【原稿】日本の幸福度を世界一にするために【女性の権利について】
女性が働いている割合、約8割。
街でベビーカーを押している人、半数は男性。
デンマークの実状である。
日本ではどうしても、生物的に、肉体的に女性として生まれた場合、男性として生まれた場合よりも「諦めなければならない」機会が多い。
私は日本で子どもは産めない。
理由はいろいろあるけれど、一つは、確実に私が私の人生を生きることを一旦諦めなくてはならないから。日本で子どもを産む場合、自己実現の継続を応援されるサポートは十分にはない。
もう一つは経済的な理由。私の収入では、子どもは育てられない。デンマークでの子育ての補助ほど、国全体が子育てを応援してくれるなら、私がやりたいことを持続しながらでも家族のことを考えられると思う。でも、日本で子どもを産むならば、いろいろ諦めなければならない。これは、日本にいると「当たり前」のことのようになっているけど、ちゃんと権利侵害だ。
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