アジア、東南アジアで現在観光目的で入国できるのは2か国。17か国調べてたったの2か国でした。
現状、観光目的で入国出来るのは香港とタイだけ。
意外と少ないなっていうのが率直な感想です。
これから観光を再開する国が増えてくる
タイ
タイは現在プーケットとサムイエリアで外国人観光客を受け入れていますが、さらに10月から来年1月以降にかけて4段階に分けてワクチン接種済みの外国人観光客受け入れの再開をしていくと観光庁から発表がありました。
来月にはバンコク、チェンマイ、パタヤなども外国人観光客に解放される計画です。
タイ2021年10~2022年1月の外国人観光客受け入れ計画を解説
10/12 追記
10月11日に、低リスク国10か国からのワクチン接種完了した者を11
月から隔離無しで受け入れることを発表がありました。
空港到着時にPCR検査の陰性証明書を提示し、さらにもう一度検査することになるようです。
低リスク国10か国に日本が含まれるかどうかは現在不明です。
BBC - タイ、「低リスク」10カ国からの入国者は隔離免除 11月から
ベトナム
ベトナムでは11月にリゾート地のフーコック島がまずワクチン接種済みの外国人観光客の受け入れを再開することになっています。
続いて12月からは承認した国からの観光客に対して、ハロン湾、ダラット、ニャチャンで観光再開する計画になっています。
そして計画では来年の2022年6月にベトナム全国で外国人観光客受け入れ再開となっています。
REUTER – ベトナム、ワクチン接種の観光客受け入れ拡大へ 12月から
韓国
韓国観光公社の東京支社長が2021年下半期を目途に日韓でトラベルバブルを締結したい考えを3月に示していました。
インドネシア
バリ島で10月14日から外国人観光客受け入れ再開すると発言がありました。
10月14日からバリ島への国際線の発着が認められましたが、当面はビジネスなどの利用客のみとなるという報道もあり、少し不正確です。
到着後は5日間の隔離期間があります。
REUTER – インドネシアのバリ島、日本などからの観光客受け入れ14日再開
フィリピン
9月16日に『MORE FUN AWAITS IN THE PHILIPPINES』(もっと楽しいことがフィリピンで待っている)という国際的な観光観光キャンペーンを開始しました。
MORE FUN AWAITS IN THE PHILIPPINES
マレーシア
外国人観光客受け入れ再開までの4段階の道筋の発表が7月22日にありました。
今は一部の国内旅行のみが許可されている状況です。
シンガポール
10月19日より、カナダ、イギリス、スペイン、イタリア、オランダ、デンマークからのワクチン接種済みの旅行者をワクチントラベルレーンという制度で受け入れることが発表されました。
11月15日からは韓国からのワクチン接種済みの旅行者も受け入れることが発表されています。
これでワクチントラベルレーンという制度で観光客を受け入れるのは、すでに受け入れが開始されているドイツ、ブルネイ、と併せて9か国になりました。
また台湾、香港、マカオ、中国からの旅行者についてはワクチンの接種を問わず隔離無しで受け入れています。
将来、日本の感染者が減少すれば日本もこの枠組みに入る可能性が無いわけではないと思われます。
Vaccinated Travel Pass (VTP) Application
香港
公式な発表はないですが、テレビやネットで観光のキャンペーンはよくやってますね。
観光が再開されてもまだ行くのは難しい
実際観光が再開されても行くのは難しいなと個人的には考えています。
まず一つは海外で新型コロナを発症した時の対処です。
発症した時に現地の医療が逼迫していれば入院して治療を受けることが困難になります。
そして帰国便もキャンセルで、帰国後の日本での予定も全てダメになりますし。
万が一コロナを発症した場合の治療費が厳しい
あとは、僕のお金がないのが理由ですが、現地での治療費がきついなと思いました。
もちろん海外旅行保険は入ってからになりますが、現在コロナ禍でキャッシュレス治療サービス(保険会社が病院へ治療費を直接払ってくれる仕組み)が使えない場合があると保険会社のWEBサイトには書かれています。
この場合は自分が一旦治療費を立て替えておいて帰国後に請求するという形になります。
治療費はどういう治療を受けるか症状などによっても変わってきますが、タイで2週間の入院で20万~40万バーツ(約66万~132万円)ということです。場合によっては1000万円くらいかかる場合もあるようです。
こんな大金とてもじゃないですが立て替えられません。カードの上限超えてますよ…。
実際タイのプーケット・サンドボックスを利用して入国する場合には10万USドル(約1100万円)の保険が義務付けられています。
帰国時の自主隔離が必要になる
日本へ帰国後に自主隔離が必要になるのもネックですね。
期間は自主隔離10日目以降に自主検査して陰性証明書を入国者健康確認センターに提出すれば短縮はできますが、検査結果を提出しない場合は14日間です。
早く自由に海外旅行できる世の中に戻ってほしい
早く自由に海外旅行が出来るようになってほしいですね。
楽しみにしています。
東アジア、東南アジアの現在の外国人観光客受け入れ状況と、今分かっているこれからの外国人観光客受け入れ再開の予定や計画をブログにまとめてあります。
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