トレードbot稼働のためのVPS性能測定

更新:2019年02月08日

unixbenchのダウンロードURLを変更

wget https://storage.googleapis.com/google-code-archive-downloads/v2/code.google.com/byte-unixbench/UnixBench5.1.3.tgz

ベアボーンPCを組んでみた。Windows10のvmwareで稼働、ubuntu16.04 、CPUはi3-8100を2コア割合、ストレージはSSHDなので遅い。

スコア:3698.8


アリーナだとweb API Falconのbotが動かない。ポートを開けてるつもりなのになぜか開いてない状態で設定がよくわからない。時間をかけるのももったいないのでさくらVPSのお試し2週間を開始しました。

借りたVPSのスペックは、CPU 仮想1コア、SSD 20GB、メモリ 512MB、月額685円、初期費用 1,080円のローエンドです。アリーナに比べて、スペックはメモリ半分、費用約2倍、初期費用ありですが、体感速度は数倍速くなっています。
早速UnixBenchを取ってみました。OSはcentOSではなくubuntu16にしてみました。

結果は System Benchmarks Index Score 1199 でした。アリーナの5割増しの性能でした。定番ツールのダウンロード速度がやたら速くて驚きました。比較サイトの数字に比べるとだいぶ遅いです。契約したのは大阪リージョンでしたが、リージョンによる差はあるのでしょうか?


更新:2018年10月20日

グーグルGCEの無料期間がまもなく終わるので国内設置分のVPSの有料リプレース先を探してみました。主たる用途はWebAPIなのでリソースは最低限でOKです。重視するのは1に回線品質、2にCPU性能です。この基準だと月額300円から800円あたりが売れ筋ゾーン。今回はWebArenaを選んでみました。OSがubuntuからcentOS6になってしまいますが、たいしたことはしないので問題ないでしょう。

借りたVPSのスペックは、CPU 仮想1コア、SSD 20GB、メモリ 1GB、月額360円税別の激安ローエンドです。
早速UnixBenchを取ってみました。バージョンは同じです。

参考サイト:CentOS6環境でのUnixBenchの使い方

UnixBenchの実行結果はこちら。

結果は
System Benchmarks Index Score 787 でした。

参考値
GCEアメリカ f1-microが261、料金はAlways Free
GCEロンドン n1-standard-1が987、料金はカスタム設定で月額23USD位

f1-microの3倍速くて、n1-standard-1の2割落ちの遅さ

ベンチマーク性能がいいのは比較サイトによるとサクラVPSで1799でトップ
サクラ基準だと56%落ちなので半分未満、値段も約半分だからね

さくらVPS 月685円、初期費用1080円、試用2週間
CPU仮想1コア、SSD 20GB、メモリ512MB、スコア1799

WebArena VPS 月388円、初期費用なし、試用なし
CPU仮想1コア、SSD 20GB、メモリ1GB、スコア787

使ってみて遅いなと思ったら、さくらに乗り換えることにします。

税別月360円で自宅で動かせる鯖となると1Kw22円で計算して消費電力23W程度までです、最新のNUCならこの範囲で収まりそうですがデスクトップパソコン用CPUだとセレロンでも厳しいですね。


以下、最初の投稿記事2018年6月です。

無料枠が300ドル使えるグーグルVPSで測定してみました。
比較対象はラズパイです。
日頃のログ取りbotはラズパイ互換機でずーーと動かしており
落ちることもなく24時間ノンストップで動いてくれています。

同じOSと測定ツールで測ってみました。

GCEグーグルVPSのCPU性能測定 2018年06月10日計測

ubuntu16.04
UnixBench5.1.3

ストレージはHDDを選択しています。

リージョン:ロンドン、europe-west2-c

ハード構成:1CPU,memory1GB:
System Benchmarks Index Score 987.9
ラズパイ3のシングルコア性能の約3.26倍

ハード構成:共有1vCPU,memory600MB: f1-micro
System Benchmarks Index Score 261.4
約4分の1、1CPU占有の26%の性能
ラズパイ3のシングルコア性能よりやや劣る


参考データその1
自宅設置シングルボード:nano-Pi(ラズパイ2互換機)
ハード構成:4core,memory1GB
1コア、System Benchmarks Index Score 168.6
4コア、System Benchmarks Index Score 465.9

結論は、
・ログ取りbotなら、自宅ラズパイ3でもf1-microでも大差なし、同時にいくつも動かすならコア数多いラズパイ3互換機のほうがいいかもしれない。
・あらかじめ指し値注文いれるbotなら、f1-microで取引所サーバーに近い場所に置くのがよさげ。
・成り行き注文主体の高速処理を期待するなら、1CPU占有使用できるVPSで1個か2個のbotを動かすほうがよさげ。

参考データその2
ラズパイ3のシングルコアで303
ラズパイ2のシングルコアで171

http://image.itmedia.co.jp/l/im/mn/articles/1604/05/l_hi_rp3_06.jpg

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